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転職時に必要な手続き|ローン借り入れ中の転職で必要な銀行での手続きとは

転職が決まった場合、さまざまな手続きが必要となる。

特に、住宅ローンなどを借り入れているときに転職をする場合は、銀行でも手続きをしなければならない。

この記事では、転職時に必要な手続きやローン借り入れ中に銀行で行う手続きについて解説する。

目次

転職時に必要な手続きとは

転職が決まったときには、主に以下の手続きが必要となる。

  • 退職日の調整・業務の引き継ぎ
  • 備品の返却
  • 書類の準備

それぞれの手続きについて確認しておこう。

退職日の調整・業務の引き継ぎ

転職が決まったらまず上司に退職の意思を伝え、退職日を決めることになる。

少なくとも退職希望日の1ヶ月前には上司に相談し、円満に退職できるようにしておこう。

具体的な退職日が決定したら退職願を提出し、自身が担当する業務を後任者に引き継ぐ必要がある。

取引先への挨拶回りなども行い、後任者がスムーズに業務に取り掛かれるようにしておくことが大切だ。

できるだけ早い段階で退職の意思を伝え、業務の引き継ぎにじっくりと時間を取れるようにしておこう。

備品の返却

退職時には、会社からの支給品や作成した資料などを返却しなければならない。

基本的には以下の備品・書類を返却する必要がある。

  • 社員証や社章などの身分証明書
  • 健康保険被保険者証
  • 名刺
  • 制服
  • 会社から支給されたパソコン・携帯電話など
  • 顧客リストなどの資料

忘れずに返却できるように、人事担当者に確認しておくことをおすすめする。

書類の準備

転職時には、転職先に書類の提出などをしなければならない。

まずは前職の会社から以下の書類を受け取り、転職先に提出しよう。

  • 雇用保険被保険者証
  • 年金手帳
  • 源泉徴収票

上記の書類は雇用保険や年金、住民税・所得税に関する手続きに必要であるため、忘れずに受け取っておこう。

また、健康保険扶養者異動届や扶養控除等申告書の提出が必要なケースもある。

会社から受け取る書類に記入をして提出しよう。

場合によっては健康診断書や免許・資格の合格書類なども提出を求められるため、事前に転職先企業に確認しておくことが重要だ。

ローン借り入れ中に銀行で行う手続き

住宅ローン借り入れ中に転職する場合、銀行で手続きが必要になるケースがある。

事前にどういった手続きが必要になるのかを確認しておくと良いだろう。

ここでは、住宅ローンの審査を受けてから借りるまでに転職する場合と、返済中に転職する場合に分けて解説していく。

審査後から借り入れるまでの間に転職する場合

住宅ローンの審査完了後、借り入れまでの間に勤務先が変わる場合は、速やかに金融機関に相談しよう。

勤務先や収入、勤続年数など審査に関わる項目に変更があると、再審査が必要になるためだ。

再審査では、新しい勤務先の収入をもとに審査が行われる。

仮に事前審査に通っていても、転職先で収入が落ちてしまったり、勤続年数が短すぎると判断されたりすると、再審査で落ちてしまう可能性は十分にある。

できるだけ事前審査の前後に転職するのは避けた方が良いだろう。

返済中に転職する場合

すでに住宅ローンを借り入れて、返済中に転職するケースもあるだろう。

審査の時点で届け出た勤務先や住所などに変更がある場合には、金融機関への連絡が必要だ。

借り入れ後に転職したからと言って融資を止められるわけではない。

ただし、収入が減少して返済が厳しくなった場合には、返済方法の変更などを金融機関に相談することが大切だ。

また、住宅ローン控除を利用する場合、転職先での年末調整の手続きが必要となる。

前職での源泉徴収票や住宅ローンの残高証明書などの提出が必要になるケースがあるため、必ず早い段階で転職先に確認しておこう。

転職エージェントの利用がおすすめ

転職時の手続きに不安を感じるのであれば、転職エージェントの利用がおすすめだ。

転職エージェントを利用することによるメリットとして、以下の3つが挙げられる。

  • 内定から入社までサポートを受けられる
  • 交渉を代行してくれる
  • 円満な退職をフォローしてくれる

上記のメリットを確認し、転職エージェントの利用を検討してみよう。

内定から入社までサポートを受けられる

転職エージェントは、内定の獲得から入社まで丁寧にサポートを受けられることが特徴のサービスである。

これまで数多くの転職を支援してきたアドバイザーがサポートしてくれるため、初めての転職でも安心だ。

例えば、応募先企業の面接に通過するための対策や、履歴書・職務経歴書の添削などのサポートを通じ、内定獲得に向けてしっかりと支援してくれる。

また、内定後の企業とのやり取りも転職エージェントを通じて行うため、手続き面での不明点をアドバイザーに相談しながら入社手続きを進められる。

初めて転職をする場合は、面接以外の手続き面での不安も多いだろう。

転職エージェントを利用し、サポートを受けながら手続きを進めていくことをおすすめする。

交渉を代行してくれる

転職エージェントを利用して内定が決まった場合、条件交渉などを代行してもらうことができる。

給与や入社日の希望など、自分では伝えづらい内容も転職エージェントが代わりに伝えてくれるため安心だ。

特に、転職後の給与交渉などは伝えづらいだけでなく、場合によってはトラブルになってしまう可能性もある。

第三者に交渉してもらうことで、トラブルを避けてスムーズに交渉が進むだろう。

交渉手続きなどを代行してもらえる点も、転職エージェントを利用するメリットだ。

円満な退職をフォローしてくれる

内定が決まって勤め先を退職することになった場合も、転職エージェントがサポートしてくれる。

直接退職を代行することはないものの、会社に退職を引き止められた時の対処法や退職の意思の伝え方などをフォローしてくれるのだ。

また、勤め先への退職交渉がスムーズに進まず入社日に間に合わないケースも、転職エージェントが転職先企業と交渉してくれる。

退職から入社までのトラブルも未然に回避可能だ。

お世話になった会社に退職の意思を伝えることに不安を感じている人も多いだろう。

円満な退職をしっかりサポートしてくれる点も、転職エージェントを利用するメリットのひとつだ。

まとめ

転職時には、退職日の調整や業務の引き継ぎ、備品の返却、書類の準備などの手続きが必要となる。

住宅ローンを借り入れている場合には銀行でも手続きが必要となるため、忘れないためにも早めの準備を心掛けよう。

また、転職時の手続きに不安がある場合は、転職エージェントの利用がおすすめだ。

内定獲得から入社までしっかりとサポートしてもらい、スムーズな転職活動を実現しよう。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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