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金融業界で評価される資格7選!転職・キャリアアップに有効な資格とは?

専門的な知識が求められる金融業界では、知識の裏付けとなる資格を取得することでキャリアアップにつながることがある。しかし、金融関連の資格は数多くあり、「どの資格から取得すればよいのだろう」と悩むこともあるだろう。

そこで本記事では、金融業界での転職に有効な資格について、一覧で紹介していく。ぜひ資格取得を検討する際の参考にして頂きたい。

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目次

金融業界の転職・キャリアアップにおすすめの資格

金融関連の資格は民間資格から国家資格まで多くの種類があり、中にはひとつの業務に特化した資格もある。転職活動のための資格取得を検討する際は、転職先での業務との関連度を重視することがおすすめだ。

特に「ファイナンシャル・プランニング技能士」や「証券外務員」などは取得を必須としている金融機関も多いため、あらかじめ取得しておくことでアピールにもつながるだろう。

ここからは、金融業界の転職におすすめの資格について試験概要とともに紹介していく。

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)

「ファイナンシャル・プランニング技能士」は、金融関連資格の中で最もポピュラーな資格だ。1〜3級までの等級があり、金融機関によっては取得を昇給要件のひとつにしているところもある。試験は「学科試験」と「実技試験」の2科目があり、どちらも合格することが必要だ。

試験は、税制や不動産、金融商品、年金、相続など多岐に渡る分野から出題され、金融に関する幅広い知識が求められる。実務に役立つ知識も身につけられるため、金融業界で働く人であれば必ず取得しておきたい資格だ。

【資格試験の概要】

試験日年3回(1月、5月、9月)
受験料・3級 8,000円
・2級 1万1,700円
・1級 2万円
受験地・2・3級 全国47都道府県
・1級 全国14ヶ所
参考:日本FP協会「FP技能検定」をもとに作成

CFP・AFP

CFP・AFPは、日本FP協会が付与するFP資格の一種だ。「ファイナンシャル・プランニング技能士」と違って、CFP・AFPは民間資格となる。

CFP・AFPでは税金や金融商品、不動産、相続など幅広い金融の知識が求められることに加えて、2年に1回資格の更新手続きが義務付けられている。資格を更新するためには研修の受講による単位の取得が必須となっており、期限内に必要単位を取得できなかった場合は資格が失効となる。

税制改正や社会保障制度の変更、経済動向の変化など常に情勢が動く金融業界では、継続的に知識をアップデートすることが大切だ。CFP・AFPは「ファイナンシャル・プランニング技能士」に比べて資格更新手続きの手間はかかるものの、最新の業界動向を手に入れるにはおすすめの資格である。

【資格試験の概要】

試験日・AFP:随時書類申請で受付・CFP:年2回(6月、11月)
受験料・AFP:日本FP協会入会金 10,000円、年会費 12,000円、AFP認定研修の受講料(教育機関によって異なる)
・CFP:1科目:5,500円(税込)、2科目以上の出願(全6科目):1課目ごと4,400円(税込)
受験地・AFP 書類による申請・CFP 全国16ヶ所
参考:日本FP協会「FP資格取得を目指す」をもとに作成

証券外務員

証券外務員は、金融商品の勧誘・販売を行う際に必須となる資格だ。日本証券業協会が実施しており、金融機関に所属していない人でも受験が可能である。

資格には一種と二種の2種類があり、一種はデリバティブ取引などより幅広い商品を取り扱えるようになっている。二種でも株式や投資信託、債券など一般的な金融商品の販売は可能だが、顧客のニーズに柔軟に対応するためには一種を取得しておく方がよいだろう。

銀行や証券会社で金融商品を販売する際は必ず取得が求められる資格であるため、金融業界以外から転職する際は、あらかじめ取得しておくことでアピールにもつながる。

【資格試験の概要】

試験日土・日・祝日・年末年始休業以外毎日実施
受験料1万3,860円(税込)
受験地全国47都道府県
参考:日本証券業協会「外務員資格/基礎試験」

証券アナリスト(CMA)

証券アナリスト(CMA)は、投資対象の分析・評価や企業の財務分析、金融商品の仕組みについての知識が学べる資格だ。

証券アナリストとしての業務に役立つのはもちろんのことだが、ファンドマネージャーや運用部門でも業務にも役立つ資格である。PEファンドや投資銀行への転職を検討している人は、ぜひ取得を検討しよう。

また、証券アナリストは講座の受講から試験の合格まで期限が設けられているため、計画的に学習を進めることが大切だ。

【資格試験の概要】

試験日年2回(春・秋) 
受験料・1次レベル 講座受講料6万円(会員は5万4,000円)、受験料1万3,000円
・2次レベル 講座受講料5万7,000円、受験料1万5,000円
受験地国内9都市、海外3都市
参考:日本証券アナリスト協会「CMA資格」

銀行業務検定

銀行業務検定も積極的に受験したい資格である。銀行業務検定は23系統36種目の試験が実施されており、財務や税務、法務、金融リスクマネジメント、融資管理など幅広い種目がある。

名称に「銀行」とついているものの、証券会社や保険会社など銀行以外で働く人や、金融業界外の人も多く受験している資格だ。一部の試験はCBT方式で開催されており、自分の都合に合わせて試験日を選べるため、ぜひ積極的な取得を目指そう。

【資格試験の概要】

試験日年3回※一部の試験はCBT方式
受験料試験科目によって異なる
受験地全国47都道府県
参考:銀行業務検定協会「検定試験要項」

DCプランナー

DCプランナーは、確定拠出年金制度(DC)の知識を中心に、年金制度全般への知識が取得できる資格だ。

金融財政事情研究会が実施する民間資格で、金融業界以外の人も受験が可能である。1〜2級の等級があり、1級は2級取得のあとに受験資格が与えられる。

金融業界で働くにあたって、年金に関する知識は欠かせない。特に、今後少子高齢化が加速していくことで、年金だけの生活に不安を感じる人が増加することが予測される。そのような中で、DCや年金制度に関する資格を取得している人は重宝されるといえる。

【資格試験の概要】

試験日土・日・祝日・年末年始休業以外毎日実施
受験料・2級 6,600円
・1級 1万3,200円
受験地全国47都道府県
参考:一般社団法人金融財政事情研究会「DCプランナーとは」

中小企業診断士

中小企業診断士とは、中小企業が抱える経営課題に対して専門的なアドバイスを行う人に与えられる国家資格である。

試験は第1次、2次と2段階で実施され、どちらも年1回のみの開催となっているため、効率的に学習を進めることが大切だ。

2次試験は合格率が10%台となっており、ハードルの高い試験ではあるが、銀行やコンサル会社やM&A仲介業社など幅広い業界への転職で役に立つ資格であるため、ぜひ積極的に取得を目指してみよう。

【資格試験の概要】

試験日年1回
受験料第1次試験 1万4,500円
第2次試験 1万7,800円
受験地第1次試験 全国8ヶ所
第2次試験 全国7ヶ所
参考:一般社団法人 中小企業診断協会「中小企業診断士試験」

資格取得を目指してキャリアアップにつなげよう

金融業界への転職・キャリアアップを目指すためには、関連資格を取得しておくことがおすすめだ。高い専門知識が求められる金融業界では、資格を有していることが知識の裏付けとなる。

金融業界には、ファイナンシャル・プランニング技能士をはじめとした多くの資格があるため、まずは自分が希望する業種と関連性の高い資格の取得を検討しよう。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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