MENU

銀行員の転職理由に多いものとは?志望動機を考える際のポイントを解説

銀行からの転職を考えている場合、面接に向けて志望動機を考えなければならない。

ほかの銀行員がどのような理由で転職しているのかを知った上で、志望動機を考えることが大切だ。

この記事では、銀行員の転職理由に多いものや志望動機を考える際のポイントについて解説する。

ぜひ本記事を参考に、銀行から転職する際の志望動機を作成していこう。

目次

銀行員の転職理由として多いものとは?

福利厚生が充実しており、給与も安定している銀行業界だが、転職を考える人も少なくない。

銀行から転職する人の理由として、主に以下のようなものが挙げられる。

  • 厳しいノルマが課せられる
  • 業界の将来性に不安を感じる
  • プライベートの時間が少ない

それぞれの理由について見ていこう。

厳しいノルマが課せられる

銀行員は、融資や金融商品などのノルマが厳しいことが特徴だ。

ノルマをクリアできなければ上司から厳しく叱責されるため、耐えかねて辞めてしまうケースが多い。

例えば、投資信託や定期預金、保険商品など、さまざまな商品にノルマが課せられる。

「必要ない」と断られても勧誘を続けなければいけないため、精神的に辛い思いをする人が少なくない。

毎月のように課せられる厳しいノルマに耐えられず、銀行からの転職を決意する人が多くいるのだ。

業界の将来性に不安を感じる

近年、ネット銀行の台頭などの影響によって銀行の将来性を不安視する人が多い。

「このまま勤めていても良いのだろうか」と不安を感じ、転職活動を始める人が増えているのだ。

例えば、インターネットバンキングの普及により、銀行支店のATMを利用する人は減少傾向にある。

また、融資の判断もAIのスコアリングによって信用力を判断できるようになっており、AIに置き換わる可能性が高い。

ネット銀行やAIが今後も拡大していくことを不安に感じ、将来性を期待できる業界に転職を希望する人が多くなっている。

プライベートの時間が少ない

銀行員は、業務時間外も職場の飲み会や同僚との付き合いなどが多い。

プライベートの時間が少ない点も、銀行から転職を検討する理由のひとつだ。

例えば平日には飲み会、土日には同僚や上司、取引先とのゴルフなどがある。

また、職場からは資格の取得を推奨されるため、業務時間外でも勉強しなければならない。

プライベートの時間を確保できないことに悩んでいるのであれば、転職を検討しても良いだろう。

銀行員の志望動機を考える際のポイント

転職活動では、説得力のある志望動機を準備していくことが大切だ。

銀行員が志望動機を考える際に重要なポイントとして、以下の3つが挙げられる。

  • 転職理由をポジティブに言い換える
  • 志望先の企業を選んだ理由を伝える
  • 入社後に貢献できることをアピールする

それぞれのポイントを確認していこう。

転職理由をポジティブに言い換える

転職活動で志望動機を作成する際、転職理由をポジティブに言い換えることを意識しよう。

前職についてのネガティブな内容が含まれていると、採用担当者は「採用しても同じような理由で辞めてしまうのでは」と感じてしまうためだ。

例えば、厳しいノルマを理由に転職する場合、「ノルマに耐えられなくて辞めた」という内容は印象が悪い。

「ノルマクリアのために顧客第一の営業ができなかったため、転職して顧客としっかり向き合いたい」という理由であれば、ポジティブな印象を与えるだろう。

ネガティブな理由で転職をする場合でも、できる限りポジティブに言い換えることを心掛けよう。

志望先の企業を選んだ理由を伝える

志望動機を作成する際は「なぜこの企業を選んだのか」という理由を伝えることも大切だ。

採用担当者に「ほかの企業でも良いのでは」と思われないためにも、選んだ企業でなければならない理由を誠実に伝えよう。

企業を選んだ理由を分かりやすく伝えるためには、志望先の企業について詳しくなければならない。

事業内容や商品・サービスの特徴、シェアや業績、社風などをしっかりと分析し、どこに魅力を感じたのかを伝えていく必要がある。

志望先企業でなければならないことを伝え、高い入社意欲をアピールしていこう。

入社後に貢献できることをアピールする

採用担当者に対し、入社後に貢献できる内容をアピールすることも大切だ。

自分の経験・スキルをもとに、どういった点で企業に貢献できるかを伝えていこう。

例えば、他業界の営業職を目指している場合、金融商品を提案・販売してきた実績を活かせるだろう。

また、財務に関する知識を活かすことで、企業の経理で活躍が期待できる。

銀行で培ったスキルを自己分析し、入社後にどういった点で貢献できるかを論理的に説明していこう。

銀行員の転職活動には転職エージェントがおすすめ

銀行員が転職活動を始める場合、転職エージェントの利用がおすすめだ。

転職エージェントを利用すべき理由として、以下の3点が挙げられる。

  • 担当者とキャリア面談ができる
  • 希望条件にマッチした求人を紹介してもらえる
  • 企業に合わせて面接対策ができる

それぞれの理由を確認していこう。

担当者とキャリア面談ができる

転職エージェントに登録すると、専任のキャリアアドバイザーが付く。

今後進むべき道について、担当のキャリアアドバイザーに相談できる点が大きなメリットだ。

例えば、「本当に転職するべきか」「銀行で培ったスキルを活かせる仕事は何か」など、今後のキャリアを悩んでいる人は多いだろう。

すでに多くの転職希望者を支援してきたプロのキャリアアドバイザーに相談することで、自分のキャリアをじっくりと見直すことができる。

相談をした上で、最終的に「転職をしない」という決断もできる。

今後のキャリアを考えたいという方は、転職エージェントの利用がおすすめだ。

希望条件にマッチした求人を紹介してもらえる

面談でキャリアアドバイザーに希望の条件を伝えることで、希望に沿った求人を紹介してくれる。

求人探しを代行してくれるため、忙しい銀行員でも働きながら転職活動を進めることが可能だ。

また、場合によっては一般公開されていない「非公開求人」を紹介してくれるケースもある。

非公開求人は通常の求人よりも魅力的な条件であることが多く、転職エージェント経由でなければ応募できない。

自分の希望にマッチする魅力的な求人を効率良く探せる点も、転職エージェントを利用するメリットのひとつだ。

企業に合わせて面接対策ができる

転職エージェントでは、提出書類の添削や面接対策などのサポートも行っている。

過去の実績を踏まえた企業ごとの面接対策を受けられる点も、転職エージェント利用のメリットだ。

例えば、「過去にどういった志望動機の人が面接を通過したか」という観点から、志望動機の内容を添削してくれる。

マイナスな印象を与える内容を削除したり、好印象を与える内容を追加したりと、プロの目線から具体的なアドバイスをもらえる。

転職エージェントを利用する際には、志望動機などで気になる点を積極的に質問していこう。

まとめ

銀行からの転職理由に多いのが「厳しいノルマが課せられる」「業界の将来性に不安を感じる」というものだ。

志望動機を作成する際には上記のような転職理由をポジティブに言い換え、入社後に貢献できることをアピールしていこう。

また、銀行から転職するのであれば、転職エージェントの利用がおすすめだ。

プロのキャリアアドバイザーと相談し、企業に合わせた志望動機を作成していこう。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

目次