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三菱UFJ銀行への転職|キャリア採用や転職する方法について解説

金融機関で働いている人の中には、メガバンクの一角である「三菱UFJ銀行」への転職を目指している人も多いだろう。

企業の特徴を理解した上で、中途採用の内容や転職方法について把握することが重要だ。

この記事では、三菱UFJ銀行の平均年収やキャリア採用について解説する。

転職エージェントの活用について解説していくので、ぜひ本記事を参考に転職活動を進めていこう。

目次

三菱UFJ銀行の概要

三菱UFJ銀行はメガバンクの一角を担っており、グローバルに展開している銀行だ。

会社名三菱UFJ銀行
本店所在地東京都千代田区丸の内二丁目7番1号
株主株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ100%
従業員数28,843人(2022年3月31日時点)
支店国内477、海外103(2022年3月31日時点)
平均年齢38.7歳(2022年3月31日時点)
平均勤続年数15.2年(2022年3月31日時点)
出典:三菱UFJ銀行「有価証券報告書 2022年3月期」

国内外に支店があり、従業員数も28,000人を超える大規模な銀行であることが分かる。

次に、三菱UFJ銀行の平均年収とここ数年の中途採用の比率を見ていこう。

平均年収

三菱UFJ銀行の「有価証券報告書」によると、平均年間給与は771万円であった。

国税庁の「民間給与実態統計調査」では給与所得者の平均年収が433万円であるため、三菱UFJ銀行の行員は平均年収よりも高い収入を得ていることが分かる。

また、同じく「民間給与実態統計調査」では、金融業・保険業の平均年収が630万円であることも発表している。

三菱UFJ銀行は、同業の中でも高い年収を期待できる企業と言えるだろう。

中途採用はここ数年増えている

三菱UFJ銀行のキャリア採用ページに記載されている情報によると、2019年〜2021年の中途採用比率は以下の通りだ。

  • 2019年度:9.6%
  • 2020年度:16.4%
  • 2021年度:18.1%

基本的には新卒採用を中心にしているものの、近年は中途採用が増えている。

必ずしも希望の職種を募集しているとは限らないが、転職できるチャンスが広がっていると考えられるだろう。

三菱UFJ銀行のキャリア採用について

三菱UFJ銀行の中途採用「キャリア採用」では、以下の3つのコースで募集を行っている。

  • 総合職
  • ビジネス・スペシャリスト職(BS職)
  • ファシリティ・マネジメント職(FM職)

総合職は転居を伴う異動があり、BS職とFM職は原則として転居を伴う転勤がないコースだ。

各コースでさまざまな職種を募集しているが不定期で更新されるため、自分が希望する職種が募集されているかを定期的にチェックしておこう。

求められる人物像

三菱UFJ銀行のキャリア採用ページで採用メッセージを見ると、以下のような人物を求めていることが分かる。

  • 高度な専門性・ノウハウを持つ人物
  • デジタル分野やサステナブルビジネスの分野に精通している人物
  • 新たな取り組みに積極的なチャレンジをできる人物

近年、銀行を取り巻く環境が大きく変化しており、収益面でさまざまな課題を抱えている。

こうした状況を突破するために、高い専門性を有する人物が求められている。

特に、金融・銀行業界が今後取り組んでいく必要がある「DX推進」や「ESG」に精通した人物が重要だ。

自身が持つスキルが銀行の課題解決に役立てられると考える人は、キャリア採用に応募すると良いだろう。

転職難易度

三菱UFJ銀行は、主に以下の3点により転職難易度が高いと言える。

  • 新卒採用を中心に行っている
  • 高度な専門性が求められる
  • 転職市場での人気が高い企業である

三菱UFJ銀行は新卒採用を中心に行っており、中途採用は限られた職種でしか募集されていない。

不定期に採用活動を行っている上に、希望する職種が募集されていない可能性もあるため、転職難易度が高い。

また、中途採用では即戦力を求めているため、高度な専門性や前職での実績が求められる。

グローバルに展開していることもあり、英語力については特に重視される。

職種によっては海外勤務経験やTOEICでのスコアを応募資格に設けているケースもあり、ビジネスに使える英語力は最低限必要となるだろう。

さらに、三菱UFJ銀行は収入や福利厚生が魅力的な企業である。

転職希望者が多く、希望する職種の倍率が高い点も転職が難しい理由のひとつだ。

選考フロー

三菱UFJ銀行の選考は、以下の流れで行われる。

  1. 書類選考
  2. 複数回の部門面接
  3. 複数回の人事面接・適性検査
  4. 内定

基本的には三菱UFJ銀行のキャリア採用ページから応募できる。

自分が就きたい職種が募集されているのであれば、積極的に応募してみよう。

転職エージェントを活用しよう

三菱UFJ銀行への転職を希望する場合、転職エージェントの利用がおすすめだ。

転職エージェントを利用すべき理由として、主に以下の3点が挙げられる。

  • 非公開求人を紹介してもらえる可能性がある
  • スキルにマッチする職種を相談できる
  • 待遇面での交渉も代行してもらえる

それぞれの理由について見ていこう。

非公開求人を紹介してもらえる可能性がある

転職エージェントに登録すると、利用者限定で応募できる「非公開求人」を紹介してもらえる可能性がある。

一般公開されている求人に比べて良い条件であるケースが多く、魅力的な求人に出会えるかもしれない。

求人が公開されていない理由として「競合他社に求人を知られたくない」「効率的に優秀な人材を集めたい」という2点が挙げられる。

新規の極秘プロジェクトを立ち上げる場合、メンバーの募集を一般公開してしまうと競合他社に知られてしまう。

求人を公開しないことで、他社にもバレずに採用活動を進めることができる。

また、魅力的な求人を一般公開してしまうと応募が殺到してしまい、採用活動の負担が大きくなる。

あらかじめ応募要件を転職エージェント側に伝え、条件を満たした人物を紹介してもらう仕組みにすることで、効率的に優秀な人材を集めているのだ。

三菱UFJ銀行が非公開求人を設けているとは限らないが、ほかの企業の魅力的な求人を紹介してもらえる可能性もある。

転職エージェントを上手く活用し、魅力的な非公開求人に出会えるチャンスを増やすことをおすすめする。

スキルにマッチする職種を相談できる

転職エージェントを利用すると、専任のキャリアアドバイザーが担当してくれる。

自分のスキルにマッチする職種や今後のキャリアについてアドバイザーに相談できる点が、転職エージェントを利用するメリットだ。

アドバイザーは企業の採用担当者とやり取りをしており、企業の内情に精通している。

企業の内情を踏まえた上で、求職者のスキルや経験にマッチした求人のアドバイスをしてくれる。

インターネットでは知ることのできない企業の情報を得られたり、客観的に自分のスキルを分析してもらえたりする点は、大きなメリットと言えるだろう。

待遇面での交渉も代行してもらえる

転職エージェント経由で転職が決まった場合、エージェントが給与などの待遇面の交渉を代行してくれる。

自分では伝えにくい内容を代行してくれるため、安心して転職活動を進められる点もメリットと言えるだろう。

給与の交渉はしたことがない人も多く、「相場がどれくらいだろうか」と悩むケースは少なくない。

転職エージェントはスキルや実績をもとに給与を算出し、企業と交渉を進めてくれる。

ほかにも入社日の調整などの細かな条件を交渉してもらうこともできるため、初めての転職活動でも安心だ。

転職活動をスムーズに進めたいのであれば、ぜひ転職エージェントを活用しよう。

まとめ

三菱UFJ銀行は平均年収が高く、近年は中途採用も増やしている。

転職市場での人気が高いことから転職難易度も高いが、高度な専門性を有している人物は転職できる可能性がある。

デジタル分野やサステナブルビジネス、英語力などに精通している場合は、応募してみると良いだろう。

また、転職エージェントを利用すれば非公開求人を紹介してもらえたり、待遇面での条件交渉を代行してもらえたりする。

複数の転職エージェントを併用しながら、自分に合った求人を見つけ出そう。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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