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金融機関で勤務する人におすすめしたい本をジャンル別に紹介

金融機関に勤務している人は、営業などのフロント業務をはじめ、事務などのバックオフィス業務でも毎日お金と向き合う。だからこそ金融機関は、常に自分自身の知識やスキルを磨き続ける必要がある。最新の金融知識をキャッチアップし、金融機関でのキャリアを成功し続けるために読んでおきたいおすすめの本を紹介していこう。

基本となる本も紹介するので、すでに金融業界に身を投じている人にも再確認してもらいたい。

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目次

金融機関に勤務しているなら金融知識は常にアップデートさせる

金融機関に勤務している人には「金融知識」を常に吸収し続ける必要がある。特に吸収したい分野は以下の3つの分野だ。

金融史でおすすめしたい本

財務でおすすめしたい本

経理でおすすめしたい本

金融リテラシー向上のためにおすすめしたい本

金融史は自分の知識に厚みが増すし、金融システムが生まれた背景は金融マンとしては知っておきたい。また、財務や経理は企業の資金調達の方法や資金の動きを捉えるうえで必要となる。当然だが、金融リテラシーも養っておかなければならない。

最後に営業などのフロント職であれば、上記に加え営業力を高める必要がある。まずは基本となる「金融史」「財務」「経理」のおすすめ本を紹介していこう。

金融史でおすすめしたい本

金融史でおすすめしたい本は「会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ―500年の物語」だ。会計を歴史から解説しているのでバックグラウンドが分かりやすい。ストーリーで解説しているので、初学者でも頭に入りやすい内容となっている。

その他の金融史のおすすめ本としては「金融の世界史―バブルと戦争と株式市場―」も外せない。こちらの本は以下の記事で紹介しているので一緒に確認してもらいたい。

財務でおすすめしたい本

財務では企業の資金調達の手法や資金調達のメカニズムを学んでおくと良い。というのも企業が経営を成長させるためには、資金調達は何よりも大切な要素だからだ。資金調達のメカニズムや流れを知ることで、より金融の知識にも深みが増す。

おすすめの本は「金融マンのための 実践ファイナンス講座<第2版>」と「コーポレートファイナンス 戦略と実践」の2冊だ。金融マンが知っておくべき、ファイナンスの知識や実務での活用方法を記載してくれているので、学びやすい。

経理でおすすめしたい本

経理では「MBAのアカウンティングが10時間でざっと学べる」をおすすめしたい。経営視点でアカウンティングを学べたり、網羅的に学びたい人にはわかりやすく記載されている。ポイントごとに解説されているので、手軽に会計を知りたい場合にもおすすめだ。

事例ごとの決算分析を見て学びたい場合は「会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方」をおすすめする。こちらは、より企業の決算数字に踏み込んでいるので実践的な情報が記載されている。

財務がわかると企業の戦略が分析できるのでぜひ自分のスキルにしてほしいところだ。

金融リテラシー向上のためにおすすめしたい本

金融リテラシー向上には「ビジネスエリートになるための 教養としての投資」をおすすめしたい。基本的な資産形成の考え方や、日本人が投資に苦手意識を持っている理由も解説している。

本来の投資のあり方やマインド、長期投資のコツ、優良企業の見極め方を歴史的な背景や実例を交えて解説しているので、参考にしてもらいたい。

営業力を高めるためにおすすめする本

金融機関に勤務している人が営業力を高めるためにおすすめする本を紹介する。金融マンの営業は、顧客との関係性を深めながら厳しい競争を勝ち抜く必要がある。金融機関のセールスにおいて必要なスキルを高めるために、読んでおくべき本を選んだ。

私に売れないモノはない

私はどうして販売外交に成功したか

それぞれ解説していこう。

私に売れないモノはない

まず、著者の体験からセールスにおいて必要な手法やマインドが記載されている「私に売れないモノはない」をおすすめしたい。実用書にありがちな小手先だけのテクニックではなく、販売という仕事に従事するために必要な心構えが書かれている。エピソードも実体験なのでイメージしやすく、読みやすい。

自分の営業力に自信がない場合や、行き詰っていると感じている場合に参考にしたい。

私はどうして販売外交に成功したか

金融の営業マンとしてのバイブルとして「私はどうして販売外交に成功したか」もおすすめだ。保険外交員の著者がトップセールスマンになるまでの半生で培った27の原則が書かれている。営業マンとしてキャリアを重ねているビジネスマンにも有益な情報が多い。

マインドセットをするために効果的な本であることに変わりないが、実践方法まで記載されているので実行しやすい点もおすすめしたい理由だ。

金融機関の実態に即した現場ならではの本もおすすめ

金融機関で働く人にとっては、表面的な情報ではなく金融の仕事で培われた現場ならではの情報や知識も把握しておくと良い。より知識や情報に深みが増して顧客からも信頼されるからだ。

おすすめしたい本は「改訂新版 藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義」と「ゴールドマン・サックスM&A戦記 伝説のアドバイザーが見た企業再編の舞台裏」の2冊だ。現場で使える金融知識や、仕事で活かせるマインドを説明している。

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金融機関で働く人には金融の多種多様な情報や知識を吸収し続ける事が重要

金融機関で働く人に向けて読んでおくべきおすすめの本を紹介した。金融機関といっても、銀行や証券会社など勤めている場所によって求められる知識やスキルは微妙に違うかもしれない。

今回は金融機関で働いている人にとって共通して読んでおくべき本をジャンルごとに紹介した。金融機関で働く人は、毎日多額のお金を管理したり、顧客と向き合うハードな仕事だ。だからこそ金融知識を常に吸収し続けて、普段から自己研鑽をし続ける必要がある。

今回紹介した本に限らず、学ぶ姿勢を忘れずに実際の仕事やビジネスに活かしてほしい。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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