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転職で頻出のwebテスト4選とその対策方法

本記事では、転職において課せられやすいwebテストを4種類紹介し、それぞれに関する攻略方法を列記する。

Webテストは難易度が低いものから高いものまで様々あるが、効率的に勉強を行えば短期間で合格点を取ることは難しくない。

多くの企業が採用しているWebテストの数は少なく、年度によって企業が採用するWebテストを変えることはほとんどないため、自身が対策すべきテストをいくつか絞って演習を行うことが突破に向けて肝要である。

本記事が、転職者の皆様がWebテストを突破する一助になれば幸いである。

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目次

転職で頻出のwebテスト4選

転職で頻出のwebテストとしてはSPI、玉手箱・GAB、TG-WEBの4つが挙げられる。

それぞれのテストの特徴は以下の表の通りである。

試験の種類試験時間
SPI32分/61問
玉手箱・GAB101分/225問
T G-WEB30分/21問

SPI・玉手箱・GABは1分に2問ほどの回答が要求される性質上、問題の難易度は中学受験の国語、算数とあまり差がない程度に抑えられている。

一方でTG-WEBは1分に1問ほどを回答する余裕があるため、問題の難易度は他の試験に比べて少し高くなる。

出題頻度としてはSPIと玉手箱・GABが高頻度で出現する傾向にある。(GABの出題形式は玉手箱とほとんど変わらない)

TG-WEBは難易度が高いが、出題頻度が低く、問題のバリエーションも少ないため対策優先度は上記のテストと比べて少し低くなる。

以下に各テストの特徴と具体的な対策方法を列記する。

SPIの対策方法

SPIはwebテストの中でも最も課せられやすい試験の一つである。

SPIでは受験者個人の性格を評価する適正テストと、中学受験レベルの国語の問題が課せられる言語、同じく中学受験レベルの算数が課せられる非言語の三項目が受験者に課せられる。

適正テストにおいては、ES・履歴書で自分が書いた自己像に矛盾しないような回答を心がける必要がある。

適正テストの結果は面接官も選考の際に参考にするため、回答した内容とES・履歴書の内容との間にブレが生じた場合はそこを突かれてしまう危険性がある。

時間制限は緩いため、自己像に矛盾しないように気をつけながら慎重に回答を行おう。

言語の項目においては、語句の成り立ちや文法に関する問題、文章の空欄整序問題、長文読解といった問題が課せられる。

どの問題も中学受験レベルの難易度ではあるが、SPIのWebテストは言語と非言語を合わせて35分以内に回答しなければならないため、ハイペースで問題を処理していく必要がある。

また、語句の成り立ちや文法に関する問題は普段目にすることのない問題であるため、初見であると時間がかかる。

非言語はつるかめ算や確率、速度計算の問題など、こちらも中学受験レベルの難易度で問題が課せられる。ただし、こちらも与えられる時間が少なく、1問当たり1分ほどの時間で処理を行っていく必要があるため、対策は必須である。

対策方法としては、SPIをWebテスティングに課している企業が多く、中にはESの提出の前にSPIを受けられる企業もあるため、そうした企業のwebテストを練習台として受験してみることをおすすめする。

いくつかテストを受けて方式に慣れた後、自身の力が足りていないと感じた場合は参考書を購入して勉強するのが望ましい。

SPIの対策には平均で30時間ほど掛ければ十分であると言えるため、休日や平日のスキマ時間に勉強を続け、参考書を2周以上してみよう。

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玉手箱・GABの対策方法

玉手箱は日本エス・エイチ・エルという会社が作成する適性試験である。こちらの特徴はSPI以上に時間がシビアなことにある。非言語においては30問を15分で課せられることもあり、1つの問題に対して30秒ほどしか時間が与えられない場合がある

また、言語の問題はすべて長文読解で、15分で32問の設問に答える必要がある。選択肢にはA(文脈の論理から明らかに正しい。または正しい内容を含んでいる。)B(文脈の論理から明らかに間違っている。または間違った内容を含んでいる。)C(問題文の内容だけからでは、設問文は論理的に導けない。)の3つがあり、設問文の内容がA、B、Cのどれに当てはまるかを選んでいくという形式になる。

こちらもSPIと同様、WEBテスティングに採用している会社が非常に多いため、第一志望の会社が玉手箱を課してくる場合には、まずはそうした会社にエントリーして一度問題形式に触れてみることが肝要である。

玉手箱には参考書も存在するため、一度解いてみて力不足であると感じた場合はそうした参考書を用いてトレーニングを行うのが望ましい。

また、前述の通り玉手箱の一番の難点は時間のシビアさである。

玉手箱対策の演習を行うにあたっては、言語、非言語ともに15分ずつの時間を設定し、その時間のなかで如何に自分がミスなく回答できるかを意識しながら取り組んでいく必要がある。

問題の難易度自体はSPIよりも少し高い程度であるため、30時間ほどの対策時間を見込んでおけば十分合格レベルに到達できると考える。

加えて、エス・エイチ・エル社はGABという形式のwebテストも作成している。

こちらは玉手箱とほとんど同じ内容であるため、志望する企業がGABを課してきた場合は、玉手箱の対策を万全に行っていくことが合格への近道である。

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TG-WEB対策の方法

TG-WEBはヒューマネージ社が提供している適正試験である。

この試験はWEBテストの中でも最難関と呼べるレベルの試験であり、対策をしっかりと行うべきテストである。

言語の問題は空欄補充や並び替え、長文読解、同義語や対義語、ことわざ等、中学受験レベルの問題が出題されることに加え、時間制限も玉手箱ほどはキツくないため、得点源としたい。

難しいのは非言語の問題であり、推論や展開図など一度解いたことがなければ初見では対応しづらい問題が出てくる傾向にあるため、対策が必須である。

TG-WEBは問題の絶対数が少ないということが対策において有り難いポイントである。

そのため、いくつかの企業でTG-WEBを受験し、問題のメモを取って対策していれば、次にTG-WEBを受けた際にノータイムで即答できる問題が増える。

そうすれば、解いたことのない難しい問題に対して考える時間を割くことができるため、合格率がぐっとあがる。

こちらの試験に関してはSPIや玉手箱と比較してWEBテスティングに課している企業が少ないが、志望企業がこのテストを課している場合は参考書を1周しておくことを強くおすすめする。

難易度が高く間違える受験者が多いため、一問でも多く正解できたら高いアドバンテージになる。参考書としては以下のものをおすすめする。

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まとめ

本記事では、SPI、玉手箱・GAB、TG-WEBの4種類のweb試験の内容と対策方法に関して説明した。

どのテストにも共通して言えるのは、形式に慣れることが一番大事であるという点である。

まずはそれぞれのwebテストを課している企業を探して一度エントリーを行い、webテストの練習を行ってみることがファーストステップとして必要である。

その後、自分の実力に応じて参考書の購入を検討してみてはいかがだろうか。Webテストは難易度がそこまで高い試験ではないため、努力した人に結果がついてきやすい試験であると言える。万全の対策を行ってwebテストに臨もう。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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