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ボーナスの使い方って何がある?平均賞与額も解説

会社員や公務員の多くは、給与以外にも年に何度かボーナス(賞与)が支給される。もらう前からボーナスの使い道について、計画を立てている方も多いだろう。「他の方はボーナスを何に使っているのだろうか?」と、参考にしたい方もいるのではないだろうか。

当記事ではこのボーナスについて、公式データや各社アンケートを基にした平均額や使い道、さらには弊社がおすすめするボーナスの使い方について解説した。

なお今回のデータは2022年6月時点での調査結果である。また参照にしたデータの関係上、夏・冬の2回ボーナスが出るものの平均値になる。あくまで参考値として見ていただけると幸いだ。

目次

日本の平均ボーナス額は?

厚生労働省や国税庁が公表する資料を基に、日本人の平均ボーナス額や、平均給与・平均年収などを解説していく。

ボーナス(賞与)の平均額

厚生労働省が公表する「毎月勤労統計調査」によると、令和3年夏季の1人当たりの平均賞与額は38万268円だった。また、令和3年年末の1人当たりの平均賞与額は38万787円だ。

つまり夏・冬のボーナスを合計すると、年間のボーナスの平均額はおおよそ約76万円となる。

毎月勤労統計調査では、産業別の平均賞与額も公表している。高い傾向にあるのは「電気・ガス業」「金融業・保険業」「情報通信業」だった。逆に飲食サービス業は年間平均でも約10万円と厳しい数値となっている。

事業所規模によっても、ボーナスの平均額に違いが見られた。500人以上は約125万円、100人以上~499人以下は約84万円、30人以上~99人以下は約68万円、5人以上~29人以下は約54万円と、事業規模が大きいほどボーナスの額も高いという結果が出ている。

公務員のボーナスも見ていこう。人事院によると、令和3年度の国家公務員のボーナスは4.3ヶ月分(これまでは4.45ヶ月分)となっており、年間で平均136万円となっている。

地方公務員については総務省の「地方公務員給与の実態(令和2年度)」を見るに、約150万円との結果が出ていた。

もちろん、民間企業のボーナスについては、企業の業績や個人成績によっても大きく左右される。平均値を見ると公務員のほうが多いが、民間企業のボーナスは幅がある分だけ、公務員より多くもらえるケースも少なくないだろう。

平均給与

参考値として、平均給与についても軽く触れておく。

厚生労働省の毎月勤労統計における令和3年度のデータによると、月間現金給与額の平均は31万9,461円だった。一般労働者の平均は41万9,500円、パートタイム労働者は9万9,532円となっている。

平均年収

国税庁の「民間給与実態統計調査(令和2年分)」によると、給与所得者の平均年収は433万円だった。

厚生労働省の毎月勤労統計調査の結果と照らし合わせてみる。前述した平均ボーナス額と平均給与額を併せて考えると、32万円✕12ヶ月+76万円=460万円となる。

つまり、平均年収の数値はおおよそで430万円~460万円と考えられる。

ボーナスを何に使っているのか?

ボーナスの使い道に関しては、さまざまな組織がアンケートを実施して調査している。以下では、調査結果の中でもとくに多い使い道について解説していく。

預貯金が不動の1位

株式会社マイナビや株式会社ロイヤリティ マーケティングなど、さまざまな企業が実施したボーナスの使い道について調査で、もっとも多くの1位に輝いていたのが預貯金だった。

老後資金など、今ではなく将来の不安に対する備えにボーナスを使う割合が多いと推測される。どの調査でも、おおよそ30~40%を占めていた。

近年では少子高齢化や年金制度への不安増、物価の上昇など、将来に対する人々の不安は高まっている。そうした背景から、ボーナスを預貯金に回す方が増えているのだと推測される。

その他の使い道

預貯金以外のボーナスの使い道で多かったのは次のものである。

旅行や宿泊
高額な食事
衣服
子どもの養育費
ローンの返済
財形貯蓄や投資信託などの資産運用

使い道として最近増えている傾向が見られるのは、資産運用関係だ。コロナ禍による「巣ごもり投資」と呼ばれるブームで、新規の個人投資家が増えていると推測される。また、新規の投資家に輪をかけて、既存投資家の投資額が増えているとの見解も見られる。

普段の生活費に消えるという意見も

アンケート結果の中には、「普段の生活費に消えていく」との意見もあった。この意見には主に2つのパターンが存在する。

生活費に回さないと生活が難しくなる
必要ないものを買ったり無駄な飲み会の回数が増えたりなど、浪費的な意味合いで使ってしまう

生活費に回さないと生活が維持できないのは、ある程度は仕方ないだろう。とはいえ、無駄な出費がないか一度家計を見直すことも大切になる。

「スマホを安いプランに変更できないか」「必要のないサブスクに入っていないか」「コンビニなどで無駄な買い物をしていないか」などを確認し、ボーナスを別の用途で使えないかを検討してみよう。

浪費に関しては、一度家計アプリなどを利用してみて、何について浪費しているのか客観的に分析することから始めてほしい。

ボーナスのおすすめの使い方

ボーナスの使い方としてもっとも多かった預貯金だが、今の日本においては預貯金だけでは資産が増えなかったり、むしろ金額が目減りしたりする可能性がある。主な原因は次のとおりだ。

物価が上昇し続けると相対的に円の価値が減る(100円で買えたものが120円でしか買えなくなると、実質お金の価値は4/5になる)
銀行の金利が0.002%など、預けていても資産が増える割合が低い

そこでボーナスの使い方の1つとして、投資をおすすめしたい。投資とは何も株式や投資信託だけではない。「自分の成長にお金を使う」「交友関係を広げるのに使う」なども、立派な投資だ。以下で詳しく解説する。

なお、ボーナスの全額を投資に回す必要はない、あくまで余剰資金で実施することを推奨する。

ボーナスを投資に回すメリット

投資をおすすめする理由を見ていこう。

実際に資産が増える可能性がある(減るリスクもある)
自己投資した分、本職や副業などで成果を挙げやすくなり収入が増やせる
質のよいものを導入することで、QOLを上げられる
新しいものに触れることで価値観を広げられる

預貯金は安心につながるものの、金額以上の価値になることはほぼない。

しかし自分の能力や金融資産に対して投資を行うことで、預貯金の金額以上の金銭を得られる可能性があるのだ。状況次第では、今後目減りするリスクがある預貯金よりも有効なセーフティーネットになるかもしれない。

ただし当然ながら、金額が減ったりスキルが身につかなかったりなど、金銭的・時間的なリスクは存在する。

20代の若い時なら挑戦的な投資を、40~50代の老後を見据えた場合はある程度安定志向の投資をおすすめする。

投資先のおすすめ

おすすめの投資先として、次のものが挙げられる。

資格取得やセミナー参加、本の購入などのスキルアップを狙う
つみたてNISAや株式累積投資などのリスクの低い投資にチャレンジしてみる
寝具や家具、電化製品など長く使える質のよいものを購入する
今まで挑戦したことのないこと(海外旅行や新しい趣味など)に使う費用に回す

もちろんだが、投資以外にもボーナスにはさまざまな使い方がある。大切な人に贈り物をしたり、家族の思い出作りに使ったりなど、能力やモノとしてではなく「思い出」という形を残すのもよいだろう。

最終的には「無駄遣いせず、有意義に使えた」とあなた自身が納得できるのが大切だ。「こんなことに使わなきゃよかった……」と、後悔のないようにだけ気をつけたいところである。

参考文献

国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」

マイナビニュース「2021年夏のボーナスの使い道、1位「預貯金」の次に多かった回答は?」

Ponta 「冬のボーナスの使い道、8年連続「貯金・預金」が1位」

All About「ボーナスの使い道ランキング!【2021年冬最新版】」

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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