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【会計士】転職サイトと転職エージェントの違いは? タイプ別おすすめ転職サイトも紹介

転職サイトとエージェントって違いがあるの?
いろいろなサイトがあって選べない

とお悩みの会計士の方。キャリアアップの有力な切り札になる転職。転職先は慎重に決めるべきだ。

とはいえども、転職活動には過剰なエネルギーは割きたくないだろう。良いサイトやツールを使って、転職活動も効率的にすすめたいところだ。

そこで、この記事では効率的な転職活動の武器になる転職サイトを紹介する。タイプ別おすすめ転職サイトを紹介する。

転職サイトは数多くある。希望に沿ったサイトも見つかるはずだ。まずはこの記事で会計士向きの転職サイトの特徴を把握しよう。気になるサイトが見つかったら、実際にアクセスしてみてほしい。

目次

転職サイトと転職エージェントは何が違う

転職サイトは、求職者が求人企業が掲載する求人情報を検索するためのプラットフォームだ。

それに対し、転職エージェントは求人企業と求職者とをマッチングさせるサービスだ。転職エージェントは通常、求職者ごとにキャリアアドバイザーがつく。

会計士が転職サイトを利用するメリット

  1. 自由に応募できる
  2. 直接確認・交渉できる
  3. 自分のタイミングですすめられる

自分で求人案件を検索する。だからジャストマッチの案件でなくても、少しチャレンジングな求人にも応募できる。また年収を下げても、希望の勤務地で働ける求人にも手を挙げやすい。

また、多少希望側が求める要件に合わない求人案件でも自分で交渉して先方のニュアンスを確認できる。職務に対する思いを伝えることもでき、入社前にチェックしておきたいことも漏れなく確認できる。

今週は仕事の繁忙期にあたるので「次の面接は2週間後にしたい」など転職活動のスケジューリングがハンドリングしやすい。

会計士が転職サイトを利用するデメリット

  1. 自分で条件を広げないと選択肢が狭くなる
  2. 自分で交渉する手間がかかる
  3. 自分で転職情報を入手しなければならない

自分で検索するため、条件を固定化していると表示される案件が似通ったものばかりになる。自分の仕事を広げる機会を自ら狭めてしまう可能性がある。

さらに交渉も自分で行う必要がある。年収や福利厚生など採用のステージでは聞きづらいことも自分で切り出さなければならない。

転職活動全般に必要な情報も自分で入手しよう。業界動向や転職マーケットの状況に合致する戦略を立て、実行することが必要になる。

会計士が転職エージェントを利用するメリット

  1. 非公開案件
  2. アドバイザーのアドバイス

転職エージェントを利用すると非公開案件にアクセスできる。求人企業は広告費削減と人材のミスマッチを防ぐ為、転職エージェントに求人情報を渡すことが多い。さらにキャリアアドバイザーがそれぞれの求職者を担当してくれる。以降は、求人案件の紹介、書類の添削・提出、条件交渉などすべてキャリアアドバイザー経由で進む。

つまり、案件を探す手間、不完全な書類を提出する事態の回避、自分では面倒な交渉などをすべてアドバイザーが行ってくれるのだ。

転職エージェントについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧いただきたい。

会計士が転職エージェントを利用するデメリット

  • 相性が良くないアドバイザーが担当になると逆効果
  • 企業側の意向、求職者側の気持ちが伝わりにくい時がある

アドバイザーとの相性が悪い転職エージェントの魅力は半減する。希望条件と件の紹介類、書類提出の不手際が発生することになる。

さらに、依頼した確認事項を求人企業側に確認しない、または求人企業側の意向が求職者に伝わらないといった事態にも繋がる。

タイプ別おすすめ転職サイト

会計士におすすめの転職サイト

まずは情報武装を目指す方  ~ジャスネットキャリア

ジャスネットキャリアは、転職サイトと転職エージェントの両方のサービスを展開している。公開求人案件数は「活かせる資格:公認会計士、会計士補・試験合格」で絞り込んだ結果、139件(2022年12月19日現在)。

サイトの特徴は、コンテンツが充実していること。会計業界の「人」にフォーカスした情報誌「アカウンタンツマガジン」は転職活動にあたっては必見。多数の掲載されている転職事例数も圧巻だ。「転職活動に際しては、まずは情報武装から」と考える人にはおすすめの転職サイトだ。

短期決戦で内定を狙う方 ~ヒュープロ

ヒュープロも転職サイトと転職エージェントの両方のサービスを展開している。「一刻も早く転職したい」と考える方にはヒュープロをおすすめしたい。

スピード転職が可能な理由は、独自アルゴリズムを用いた求人案件を抽出しているからだ。

公開求人案件数は「職種:公認会計士」で絞り込んだ結果、262件(2022年12月19日現在)と相応に案件数も多い。短期決戦で内定を狙う方は、ヒュープロの利用をおすすめする。

企業からのオファーを受けたい人 ~人材ドラフト

人材ドラフトも「スカウトサービス」と「エージェントサービス」を提供している。

公開求人案件数は「必要資格:公認会計士、公認会計士試験合格」で絞り込んだ結果、556件(2022年12月19日現在)と、今回紹介する5社の中で最多だ。

人材ドラフトの特徴は会員登録(無料)するだけでオファーが届く機能があること。希望条件や資格・経験などの詳細情報を追加登録するだけで条件にある場合、企業側からオファーが来る。自分からも応募したいし、企業からのオファーも受けたい人は、人材ドラフトへの登録を検討いただきたい。

簿記3級アルバイトから会計業務に挑戦したい人 ~会計求人プラス

公開求人案件数は「資格から探す:公認会計士」で絞り込んだ結果、108件(2022年12月19日現在)だ。会計求人プラスの特徴は、扱う求人の裾野が広いこと。

具体的には簿記3級アルバイトから、公認会計士 正社員までの案件を扱っている。学習しながら会計の仕事をしたい人向けの案件もみつかるだろう。会計求人プラスは、多彩な働き方・スキルに対応する案件にチャレンジしたい人におすすめしたい転職サイトだ。

転職サイトを利用した転職のフロー

会計士におすすめの転職サイト

転職サイトを利用した転職の流れは以下5ステップだ。

  1. 登録する
    • 多少面倒でも、可能な限り詳しく入力しよう。特にオファー機能やAIのアルゴリズム活用するサイトの場合は登録内容が重要だ。いい加減な登録内容だと、内定の確度が高い案件に巡り合えない。注意点としては、意図するサービス画面から登録することだ。同じサイトでもエージェントサービスと転職サイトでは登録ページが異なるケースがある。注意して登録しよう。
  1. 求人を探す
    • 希望の条件で案件を抽出する。少し条件を変えることで思いもよらない案件がヒットすることもある。時おり条件をかえて検索してみよう。
  1. エントリーする
    • 気になる案件をみつけたら自分で応募する。
  1. 面接を受ける
    • 面接に進む場合は企業から連絡がある。昨今はWeb面接も増えている。TV会議システムの使い方についても事前に練習しておこう。
  1. 内定
    • 所定のステップをクリアすると内定が出る。内定後は転職サイトを通さずに、直接企業とやりとりをして、入社に備える。

まとめ

転職サイトとは、求人広告が掲載されたサイトのこと。アドバイザーが求人案件をマッチングさせる転職エージェントとは異なる。

転職サイトは検索条件次第でいろいろな求人案件を見つけられる。

また、自分で応募するため、転職活動のペースもコントロールしやすい。自ら積極的にハンドリングする転職活動を希望する場合は、転職サイトの利用をおすすめしたい。

しかし、転職サイトとひと口に言っても各社特徴がある。すぐにでも転職したい方、企業側からのオファーも受けられるといったように。自分のニーズにあう転職サイトを見つけ、頻繁に訪問するようにしよう。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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