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IFAへの転職の相談先3選。転職エージェントを利用するメリットは?

近年増加しているIFAへの転職。とはいえ、まだまだ情報量も少なく、転職に不安を感じている人も多いかもしれない。IFAへの転職は転職エージェントの利用がおすすめだ。

本記事では、IFAへの転職の相談先や転職エージェント転職サイトを利用するメリットについて紹介していく。

IFAを検討する際のおすすめの転職サイト

アドバイザーナビ株式会社が運営するIFA特化の転職エージェント。野村證券出身者が立ち上げたサービスで、IFAへの転職利用満足度No.1、金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1を獲得。

会員数8万名以上、日本最大級のハイクラス転職サイト。テレビ・新聞・雑誌など多くのメディアで紹介されている。

目次

 IFAとは

まずは、IFAの概要や業界動向について押さえておこう。

IFAの特徴

IFA(Independent Financial Advisor)とは、「独立系ファイナンシャルアドバイザー」と呼ばれる金融アドバイザーだ。大きな特徴として、次のような点が挙げられる。

  • 特定の金融機関に所属していない
  • 金融商品の提案・販売を取り扱う
  • 営業ノルマがない

IFAは特定の金融機関に所属していないため、金融機関の営業方針にとらわれずに顧客の意向を優先した営業活動を行うことができる。

営業ノルマもないため、「ノルマ達成のために手数料の高い商品ばかりを販売する」という利益相反も起きにくい。

もちろん金融機関でも顧客の意向を尊重した営業活動が行われているが、企業利益を考慮する必要がある以上、完全に顧客目線になることは難しい。

その点、IFAは金融機関から独立した立場で営業活動を行うため、真に顧客目線で提案することが可能だ。

IFAは年々増加している

IFAは金融先進国の欧米では広く知られた存在であるが、日本では資産運用への意識が薄かったこともあり、それほど広がりを見せていなかった。

しかし、近年個人投資家の増加や資産運用の必要性への意識の高まりを受けて、IFAの人数も増加している。

出典:アドバイザーナビ株式会社「独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)に関する調査報告書2023」

2023年6月末には6,544人となっており、およそ右肩上がりに増加している状況だ。

今後、新NISAのスタートや金融リテラシーの高まりを受けて、「プロの意見を直接聞きたい」というIFAへのニーズは引き続き増加していくだろう。

IFAへの転職を選ぶ人の前職は?

IFAへの転職を選ぶ人は、どのような経歴を持っているのだろうか。アドバイザーナビ株式会社が実施したIFAに関する調査によると、IFAの前職の割合は下記の通りとなっている。

出典:アドバイザーナビ株式会社「独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)に関する調査報告書2023」

およそ全体の7割を証券会社出身者が占めており、その次にも銀行系や保険系の出身者が続き、金融業界からの転職が多いことが分かる。

しかし、中には少数ながら不動産会社や税理士からの転職も見られる。金融商品やマーケットに関する知識が必要となるIFAは、金融業界出身者が有利であることは間違いないが、異業種からの転職に成功している人もいる。

転職してよかった人が9割近くにのぼる

前述のアドバイザーナビの調査では、IFAへ転職した人の満足度についても調査が行われている。詳細は下記の通りだ。

出典:アドバイザーナビ株式会社「独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)に関する調査報告書2023」

「非常に満足している」と「満足している」と答えた人の業系は86%になり、9割近い人がIFAへの転職に満足している結果となった。

また、「後悔している」や「非常に後悔している」と答えた人の合計は3%であることから、IFAへの転職を後悔するのは極めて少ないケースであることが分かる。

IFAへ転職するまでの流れ

IFAへの転職は、主に次のステップに沿って進められる。

STEP
働き方を決める
STEP
IFA法人を比較する
STEP
採用試験を受ける

それぞれ流れをくわしく解説していこう。

STEP1:働き方を決める

まずは、IFAの働き方を決めるところからスタートする。IFAには「正社員型」と「業務委託型」、「ハイブリッド型」の3つの働き方があり、それぞれ報酬体系や雇用形態などが異なる。

どの働き方を選ぶかによって、その後のライフスタイルにも大きな影響を与えるため、自分に合った働き方はどれかよく考えてみよう。

なお、上記3つの働き方の違いについては、本記事内でくわしく解説しているので、そちらも併せて参考にしていただきたい。

STEP2:IFA法人を比較する

働き方が決まったら、IFA法人を複数社比較してみよう。IFA法人によってメインとなる顧客層や取扱商品、雇用形態、報酬体系などさまざまなことが異なる。

より自分の意向に合うIFA法人を見つけるためには、複数社をよく比較することが大切だ。

STEP3:採用試験を受ける

自分に合ったIFA法人が見つかったら、次は採用試験へと進む。直接、もしくは転職エージェントを通じて採用試験の受験を申し込もう。

なお、IFAとして活動するためには、「外務員」の資格が必要となる。

前職で外務員を取得している場合は、転職後も引き続き資格が有効となるため、改めて受験し直す必要はない。所属するIFA法人から再度登録すれば、再び外務員として活動することが可能だ。

異業種からの転職などで外務員資格を保有していない場合、転職後に取得する方法もあるが、面接での印象を考慮するとあらかじめ取得しておくことがおすすめだ。

外務員の合格率は、2022年度がおよそ7割程度となっているため、きちんと対策しておけばそれほど難しくはないだろう。

外務員の試験はCBT方式で通年受験することができるので、計画的に学習に取り組もう。

IFAを検討する際のおすすめの転職サイト

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IFAへ転職する際の選択肢

前述の通り、IFAには「正社員型」と「業務委託型」、「ハイブリッド型」の3つの働き方がある。この3つは収入形態やバック率、勤務の自由度などに違いがある。

また、アドバイザーナビの調査によると、現役IFAにおける正社員型と業務委託型の割合は下記の通りだ。

出典:アドバイザーナビ株式会社「独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)に関する調査報告書2023」

やや業務委託の割合が上回っているものの、その割合は拮抗している状態だ。ここからは、IFAの働き方の選択肢について紹介していこう。

正社員型

正社員型は、IFA法人に正社員として勤務する雇用形態である。報酬は固定給となっており、契約件数などに関わらず安定していることが特徴だ。

「営業成績に収入を左右されたくない」、「安定した給与を受け取りたい」という人は、正社員型が向いているといえる。

ただし、正社員型は勤務時間などが就業規則で定められているため、働き方の自由度はあまり高くない。ライフスタイルについては、証券会社で勤務している場合とそれほど大きく変わることはないだろう。

業務委託型

業務委託型はIFA法人と業務委託契約を結び、個人事業主として働く形態だ。報酬体系は完全歩合制となっており、自分の頑張りがそのまま報酬に反映されるようになっている。

そのため、実質報酬は青天井となり、会社員時代と比べて大幅な収入アップを狙える可能性もある。

また、業務委託型はIFA法人の社員ではないため、勤務時間が細かく決められていないことが特徴だ。自分で自由にスケジュールを立てられるので、働き方の自由度が高い魅力がある。

ただし、完全歩合制は収入の不安定さにもつながる。市況によっては収入が大きく減少する可能性があることを理解しておこう。

ハイブリッド型

ハイブリッド型は固定給+歩合制の報酬体系で、契約社員や正社員として雇用されるケースが多い。固定給が約束されているため、収入が極端に増減する心配がないことがメリットだ。

IFA法人からのバック率は業務委託型に比べると低くなる可能性はあるが、「完全歩合制は不安」、「ある程度自分の頑張りが収入に反映されてほしい」という人にはおすすめの働き方だ。

なお、これらの働き方はIFA法人によってそれぞれ異なる。全て正社員型で採用しているところもあれば、正社員型と業務委託型それぞれで募集しているところもあるなどさまざまだ。

まずは、自分の理想とする働き方を考えたうえで、どの雇用形態を選ぶか考えてみよう。

IFAへの転職についての相談先

IFAへの転職を相談する先として、主に次の3つが挙げられる。

  • 現役IFAへの相談
  • 証券会社の説明会
  • 転職エージェントへの相談

それぞれ特徴をくわしく解説していこう。

現役IFAへの相談

現役IFAへの相談は、実際にIFAへ転職した感想や収入の変化などを直接聞けるメリットがある。転職活動の進め方やIFA法人の探し方など、具体的な経験談を聞けるのも大きなポイントだ。

ただし、現在の勤務先のOB・OGなど、現役IFAとのつながりがなければ相談する機会が限られてしまう。

異業種から転職する場合や、身近にIFAへ転職した人がいない場合は、なかなか現役IFAの声を聞くことは難しいかもしれない。

証券会社の説明会

証券会社によっては、IFAビジネスに関する説明会を定期的に行っているところがある。説明会では、報酬体系や営業活動へのサポート内容、契約手続きの流れなどについての紹介が行われる。

実際に証券会社の説明を聞くことで、具体的な働き方や収入のイメージがつきやすくなるだろう。

中には、提携しているIFA法人の求人情報を提供してもらえることもあるので、IFA法人探しにも向いている。

転職エージェントへの相談

まだまだ転職の情報が少ないIFA業界では、転職エージェントを使うことで効率よく転職活動を進められる。

特に、IFA業界の転職に特化したエージェントでは、非公開の求人情報や業界情報を多く保有しており、自分では知り得ない情報を提供してもらえるメリットがある。

次項では、転職エージェントに相談するメリットについて、さらにくわしく紹介していこう。

転職エージェントへ相談するメリット

転職エージェントに相談するメリットとして、主に次の3つが挙げられる。

  • 非公開の求人情報を提供してもらえる
  • 業界情報を教えてもらえる
  • 自分に合った転職先を相談できる

それぞれくわしく解説していこう。

メリット①非公開の求人情報を提供してもらえる

転職エージェントでは、表に出ていない非公開の求人情報を多く保有している。

求人情報は自ら探したり、IFA法人へたずねたりすることもできるが、良い条件の求人情報は非公開とされることが多い。好待遇の求人は多くの応募が殺到してしまうので、ターゲット以外の応募を防ぐためだ。

したがって、好条件での求人情報を探すためには、転職エージェントへ相談することが近道となる。

メリット②業界情報を教えてもらえる

転職エージェントは、業界情報を熟知していることもメリットのひとつだ。特に、業界特化型のエージェントであればなおさらである。

IFAのように情報があまり多くない業界へ転職する場合、「業界の動向を知りたいけど情報が少ない」と感じることも多いだろう。その点、転職エージェントでは現在の業界動向や転職活動のコツなどを教えてもらえるため、不安を解消して転職活動に取り組むことができる。

より多くの業界情報を仕入れるためにも、ぜひ転職エージェントの利用を検討してみることがおすすめだ。

メリット③自分に合った転職先を相談できる

ひとくちにIFAへの転職といっても、どのIFA法人を選ぶかで働き方や報酬体系が大きく異なる。

転職エージェントでは、相談者と面接を重ねながら転職先へ求めることや、仕事に対する考え方などをくわしくヒアリングしてくれる。

そのうえでおすすめの転職先を提案してくれるため、自分の意向に合った転職先を見つけることができる。よりよいIFA法人を見つけるためには、転職のプロに相談してアドバイスを受けることが欠かせない。

IFAへの転職相談は「IFA転職」へ

IFAへの転職相談は、現役IFAへの相談や証券会社の説明会など多くの選択肢がある。しかし、より自分に合った転職先を見つけるためには、転職エージェントへの相談がおすすめだ。

当サイト「IFA転職」では、これまで100人以上のIFAへの転職者を支援しています。IFA業界に特化しているため、非公開求人も多く取り扱っており、多くの相談者にご満足いただいております。

IFAへの転職をご検討されている方は、ぜひIFA転職までお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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