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未経験から外資系金融に転職するためのポイントとは?

外資系金融機関は収入が高く、転職先としての魅力が高い。

スキルや語学力を求められるケースがほとんどだが、未経験から外資系金融に転職できるのだろうか。

本記事では、未経験から外資系金融への転職で求められる条件や押さえたいポイントを解説する。

転職エージェントの利用についても紹介するので、外資系金融に転職を希望している方はぜひ本記事を参考に転職活動を進めよう。

目次

未経験から外資系金融に転職できるか?

外資系金融では即戦力となる人物を求め、中途採用を中心に採用活動を行っている。

そのため、業界未経験から転職するのは難しいと言えるだろう。

しかし、近年では人材不足に悩む外資系金融も多く、未経験からでも転職できるチャンスは増えている。

年齢に応じて求められる人物像が異なるため、自分に必要なスキルを理解して転職活動を始めることが大切だ。

20代前半の場合

20代前半の場合、外資系金融でいきなり戦力として活躍するケースは少ない。

基本的にはポテンシャルに期待して採用されるケースが多いため、将来性をアピールしていくことが大切だ。

例えば、有名大学出身である程度の学力があることは、将来性のアピール材料となるだろう。

また、TOEICでハイスコアを獲得していれば、日常生活に必要なレベル以上の英語力を示せる。

業務での実績ではなく、持っているポテンシャルをしっかりとアピールしていこう。

20代後半の場合

20代後半になると、ある程度の実務能力も求められるようになる。

ビジネスレベルの英語力やコミュニケーション能力、市場の分析スキルなどが必要だ。

また、バックオフィスへの転職を目指す場合、事務作業の処理能力やほかの部門とコミュニケーションを取る対人能力も求められる。

さらにTOEICで800点以上のスコアを取得できるだけの英語力も必須だ。

20代後半で外資系金融を目指す場合は、英語の勉強をしながら実務スキルを着実に積み上げていこう。

30代以降の場合

30代以降になると、基礎的なスキルに加えて実績・経験も求められる段階になってくる。

そのため金融業界を一切経験していない場合は、転職が難しくなってくる年齢と言えるだろう。

とは言え「未経験ではまったくチャンスがない」というわけではない。

30代を過ぎると部下を持つケースも多くなり、マネジメントスキルも重要視される。

ほかの業界で部下を管理してきた実績が評価されれば、未経験からでも十分に転職のチャンスはある。

普段の業務で高い成果を出しつつ、部下の管理・育成にもしっかりと力を入れていこう。

外資系金融への転職を成功させるポイント

未経験から外資系金融への転職は不可能ではないが難易度が高い。

転職活動を成功させるためには、以下のポイントを押さえておくことが大切だ。

  • 英語力を身に付ける
  • できるだけ早く転職活動を始める
  • 日系金融機関を視野に入れる

それぞれの内容を解説していく。

英語力を身に付ける

外資系金融では、どの職種であっても英語力は必須となる。

例えば、海外の顧客や外国人の上司、同僚とのコミュニケーションは英語が基本だ。

また、海外のレポートをチェックしたり、マーケットを分析したりする際にも英語力は欠かせない。

TOEICでハイスコアを目指すのはもちろん、ビジネスで使えるレベルの英語力をしっかりと身に付けていなければ転職は厳しいと言えるだろう。

できるだけ早く転職活動を始める

すでに解説した通り、未経験で外資系金融に転職する場合は、年齢に応じて求められる人物像が異なる。

年齢を重ねるごとに求められる実績が増えていくため、目指すのであれば早い方が良いだろう。

もちろん、年齢が若い場合でも学歴や英語力などの基本的な能力は必要であり、転職活動は容易ではない。

しかし、年齢を重ねると経験者の方が優遇されやすく、業界未経験からの転職成功率は下がっていく。

外資系金融に転職をしたいのであれば、できる限り20代のうちに目指すことをおすすめする。

日系金融機関を視野に入れる

外資系金融にこだわらず、日本の金融機関も転職先の候補として視野に入れよう。

日系金融機関であれば未経験でも募集しているケースが多いため、外資系金融に比べると転職しやすい。

また、日本の金融機関でキャリアを積めば、業界経験者として外資系金融に転職するチャンスが広がる。

少し遠回りにはなるが、外資系金融に転職するルートが見えてくるだろう。

外資系金融だけに執着せず、視野を広く持って自分のキャリアを考えていこう。

外資系金融への転職は転職エージェントの利用がおすすめ

未経験から外資系金融に転職をしたいのであれば、転職エージェントの利用がおすすめだ。

ここでは、転職エージェントを利用すべき理由と外資系金融に強い転職エージェントについて解説する。

転職エージェントを利用すべき理由

転職エージェントを利用すべき理由として、以下の3点が挙げられる。

  • 専任のアドバイザーにキャリアを相談できる
  • 自分にマッチした企業・職種を探せる
  • あらゆる手続きをサポートしてくれる

転職エージェントを利用すると、専任のキャリアアドバイザーが担当に付く。

アドバイザーに今後のキャリアを相談できる点が大きなメリットとなる。

「外資系金融への転職を目指すべきか」「日系金融機関に転職してから外資を目指すか」といった内容も相談可能だ。

また、業界未経験の場合は、自分のスキルにマッチした企業や職種が分からないケースも多いだろう。

アドバイザーと相談しながら自分のスキルを活かせる職場を見つけられる点も、転職エージェントのメリットだ。

さらに転職エージェントでは、応募先企業に合わせた面接対策や提出書類の添削なども対応している。

企業との面接日程の調整や給与交渉なども代行してくれるため、初めての転職でも安心して利用できる。

さまざまな面でメリットが多いため、外資系金融を目指しているのであれば積極的に転職エージェントを利用しよう。

外資系金融に強いサービスを選ぶ

外資系金融に絞って転職活動をしているのであれば、外資系金融に強い転職エージェントを選ぶことが重要となる。

すべての転職エージェントが外資系金融の求人を取り扱っているためではなく、理想の求人に出会えない可能性があるためだ。

また、外資系の企業は日本の企業とは違う特有の文化があったり、英語で面接が行われたりするケースも多い。

事前に企業の文化・慣習を知れたり、英語面接の対策ができたりする点でも、外資系金融に強い転職エージェントを利用するメリットは大きいだろう。

ハイクラスな求人や外資系金融の求人を多く取り扱っている転職エージェントを利用し、転職活動を成功させよう。

まとめ

未経験から外資系金融への転職は難易度が高いが、年齢に応じた求められる人物像をクリアできれば十分にチャンスがある。

ビジネスレベルの英語力をしっかりと身に付け、できるだけ早めに転職活動を始めることが大切だ。

また、転職エージェントを利用すれば、専任のキャリアアドバイザーに相談して自分にマッチする求人を探せる。

外資系金融に強みを持つ転職エージェントを利用し、転職活動を成功に近づけよう。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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