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未経験からでもIFAになれる?お金に関するアドバイザーになって稼ぐには?

IFAという言葉をご存知でしょうか。
IFAとは「独立系ファイナンシャルアドバイザー」のことで、企業に属さず中立の立場で金融に関するアドバイスを行います。
本記事ではIFAについてその概要や仕組み等お伝えすると共に、未経験からIFAになる方法や、収入面などご紹介していきます。

目次

そもそもIFAとは

IFAとはIndependent Financial Adviserの略語で日本語では独立系ファイナンシャルアドバイザーのこです。
証券会社や銀行などの企業に属さずに中立の立場で金融に関するアドバイスを行ないます。また、IFAが所属し、金融商品仲介業の免許を保有する法人のことをIFA法人と総称します。

IFA法人のビジネスモデル

IFAのビジネスは金融商品の販売、仲介による手数料収入を基本として成り立っています。

IFAが顧客に対して具体的な資産運用アドバイスを行なった結果、その口座内で、株式や債券、投資信託など金融商品の売買が行われると、取引手数料が徴収されます。

IFA法人はその取引手数料の内、60-80%を業務委託料として受け取ります。

また、多くのIFAが保険会社との業務委託契約を締結し、保険代理店としての顔も持っています。この部分は、一般的な保険代理店のビジネスモデルと変わらないと言えるでしょう。

IFAの収入と仕事

IFA法人の収入は、主に3つの軸から成り立っています。

取引時の手数料(コミッション)

株式、債券、投資信託などの金融商品の取引仲介による取引手数料です。手数料率は金融商品や取引金額によって異なります。

また生命保険の販売手数料もIFAの手数料の大きな柱です。生命保険には終身、定期、養老タイプがあり、運用型にも定額、変額とありますので種類によって異なります。

また、最近の商品は、円建てだけではなく米ドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドルなど通貨が異なるものも多くあります。

継続的な手数料(フィー)

投資信託の管理報酬、投資顧問報酬(投資一任報酬)、管理口座料を中心とした継続的な手数料や報酬です。

投資信託の管理報酬は、残高に対して0.5〜2.0%が目安ですが、運用する投資信託の残高に対して商品ごとに一定の割合で定期的に発生します。

投資顧問報酬は、「ファンドラップ」や「ロボアド」など、投資一任型の運用商品を預かっている期間に定期的に発生する収入です。

投資顧問報酬(投資一任報酬)は固定報酬型、成功報酬型、その併用という報酬形態があります。

口座管理料は、現在、多くの日本の銀行や証券会社では、特にかかりません。

しかし、2019年、楽天証券がIFA向けの取引口座に対して一定の手数料を徴収する「管理口座コース」の提供を開始して話題になりました。この口座では口座管理料がかかる代わりに、取引手数料が割安になります。

紹介料

顧客のニーズに対して自社サービスではカバーできない場合は、提携先へと紹介をして紹介料を貰うことがあります。

例えば、多くのIFA法人が不動産の仲介会社と業務提携をしており、成約時には手数料の一部を紹介料として得ています。

未経験からIFAになるには

IFAとして株式、債券、投資信託などの金融商品の仲介業を行うためには、証券外務員資格試験に合格し、日本証券業協会の協会員となっている団体を通じて外務員登録をする必要があります。

証券外務員資格に合格してIFA法人で働く

証券外務員資格とは、国内において金融商品を取り扱うための証券外務員資格試験に合格した人に与えられる資格です。

この資格試験は、証券会社及び登録金融機関により設立された自主規制機関である日本証券業協会が主催しています。

未経験でも、参考書等で勉強すれば試験に合格することは可能です。資格試験の詳細は以下のリンクをご確認ください。

証券外務員資格試験に受験する前からIFA法人に所属する

証券外務員資格を持っていない場合でも、IFA法人に勤務することは可能ですので、まずはIFA法人に所属して働きながら試験合格を目指す方も多くいます。

多くのIFA法人が、証券外務員資格が必要な金融商品仲介業(株式、債券、投資信託の仲介)を担う以外に、生命保険の販売、不動産仲介、M&Aなどの多岐にわたるサービスを提供しているからです。

そのため、IFA法人に勤務しながらも金融商品仲介業以外の業務で活躍される方も多くいます。

また、前職の資格や経験を生かしながら、徐々に取り扱いサービスを広げていけることもIFA法人で働く魅力です。

金融商品仲介業には様々な資料作成や事務手続きがありますので、事務スタッフや管理部門として働く方も多くいます。

金融業界以外から転職をして、営業事務や総務として入社して、働きながら資格取得を目指すことも可能です。

IFAとして副業で働く選択肢もある

IFA法人との業務委託契約で働く場合は、謂わばフリーランスの個人事業主となります。出社や勤務時間などの制約は無く、顧客とのスケジュールが合えば比較的自由に活動できます。

また、ノルマや営業方針に縛られることなく自身のペースで働けるのも魅力です。

未経験からIFAになって稼げるの?

未経験からIFAに転身して、毎月多くの収入を得ている人も多くいます。IFAの場合、資産運用のニーズのある潜在顧客とのネットワークが収入を左右します。

例えば、製薬会社のMRとして医師とコネクションを持つ方や、不動産管理会社で働いていて不動産オーナーさんの知り合いがいる方などは収益につなげやすいでしょう。

大きく稼ぐには業務委託契約

社員雇用でIFAとして働く場合は、証券会社や銀行などの金融機関の給与水準と大きく変わりません。

IFAに転身して大きく稼ぎたいと考えている方は、業務委託契約でIFA法人に所属して、個人事業主として働くことをお勧めします。

なぜなら、業務委託契約のIFAの報酬は、自身が達成した金融商品、保険契約、不動産仲介などの手数料のうち30%-70%が期待できるからです。

大きな金額の取引が発生すれば、短期的に大きな収入を確保することができるでしょう。

おわりに

IFAになる際に、基本的にはどこかの法人に所属する形を取ることになる。
しかし、全国には約650社ものIFA法人があり、情報を取ることや比較することが難しい。

また、

「どのぐらい収益があれば生活が安定するのか?」

「皆どのようなビジネスをしているのか?」

等、IFAになること自体に対する不安の声も多い。
IFAへの転職に悩んでいる方は、ぜひIFA特化型の転職エージェント「アドバイザーナビ」に相談してみて欲しい。
外資系プライベートバンカー、大手・中堅証券会社のリテール、銀行の資産運用担当者(FA・FP)の方まで多数の支援実績があり、業界のことを非常に熟知している。
また、弊社のメンバーは大手証券出身者であるため実務に関しても非常に詳しい。まずは情報収集をしたいといったカジュアルな形からでも無料で面談ができるので、お気軽に相談してみてほしい。

最近は異動時期や賞与の時期が近いということもあり、毎日多くのご相談をいただいている。
現在、弊社代表も現場に出て転職エージェントとして面談をしているが、面談予約枠に限りがあるので早めの申し込みをおすすめする。

面談のお申し込みは下記フォームからお申し込みを。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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