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【公認会計士】転職エージェントって本当に便利なの?上手な使い方と注意点

公認会計士の方は、キャリアチェンジや大手企業への転職を積極的に考える傾向にある。また、より良いワークライフバランスを実現したいと考えるケースもある。このような場合、転職エージェントは非常に役に立つ。

この記事では、転職エージェント(職業紹介事業者)の利用方法を紹介する。また、どのタイプが自分に最も適しているかを評価することに焦点を当てる。

さらに、良いエージェントを見つけるためのポイントや、利用する際の注意点についても説明する。転職エージェントを上手に活用するために、ぜひ参考にしてほしい。

なお、個別エージェントについての具体的情報が欲しい方はこちらの記事をご参照いただきたい。

目次

転職エージェントの利用が向いている公認会計士のタイプ3種

公認会計士が転職エージェントを利用

新たな業務にチャレンジしたい人

新しい分野にチャレンジしたい人は、転職したい分野に特化した職業紹介事業者を利用するのが近道だろう。

例えば、富裕層向けの資産運用業務に進出する場合は、その分野に特化した転職エージェントを検索して連絡するとよい。
経営者や富裕層の資産運用ニーズは有価証券のアドバイスに留まらない。具体的には事業継承やプライベートカンパニー設立、絵画購入、ワイン、スーパーカーへの投資など、さまざまな税金対策などだ。

公認会計士が資産運用業務に携わっているケースは少ない。だからこそ、他のアドバイザーとの差別化が図れる。

当社アドバイザーナビは、IFAと呼ばれる資産運用アドバイザーに特化した転職サービスを展開している。必要な情報を提供し、最適な仕事を見つけられるよう全力サポートする。

富裕層向け資産運用業務に限らず、新しい業務へのチャレンジは転職をするかしないかを判断するのに十分な情報が入手できていないケースが起こりやすい。必要な情報を正確に確実に入手して万全の判断ができるよう、新たな業務にチャレンジしたい人には転職エージェントの利用をおすすめしたい。

規模が大きい監査法人・会計事務所に転職したい人

大手監査法人・会計事務所への転職を希望される方やビッグ4などの大手監査法人への転職を希望する場合、転職エージェントの存在は非常に有効だ。面接や求職活動の戦略についてのアドバイスや、履歴書やポートフォリオの準備のサポートをしてくれる。

それぞれの面接官のクセや好み、過去の質問なども把握しているケースもある。過去転職のお手伝いをし、現在意中の事務所に勤務している人とのカジュアルミーティングもセッティングしてもらえる。

ワークライフバランスの実現をしたい方

ワークライフバランスを重視する人も転職エージェントを利用するとよい。オフィシャルには発表していないものの、柔軟な働き方に対応できる企業や、働きやすそうにみえるものの実は離職率が高い。企業の情報を入手出来ている可能性が高いからだ。

また、先方との交渉についてもエージェントがやってくれる。面接の席では、切り出しにくい点をエージェントに預けられる。安心して業務に直結する自己PRや志望動機の備えができる。

公認会計士が 転職エージェントを上手に使うポイント

公認会計士が転職エージェントを使う

複数のエージェントを利用しよう

複数のエージェントに登録することをすすめたい。まず1つは特化型のエージェントに登録しよう。なぜなら特化型はその分野での経験が豊富なため、より深いアドバイスや求職の機会を得られる可能性が高いからだ。

公認会計士のキャリアパスや会計業界の転職ノウハウが蓄積されている。最初の1社は特化型エージェントに登録しよう。

複数エージェントを利用するもう一つのメリットは、さまざまな求人情報を使えることだ。エージェントによっては得意な領域があったりするため、一社に拘らず登録してみるのもいいだろう。

頻繁&すみやかに連絡を取ろう

転職エージェントは、転職を成功させて収益を得る。転職意欲の高い人や急いでいる人のサポートは綿密に行うものの、のんびりと転職活動している求職者へのサポートは後回しになることもあるかもしれない。

本気で転職活動をするのであれば、頻繁に連絡をとったり、エージェントからの問い合わせには速やかに回答することが有効だ。

相性の合わないアドバイザーは躊躇せずに変更してもらう

担当者が合わないと感じたら、遠慮なく担当者を変えてもらうようにしよう。

「他の方の意見も聞いてみたいです。別の担当の方を紹介してください」と頼めばよい。転職エージェントとの信頼関係は大切だ。とはいえ、目的は転職が成功すること。期待に応えてくれないと感じたら、担当者の変更を依頼するのが一番だ。

公認会計士が転職エージェントを利用する際の「注意点」

公認会計士が転職エージェントを使う

稼働する転職エージェントは3つ程度に

筆者は複数エージェントを利用することを推奨するが、多すぎても管理が大変だ。

よくある失敗としては、どのエージェントを使ってどの企業にアプローチしているのかをうっかり混同してしまうことだ。
エージェントとは信頼関係を保っていきたい。秘密裡にすることもないが、不必要な「うっかり」は信頼関係には不要だ。

こうした事態を避けるためにも、稼働している転職エージェントは3つ程度に収めておくことをおすすめする。

 遠慮することなく「デメリット」を聞こう

転職エージェントは、転職させることで収益を得る。誤解を恐れずにいうと、求職者が満足するキャリアチェンジであっても、不満足であっても、年収が同じ転職であればエージェントの売上は一般的に同じだ。

だからこそ、職業紹介事業者は求職者の都合を考えずにキャリアチェンジさせてしまうインセンティブが働いてしまうこともある。そのため不都合なデータは言わないこともあるので、気になったことは遠慮することなく聞いておこう。離職率や前任者の離職理由などがその一例だ。

また、複数の案件を紹介された場合、エージェントが考えるそれぞれの案件のメリット・デメリットを訪ねる方法もある。これらの情報は企業研究の1つにもなる。良いデータであれば、面接時に使うこともできる。とにもかくにも、遠慮せずに気になったことは聞いておこう。

転職を急がせるアドバイザーには注意しよう

重複するが転職エージェントは、転職させることで収益を得る。

自分の「目標数値に達しないから」といった理由で転職をせかすエージェントやアドバイザーも残念ながら存在する。その後の生活や職業観に影響を与えるのがキャリアチェンジだ。

アドバイザーやエージェントの都合に流されることなく、常識的なタイミングで判断をし、冷静に転職活動を進めていこう。

当社アドバイザーナビはIFAに特化した転職エージェントだ。
IFAに興味をお持ちの方は、下の「無料キャリア相談お申込みフォーム」をご利用いただきたい。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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