マネーブレイン株式会社は、東京都に本社を置くIFA法人だ。IFAとしての金融商品仲介業だけでなく、投資助言業も並行して手掛けていることが特徴である。
また、独自の投資手法として「日経平均ETF戦略」を確立していることは、IFAとして活動する上で魅力的なポイントである。本記事では、マネーブレイン株式会社の概要や報酬体系、サポート体制について紹介していく。
マネーブレイン株式会社の概要
まずは、マネーブレインの基本情報を押さえておこう。下記の表に会社概要をまとめている。
会社名 | マネーブレイン株式会社 |
本社所在地 | 〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町13-7 日本橋大富ビル2階 |
設立 | 2014年12月 |
代表者 | 代表取締役 白石 定之 |
資本金 | 800万円 |
従業員数 | 3名(業務委託契約型IFAを含む) |
マネーブレインは、野村證券出身の白石氏によって2014年に設立されたIFA法人だ。社員数は3名(業務委託型含む、2023年3月現在)となっている。
なお、業務提携を行っている証券会社は、楽天証券の1社のみとなっている。保険会社や不動産会社などとも業務提携を行わず、運用に特化していることも特徴だ。
マネーブレイン株式会社の魅力ポイント
マネーブレインは、独自の投資手法として「日経平均ETF戦略」を確立していることが強みである。これは、代表の白石氏がお客様の「増やしたいけど減らしたくない」という究極のご意向を突き詰めた結果、たどり着いた投資手法である。
日経平均ETF戦略とは、「景気循環を捉え、悲観で買い、楽観で売る」という考えのもと、景気循環と投資家心理の2つの組み合わせによって投資比率を変更する運用方法だ。
投資助言業の会員に対してモデルポートフォリオを提示しており、そのパフォーマンス推移は次のとおりである。
日経平均ETF戦略のモデルポートフォリオのパフォーマンス推移(2021年9月30日~2023年3月31日)
- 1 モデルポートフォリオは、投資助言業における投資顧問会員(2023年1月まではバリュー投資実践会員)に提示しているものを、2021年9月30日を100として指数化しています。投資顧問料、売買手数料等の費用、税金については考慮しておりません。
- 2 2021年9月30日終値を100として指数化しています。日経平均トータルリターン・インデックスは、配当込み日経平均のことです。
- モデルポートフォリオは、2021年10月1日より「景気循環」と「投資家心理(悲観・楽観)」の2つの視点から独自分析した売買タイミングを基にしたものにしております。
- モデルポートフォリオは、銘柄の組入・除外に関する情報(銘柄名・指値・株数・売買の別)を、その都度、会員に配信し、配信後に株価が条件を満たした場合のみ成立したものとしています。
- 助言者はマネーブレイン株式会社 白石定之です。
一般的には、「分散投資×長期保有」が投資の基本とされているが、マネーブレインでは「非・分散投資×非・長期保有」のスタンスで、平均以上の運用を目指している。
そのための運用手法が独自の「日経平均ETF戦略」であり、IFAとして活動する上では、他社にはない魅力的なポイントとなっている。
マネーブレイン株式会社の特徴
マネーブレインの特徴として、IFAが金融商品の提案・仲介を行う「金融商品仲介業」だけではなく、「投資助言業」も手掛けていることが特徴である。
金融商品仲介業においては、IFAを通して「日経平均ETF戦略」を広めていくことを指向している。
投資助言業では、「投資顧問会員サービス」と「特定投資家向け助言サービス」の2つを展開している。
マネーブレインの投資助言業
サービス | 内容 |
---|---|
投資顧問会員サービス | ・一般投資家向け ・1,000万円以上の顧客が対象 ・「日経平均ETF戦略」を基にした、ポートフォリオ構築・見直しの継続的なアドバイスを提供 |
特定投資家向け助言サービス | ・プロ投資家向け ・「日経平均ETF戦略」を基にした、ポートフォリオ構築・見直しの継続的なアドバイスを提供 |
投資顧問会員サービス、特定投資家向け助言サービスともに、「日経平均ETF戦略」に基づいたポートフォリオ構築・見直しのアドバイスが行われるサービスだ。主な違いは一般投資家向けとプロ投資家向けという点である。
数多くあるIFA法人の中で、こうした投資助言業も並行して手掛けるところは珍しいといえる。白石氏は将来、「日経平均ETF戦略」のファンド化を視野に入れている。
実現すれば、売買タイミングの都度、電話での連絡が不要となるため、IFAとしてもより多くの人に案内できるようになり、顧客増や収入増といったやりがいにもつながるだろう。
マネーブレイン株式会社の報酬体系
マネーブレインでは社員型・業務委託型どちらのIFAも募集していて、ともに「日経平均ETF戦略」を広めていく人財を求めている。このため、本当に良いと思えるものをIFA自身が素直にお客様にご提案していけるよう、「日経平均ETF戦略」への共感を必須の条件としている。
公式サイト上で公開されている募集要項は下記の通りだ。
契約形態 | 雇用契約型IFA | 業務委託契約型IFA |
---|---|---|
業務内容 | 当社がセミナー等で開拓したお客様を担当していただきます。主な業務は、「日経平均ETF戦略」の売買タイミングをお伝えし、フォローをしていくことです。 | ご自身でお客様を開拓していただきます(新規開拓支援あり)。お客様に対しては「日経平均ETF戦略」を中心にご案内いただき、この戦略を広げていただきます。 |
募集人数 | 1名 | 特に定めておりません |
応募資格 | 3年以上の証券営業経験 | 3年以上の証券営業経験 |
勤務時間 | 完全フレックス制度 | IFAの裁量による |
給与・報酬 | 最低保証給と実績給の高い方を支給 | 当社規定による完全実績報酬体系 |
待遇 | 健康保険、厚生年金、雇用保険、交通費支給、賞与あり | - |
休暇 | 年次有給休暇、年末年始、忌引休暇、その他会社の定める休暇 | - |
向いている方 | 完全実績報酬ではなく、最低保証給があったほうがよいと考える方。対象となるお客様が現時点で少ない方。 | 雇用契約型よりも自由度高く活動をしたい方。すでに対象となるお客様を多く抱えている方。 |
社員型、業務委託型ともに、「日経平均ETF戦略」に基づいたフォローをすることが求められるが、安定を求めるのであれば社員型、自由度が高いほうを求めるのであれば業務委託型が向いているといえよう。
また、報酬体系については実績連動報酬となっており、営業成績が報酬に反映される仕組みとなっている。「日経平均ETF戦略」に共感し、「収入面でもやりがいを感じたい」という人にとっては、魅力的な環境といえるだろう。
マネーブレイン株式会社のサポート体制
マネーブレインのサポート体制として、次の2つが用意されている。
- 新規開拓を支援する仕組み
- お客様をフォローしていく仕組み
新規開拓を支援する仕組みとして、社員型IFAにおいては、白石氏が開催するセミナーなどで開拓したお客様を担当する形となっている。業務委託型IFAにおいては、白石氏が開催するセミナーを活用する仕組み、業務委託契約型IFAが主催するセミナーに白石氏が登壇する仕組みを用意している。
現実に、新規開拓で苦労するIFAも多いが、このように会社として新規開拓をサポートする仕組みがあるのは、嬉しいポイントといえる。
また、お客様をフォローしていく上でのサポートとして、白石氏が「日経平均ETF戦略」について「お客様向けのフォローアップミーティング」を毎月行い、後日、動画視聴も可能な仕組みを作っている。
この「お客様向けのフォローアップミーティング」は、IFAにとって大きなサポートとなっている。加えて、IFAにとっても「日経平均ETF戦略」への理解を深めるツールとなっているといえよう。
まとめ
マネーブレインは、金融商品仲介業と投資助言業の2つを手掛ける法人だ。基本スタンスは「非・分散投資×非・長期保有」で、IFAの営業活動は「日経平均ETF戦略」に基づいて行われる。
新規開拓において、社員型IFAは、白石氏のセミナーから開拓したお客様を担当する形となっている。
また、良好なパフォーマンス推移を示している「日経平均ETF戦略」という独自の投資戦略があり、サポート体制も構築していることから、この投資戦略に共感する人、新規開拓に不安を感じている人にとっては、IFAとして活動する上で魅力的といえるだろう。
マネーブレインへの採用に関する問い合わせは、公式サイト上で受け付けている。個別面談も行われているため、興味がある人はぜひ申し込んでみよう。