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会計士の転職失敗3つのパターン 転職エージェントの利用法も説明

「そろそろ監査以外の仕事もやってみたい」
「やってみたい仕事があるか、会社の雰囲気が悪いのではないか心配」

会計士は転職が当たり前の業種。「転職は一度きり」なんて絶対に思わない。とはいえ「まずは転職してみて合わない会社だったら、また転職すればよい」と割り切ることもできない。誰しも、新しい職場で嫌な思いをしたくないし、ミスマッチも避けたいものだ。

今回は会計士が転職に失敗するパターン3つを紹介する。転職に失敗しない為には転職エージェントの利用をおすすめする。エージェントを使うと何が良いのか今一度整理してみよう。

当社アドバイザーナビは2019年の設立以降わずか3年で100名以上のキャリアチェンジをお手伝いしてきた転職エージェントだ。エージェントを利用するメリットは十二分に理解している。

最後までお読みいただくことで、転職に失敗してしまう確率を各段に下げられると信じている。

目次

公認会計士が転職に失敗してしまう3つのパターン

会計士が転職に失敗

公認会計士は、転職市場で最強との呼び声も高い。なぜなら転職先が豊富で、年収も高いからだ。監査業務は独占業務だから参入障壁も高い。

正社員だけでなく非常勤としての働き方もある。しかし、会計士全員が希望どおりの転職を果たしているとは限らない。会計士が転職を試みる際には、注意すべきポイントがある。

以下、公認会計士が転職に失敗する代表的な3つのパターンを探っていく。

想像以上に残業時間が多すぎる

よくある失敗パターンのひとつに、長時間労働が多いことが挙げられる。

残業が多すぎる職場に転職をしてしまう原因として最も多いのが、「もっとやりがいのある仕事をしたい」というものだ。

例えば大手監査法人の場合。大手企業のクライアントの高い要求水準に合わせて作業も膨大になりがちだ。手際よくこなしても仕事の絶対量が多く、短期間でアウトプットが求められることも多い。おのずから長時間業務になってしまう。

また、金融機関で働く企業内会計士も長時間労働になりやすい。金融機関独特な会計処理や個人の資産税に関わるような業務が経験できる。一方で時に非効率的な社内業務フローに時間がとられることも多い。想定以上の長時間勤務とプレッシャーに驚くことも多いようだ。

監査以外の仕事が分からない

会計士は専門性の高い職業だ。特に大手監査法人は限定的な業務に集中的に取り組む。だから担当外の仕事については理解できないことが多い。

「監査業務に飽きた。」監査以外の業務を担当できる職場に転職したものの、まったく新しい仕事が分からないケースがある。転職先がベンチャー企業のCFOだった場合などは、転職先が「公認会計士」が何をする人なのかを知らないケースも多い。

なぜなら、そういった企業は投資家などから株式公開が視野に入ってきたフェーズなどで「そろそろ会計士を社内に1名置いてください」と言われて会計士を採用するからだ。特段困りごとがあって雇う訳ではない。だから採用企業側も会計士の使い方が分からないといった事態が起きる。

今までの職場と新しい仕事への期待が一致せず、フラストレーションが溜まってしまう。

社風に馴染めない

公認会計士が企業間を移動する場合、全く異なる職場環境に苦労することがある。例えば、中堅の会計事務所で勤務していた公認会計士が、より多くのスタッフと業務を抱える大企業に転職した場合、チームで業務を担当することなどにカルチャーショックを受けるかもしれない。

時には、生産性の低い業務の存在に憤りを感じることになるかもしれない。離職率の高さに驚くこともあるだろう。また、中小の会計事務所に転職した際に、所長への件集中や業績評価基準の緩さに憤りを感じることもあるかもしれない。

STOP!会計士の失敗転職 転職アドバイザーの効果的な利用法

会計士が転職に失敗

会計士が転職する際には、転職エージェントに登録することをおすすめする。エージェントに登録すると担当のアドバイザーが決められる。

アドバイザーとの接触する中で、自分自身や、転職候補先企業についての解像度を上げられる。アドバイザーと上手に付き合い、転職活動を効率的に進めて欲しい。

やりたい仕事とできる仕事の区別が明確になるから

アドバイザーとのやり取りを通じて、実際に経験したことのある業務を明確に区別できる。「今までは監査をやってきたので、次は国際税務の仕事にチャレンジできる事務所に転職したい。」といった様に、客観的に他社に見てもらうこともいいだろう。

転職の軸がハッキリ定まるから

アドバイザーとのやり取りを通じて、転職での軸が定まってくるかもしれない。また、それぞれの優先順位がある。勤務地は多少遠くても、定時で退社できる企業がよい。年収は多少下がっても在宅勤務可能な会社に転職したい。残業は厭わないので年収を上げたい。などがその一例だ。

今回の転職の目的や大切にした軸が明確になり、転職先とのミスマッチが防げるだろう。

転職候補先の情報を入手できるから

アドバイザーを通じて転職候補先の社風や雰囲気を把握できる。人員構成はどのようになっているのか?年齢構成は?前職の業態などはを事前に入手出来れば、ある程度雰囲気は掴めるだろう。

また、所長や上司などキーパーソンの人柄などについても可能な限り知っておきたい。ミスマッチが防げる可能性が高まる。

転職エージェントについて、詳しくはこちらの記事をご覧いただきたい。

まとめ

会計士が転職に失敗

公認会計士は、比較的容易に転職できるだろう。しかし、イメージ違いの転職が発生するケースもある。転職のミスマッチを避ける為に転職エージェントを利用する方法がある。

アドバイザーとのやり取りを通じる中で、より精緻に自己分析ができるし、今回の転職に期待していることを整理しやすくなる。

なお、当社アドバイザーナビはIFAに特化した転職エージェントを展開している。2019年の設立以降わずか3年で100名以上のキャリアチェンジをサポートしてきた。IFAとは独立系金融アドバイザーのこと。お客様に対して、有価証券や保険などをつかった資産運用アドバイスしたり、お手伝いをする仕事だ。

IFAに少しでも興味をお持ちの方は、下の「無料キャリア相談お申込みフォーム」からお気軽に連絡してほしい。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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