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退職するときにボーナスはもらえない?注意点や退職のタイミングについて解説

勤め先を退職するタイミングを悩む理由のひとつに、「ボーナスを受け取れるか」という点が挙げられる。ボーナスを受け取る前に退職してしまうと「損をした」と感じるケースもあるだろう。

先にボーナスを受け取ってから退職したい場合は、会社の就業規則をチェックしておくことが重要だ。

本記事では、「退職の際にボーナスはもらえないのか」「退職時に受け取るボーナスについての注意点」を解説していく。

また、支給まで退職を待つべきかという点についても紹介するため、自身の退職のタイミングを考えるきっかけになれば幸いだ。

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目次

退職の際にボーナスはもらえない?

ボーナスは「賞与」とも呼ばれ、年に数回給与のほかに受け取る報酬のことを指す。まとまった金額を受け取れることが多いため、仕事のモチベーションにして頑張っている人も多いだろう。

ここでは、退職したらボーナスは受け取れないのかという点について解説していく。

企業側にボーナスの支給義務はない

そもそもボーナスは給与とは違い、法律で義務付けられた報酬ではないため、企業側はボーナスを支給する義務はない。そのため、退職時にボーナスが支給されなかったとしても、企業側に非はないということを認識しておこう。

ただし、労働契約を結ぶ際に支給を定めていた場合、企業は従業員に対してボーナスを支給する義務が発生する。退職者に関しても同様であり、「退職する」というだけでボーナスが受け取れないという事態にはならないため安心して良い。

今までボーナスを受け取っていたのであれば、基本的にはもらえると考えて問題ないだろう。

しかし、企業によっては退職者への支給要件が異なるため、事前に確認しておくことが重要だ。

就業規則を確認

退職者へのボーナス支給要件を確認する際は、自社の就業規則を確認しよう。なぜなら企業がボーナスを支給する場合、就業規則に記載しなければならないためだ。

例えば、「支給日に在籍していない場合は受け取れない」と定められている場合、支給日前に退職するとボーナスはもらえない。仮に6月30日が支給日だった場合、6月29日まで在籍していても受け取れないのだ。

必ず就業規則を確認し、ボーナスに関する内容をチェックしておこう。

退職時に受け取るボーナスについての2つの注意点

退職時に受け取るボーナスについては、以下の2点に注意しなければならない。

  • 業績によってはもらえない可能性がある
  • 退職を伝えることで減額されるリスクがある

それぞれの注意点について確認しておこう。

業績によってはもらえない可能性がある

ボーナスを支給している企業であっても、業績によっては受け取れないケースがある。そのため、ボーナスまで退職を待ってももらえない可能性がある点には注意が必要だ。

就業規則に「業績や個人の評価によっては賞与を支給しない」などと記載されているケースは少なくない。会社の業績が悪化していたり、自分自身の評価が極めて低かったりする場合には、ボーナスを受け取れない可能性がある。

支給まで退職を待とうと考えている場合は、受け取れないリスクについても頭に入れておこう。

退職を伝えることで減額されるリスクがある

退職したい旨を伝えることで自身の査定が低くなってしまい、支給額を減額されてしまうリスクがある。本来もらえたはずの金額を受け取れない可能性がある点に注意が必要だ。

ボーナスはこれまで取り組みを評価するだけでなく、「将来に向けた期待やモチベーションの向上」といった役割も担っている。

しかし、退職するということは将来に向けた期待がなくなるため、支給額が減ってしまう可能性は十分に考えられる。受け取る前に退職したい旨を伝える場合は、減額されるリスクについても覚悟をしておこう。

ボーナスを受け取るまで退職を待つべきか

ここまで退職時のボーナス支給について解説してきたが、実際のところ退職は支給まで待つべきなのだろうか。

次にボーナスを受け取るまで退職を待つべきか、待たずに退職するべきかという点について解説していく。

早く転職した方が収入を増やせるケースがある

転職を機に現在の職場を退職しようと考えているケースもあるだろう。その場合、ボーナスの支給を待たずに退職してしまった方が、より多くの収入を得られるケースもある。

例えば、今よりも収入が高い企業に転職する場合は、ボーナスを待つよりも早く次の企業に転職して高収入を得る方が、トータルの収入は増えるかもしれない。

また早めに転職することで、次の企業で受け取るボーナスの額が増えるケースもあるだろう。

転職先企業の給与やボーナス支給条件などを確認し、ボーナスを待つべきかどうかを判断しよう。

つらい環境に残るべきか考える

現在の職場がつらいことを理由に退職したい場合、我慢して残るべきかをしっかりと考えよう。精神的につらい思いをしてまでボーナスの支給を待つ必要はない。

例えば職場の人間関係に悩んでいる場合、今すぐにこの環境から抜け出したいと考えている人も多いだろう。

ボーナスだけをモチベーションに職場に残り続けることがつらいと感じる場合は、速やかに退職した方が良い。支給されるボーナスの金額と支給まで残るデメリットを天秤にかけ、どちらを選ぶべきかを慎重に判断しよう。

転職エージェントに相談しよう

ボーナス支給まで退職を待つべきか悩んでいる場合は、転職エージェントへの相談も検討してみよう。転職支援のプロであるキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれるため、安心して今後のキャリアについて考えることができる。

キャリアアドバイザーは多くの転職を支援してきたため、転職すべきタイミングについても熟知している。ボーナス支給まで待つべきか、待たずに転職を進めるべきかという相談にも、的確なアドバイスをしてくれるだろう。

また、転職に関するあらゆるサポートを受けられる点もメリットとして挙げられる。

提出書類の添削や面接対策、非公開求人の紹介など、幅広くサポートを受けられるため、初めての転職でも安心だ。転職エージェントは、すべてのサービスを無料で利用できる。

複数のサービスに登録し、比較しながら自分に合ったサービスを見つけ出そう。

まとめ

退職する際のボーナス支給については、企業によって定めている内容が異なる。事前に就業規則を必ずチェックし、どういった条件でボーナスを受け取れるのかを確認しておこう。

また、支給まで退職を待つべきかどうかは、現在の状況次第で変わってくる。

本記事で紹介したポイントを参考に、ボーナスの支給を待つべきかどうかをじっくりと判断しよう。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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