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弁護士におすすめの転職エージェント3選〜選出のポイントも解説〜

ひまわり求人求職ナビもいいけれど、他の転職サービスも利用したい
知り合いの弁護士も少ないから、他の事務所の欠員情報が入らない

と考えている弁護士の方。

勤務先の変更は、職歴形成の有効な手段だ。扱う案件の種類を変えることで経験の幅を広げられる。

とはいえ、たくさんの案件を抱えているなか、次の勤務先を探すのは楽ではない。だから弁護士が勤務先の変更を考える際には転職エージェントを使うことを勧めたい。

まずはこの記事で、弁護士が登録すべき転職エージェントと各エージェントの特徴を把握しよう。

目次

弁護士が登録しておきたい転職エージェント3社

NO-LIMIT(ノーリミット)|評判良好な専門家集団

日本トレンドリサーチのアンケート調査によればサイトイメージ調査で三冠を達成している。

  • 弁護士・法務人材転職エージェント支持率 No1
  • 求職者のフォローが充実している弁護士・法務人材転職エージェント No1
  • 弁護士におすすめの弁護士・法務人材転職エージェン No1

口コミを重視したい弁護士にはまずは登録をおすすめする。

主な特徴は以下3点だ。

  • 業界の転職事情に詳しいカウンセラー
  • 各事務所の実情を把握
  • 法律事務所・法務部両方の求職案件を網羅

弁護士が次の勤務先を選ぶ際の伴走者となるべき条件をしっかりおさえている。評判がよく、頼れる伴走者がNO-LIMITだ

弁護士転職.jp |弁護士人生の総合的なサポーター

弁護士転職.jpは株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社が運営している。同社は業界誌「Attorney’s MAGAZINE」を15年以上発行している。さらに2022年11月には弁護士のキャリア形成に寄り添い、生涯のパートナーとして伴走するサイト「弁護士キャリアコンシェルジュ」をリリースした。

業界全体の情報から、足元の勤務先の相談相手として、さらには長期的な職務経歴構築までをサポートするのが運営会社 C&Rリーガル・エージェンシー社だ。

業歴も15年と相応に長く、ノウハウの蓄積にも不安がない。弁護士人生の総合的なサポーターとして、同社との関係を結んでおいた方がよいだろう。弁護士向けの転職エージェントとして最初に登録したいサイトだ。

弁護士ットコムキャリア|コンサルタントの情報開示が明確

弁護士ドットコムキャリアは、コンサルタントに関する情報が豊富だ。略歴や得意とする分野、実績、求職者をサポートするにあたって心がけていること、などが大きな写真と共に掲載されている。

そして、登録にあたって「担当コンサルタント」の希望を備考欄に入力することもできる。

次の勤務先を選ぶ際には、担当コンサルタントとの相性が大切だ。担当コンサルタントについてはエージェント任せとする会社も多い。そうした中、希望を表明できる弁護士ドットコムキャリアは良心的といえよう。

公開求人については、トップページで法律事務所とインハウスロイヤーに分かれて掲載されている。

さらに法律事務所の案件の中で「民事」「刑事」「企業法務」と区分されている。そのため、興味ある案件にすばやくアクセスできる。インハウスロイヤ―についても同様だ。「法務」「特許・知財」「企業法務」と入り口が分かれている。

相談前に担当コンサルタントのイメージを掴みたい方、見やすいサイトを希望する弁護士は弁護士ドットコムキャリアを選ぼう。

弁護士が転職エージェントを選ぶ際のポイント

弁護士が転職エージェントを選ぶポイント

弁護士業界に特化しているか

転職エージェントには「総合型」と「特化型」がある。総合型とは特定の業種・業界に限らず多彩な求人を扱っており、反対に「特化型」は特定の業種・業界に限定した案件を扱っている。

弁護士は特化型に登録することを勧めたい。

なぜなら、弁護士は特殊な仕事であるからだ。今後の職務の積み重ねを考える際にも、弁護士ならではのステップアップのルートがある。そうした事情を理解したエージェントやカウンセラーを味方につけた方が、効率的だからだ。

転職エージェントに登録するときは特化型を選んでいただきたい。

法律事務所・インハウスロイヤーのどちらを得意としているか

次の勤務先は、法律事務所を希望しているだろうか? それともインハウスロイヤーになることが希望だろうか?

転職エージェントによっては、法律事務所に強いところ、またインハウスロイヤーに強いところがある。登録する前に確認しておこう。

弁護士業界に詳しいカウンセラーがいるか

目の前の案件に求職者を押し込むのではなく、弁護士としての長期的な職務の積み重ねを大事にするカウンセラーがいるか。求人側の特徴、募集の背景、事務所のクライアントの主な属性など、業界に精通しているコンサルタントと巡りあうことが大切だ。

仮にカウンセラーに違和感を覚えた場合は、担当を変えてもらうよう交渉することを視野に入れてほしい。

弁護士が転職エージェントを利用する4つのメリット

弁護士が転職エージェントを利用する4つのメリット

弁護士ならではのキャリア相談が可能

転職はデリケートな話題であるため、相談できる人は限られる。複数の知人に相談できれば良い。しかしそういった人脈がない場合は、プロであるカウンセラーに相談した方が良い。

なぜなら、カウンセラーは多くの転職の現場に立ち会っているからだ。今までのいろいろなケースや最近の流れなど隠す事例を多く把握している。弁護士は特殊性の高い職業だ。転職エージェントに登録することで、カウンセラーに弁護士ならではの職務形成の相談ができる。

法律事務所や企業の内情を把握できる

知人からの紹介、いわゆるリファラル採用を除いて他の法律事務所・企業の内情はなかなかわからない。

上司はどういった性格なのか。所属する弁護士の年齢構成はどのようになっているのか。どういった事件を得意としているのか、弁護士の定着率はどの程度であるのか。

エージェントを利用することで、各事務所・企業の内情を把握できる。

非公開求人に応募できる

一般的に公開案件数よりも非公開案件数の方が多い。高いポジションになればなるほどその傾向は高い。

また、「いい人材がいれば採用」といった求人企業・事務所は常に「募集中」の状態になる。公開案件にして「常に募集中」とすると掲載費用も嵩む。


また「常に募集 = 人材が定着しない」といった誤認をあたえることにもなりかねない。だから、「いい人材がいれば採用」の方針の企業・事務所は非公開案件として募集をかける。転職エージェントを利用すると、こうした非公開求人にエントリーできる。

転職先の事務所や企業との交渉で年収がUPする

多くの案件を抱えている中、将来の移転先との入職日や年収の交渉をすることは、負担が多い。
また交渉の結果大きな成果を手に入れたとしても、それが入職以降のコミュニケーションの支障になってしまうことも考えられる。

転職エージェントを使う事で、自身の時間や思考などのリソースを使うことなく、移転先の事務所や企業と交渉ができる。

まとめ

弁護士の転職には弁護士に特化したエージェント利用をおすすめする。その理由は、弁護士ならではのキャリア相談ができること、法律事務所や企業の内情を把握できるなどの利点があるからだ。

とはいえ弁護士に強いエージェントと言っても各社特徴はさまざま。業歴が長く転職先とのコネクションの強さが魅力のエージェントもあれば、担当アドバイザー(コンサルタント)の希望を伝えられる点が魅力のエージェントもある。

まずは、ニーズに合致するエージェントに登録しよう。そしてアドバイザーが決まったら、希望する転職先・業種を伝えよう。この2ステップで弁護士の転職活動はかなり効率的に進む。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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