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IFAになるには?必要な資格とスキルとは?

この記事で解決できるお悩み

✔︎ IFAになるための方法
✔︎ IFA になるために取得必須な資格
✔︎ その他必要なスキルや知識

金融機関から独立をした立場で金融のアドバイスを行うことができる「IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)」が急増している。しかし、実際にIFAとして働くにはどうしたら良いのかお悩みの方も多いかもしれない。

すでに存在しているIFA法人に登録をすべきか、それとも自身で独立起業をするべきなのか?そもそもIFAとして働くために必要な資格やスキルは何か?
本記事では、そんな疑問を持っている方々向けにIFAになるために必要な資格やスキルについて解説していく。

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目次

IFAになる2つの方法

そもそもIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)になるには、どんな方法があるのか。
下記2つの方法があるが、結論としては前者の金融商品仲介業者に所属し外務員登録をすることが一般的である。

IFAになる方法

既に金融商品仲介業者であるIFA法人に所属して、証券外務員として登録
財務局への届出と、外務員の登録をすることで、金融商品仲介業を新たに設立

IFA法人(金融商品仲介業者)に所属する

IFAになるために最もベーシックでほとんどの人がIFA法人に所属する方法をとっている。
理由は、2つ目の独立起業にはいくつものハードルが存在し、すぐにIFA活動を始めることが難しいからだ。

日本証券業協会が発表している統計によると、現在国内でIFAとして登録している外務員数は5,558名、一方IFA法人は642社となっている。(2022年6月末時点)

登録方法としては、IFA法人が契約している代表の証券会社を通して保有している証券外務員資格を内閣総理大臣に登録することになる。なお、登録の手続きについては所属するIFA法人が行う。

IFA法人(金融商品仲介業者)を設立する

IFA法人を設立し、財務局の許可、内閣総理大臣の登録を受けてIFAとして働くことも可能だ。

しかし、初めから法人の設立をすることはハードルが高い。なぜなら法人設立から免許の取得までに厳しい審査を乗り越える必要がありすぐにIFA活動を行うことができないからだ。

最近はエリアや代表証券会社によっても異なるが、免許の取得までに最短でも1年程度を要すると言われている。起業する場合は一度すでに金融商品仲介業者であるIFA法人に所属をし、IFA活動と並行して法人設立から免許の取得を行うことが一般的となっている。

IFA法人の設立を前提とした所属を認めていないIFA法人もあるので、注意が必要だ。

IFAに必要な資格とは

IFAになるには?必要な資格とスキルとは? IFA転職コラム

証券外務員試験に合格する必要がある

IFAとして業務を行うためには「証券外務員資格」をの資格を有していればなることができる。
なお、既に証券会社や銀行での業務経験があり、資格を取得済みの場合は、転職後も資格を活用できる。

この資格は、IFA法人と提携をしている証券会社を通じて内閣総理大臣の「登録」を受ける必要がある。
この資格試験は、証券会社及び登録金融機関により設立された自主規制機関である日本証券業協会が主催している。

ただし、IFA法人に転職した際には、新たに所属法人から外務員登録を行い、180日以内に資格更新研修を受講する必要があるので注意が必要だ。

保有していると良い資格

「証券外務員資格」の取得が必須であることがわかったが、それ以外にIFA業務を行う上で保有していると業務上で活用できる資格は以下の2つだ。

生命保険募集人資格

多くのIFA法人が金融商品仲介業と同時に、生命保険の代理店としての募集業務を行っている。
生命保険の募集人資格とは、生命保険の募集(つまり保険の営業)をするために必須の資格になる。

なお、生命保険には定額保険と変額保険があるが、「一般課程試験」に合格しただけでは変額保険を販売することはできない。変額保険の販売資格を得るには「変額保険販売資格試験」に合格する必要がある。この「変額保険販売資格試験」を受験するには、「一般課程試験」に合格し生命保険募集人として登録されたのちに、「専門課程試験」にも合格していることが要件となっている。

重要な点としては、生命保険募集人資格は証券外務員資格とは異なり、既に証券会社や銀行、保険会社で取得と登録が済んでいたとしても引き継ぐことができないため注意が必要だ。

IFAとして保険の募集人登録をする場合は、再度上記試験の合格と登録をする必要がある。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーとは非常に幅広い呼称だが、一般的には、日本FP協会のFP技能士試験、もしくは一般社団法人 金融財政事情研究会のFP技能検定を合格した人のことを指す。AFPやCFPに登録することで、ファイナンシャルプランナーとしての肩書を取得できる。実際のファイナンシャルプランニング業務自体は、資格や経験がなくても実施が可能だ。

ファイナンシャルプランナーの資格を取得することは、資格試験のために幅広い知識を身に着けることにつながり、業務にも活用できるだろう。

その他、証券アナリスト(CMA)宅地建物取引士簿記などIFAになるために保有しておいた方が良い資格はいくつもあるが、いずれもIFAになるために必須の資格ではない。

顧客に対する信頼度向上や自身の金融知識の向上に役立つ資格ではあるため保有しておくと良いだろう。

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IFAに必要なスキルや知識

IFAになるには?必要な資格とスキルとは? IFA転職コラム

実際に成功しているIFAに共通する知識やスキルを分析すると、主に以下の2点が挙げられる。

金融経済・資産運用の知識

顧客の大事な資産に対してアドバイスを行うIFAとして働くためには幅広い「金融経済」並びに「資産運用」の知識が必要となるだろう。

金融経済の知識は、世界情勢や各国全体の経済活動について分析する「マクロ経済」、企業や産業に関する経済活動を分析する「ミクロ経済」など幅広く網羅的な知識が必要になる。

資産運用の知識は、求めるあらゆるニーズに対応するためには、資産運用に関する知識を身に付けなればならない。資産運用においては、市場動向は日々刻々と変わり、新しい金融商品も次々に出てくるため、常に情報をアップデートする必要がある。常にアンテナを張って情報を追いかけるためには、資産運用の知識が必須と言えるだろう。

近年、インターネットとSNSの普及を皮切りに投資家が経済や資産運用の情報に触れることが多くなっているため、税制や法律への知識が必要になってきている。具体的には相続・事業承継にかかる税金の制度や法律知識、資産全体へのバランスシートアプローチなど多岐に渡る。

投資家のニーズに応えられるよう金融経済と資産運用の知識を中心に幅広い知識が求められる。

顧客との信頼関係構築能力

IFAとして働くためには「顧客との信頼関係構築能力」が必要だろう。具体的にいうと、新規開拓能力と既存の顧客に対するフォローや提案の能力に分けられる。

IFA業界は雇用形態によっても異なるが、一般的に業務委託形式のIFAとして働く場合は自分自身で顧客開拓をする必要がある。

なお、証券会社や銀行時代とは違い顧客データベースや基盤のないままの顧客開拓となるため、マーケティング方法を自身で策定していく必要がある。また、既存顧客に対するフォローや提案内容について運用のパフォーマンスはもちろんのこと長期に渡って継続的に付き合っていただくための信頼関係が必要だ。

過去に所属していた金融機関の顧客に引き続きお付き合いいただく場合もあるが、簡単ではない。
IFAは顧客との強固な信頼関係を築くための人間性や、コミュニケーション能力が必須と言えるだろう。

IFAへの道を考えてみよう

IFAとして登録方法

IFAになるための方法や必須資格、知識やスキルを述べてきたが、これまでの内容をまとめると、

IFAになるために必要なこと
  • 証券外務員資格の取得
  • 既存のIFA法人に所属をして登録
IFAになるために推奨されていること
  • 生命保険募集人やファイナンシャルプランナー資格を中心とする資格の取得
  • 金融経済、資産運用、顧客との信頼関係構築能力の取得

ということになる。つまり、IFAになるためには物理的に必要なことと必要で無いことがあると分かる。

具体的にはエージェントへの相談も

IFAになるには?必要な資格とスキルとは? IFA転職コラム

IFAになる際に、基本的にはどこかの法人に所属する形を取ることになる。
しかし、全国には約650社ものIFA法人があり、情報を取ることや比較することが難しい。

「どのぐらい収益があれば生活が安定するのか?」「皆どのようなビジネスをしているのか?」等、IFAになること自体に対する不安の声も多い。

IFAへの転職に悩んでいる方は、ぜひIFA特化型の転職エージェント「アドバイザーナビ」に相談してみて欲しい。
アドバイザーナビでは、IFAへの転職支援を専門としており、外資系プライベートバンカー、大手・中堅証券会社のリテール、銀行の資産運用担当者(FA・FP)の方まで多数の支援実績があり、業界のことを非常に熟知している。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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