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会計士におすすめ転職エージェント4選〜人気の転職先も解説〜

会計士におすすめする転職エージェント

「転職エージェントに登録しようと思っているが、いろいろあって選べない」

「会計士につよいエージェントならどこでも同じ」

と思っている方。実は、転職エージェントは思いのほか会社毎に個性がある。ハイクラス求人から未経験求人まで幅広く取り扱っているエージェントがある一方で、「会計士」のみに特化したエージェントもある。

とはいえ、ご自身でひとつひとつサイトを除きながら特色を見極め、登録するサイトを決めるのは手間がかかるだろう。

そこで、今回は会計士におすすめしたい転職エージェントを4つ選び、4社それぞれの特徴を説明する。エージェント選びの手間を大幅に縮小できるはずだ。

また、会計士に人気の転職先も記載した。読んでおけば、エージェントに興味ある転職先を伝える時に役立つはずだ。最後まで是非ご覧いただきたい。

目次

おすすめ会計士転職エージェント4選

会計士におすすめの転職エージェントサイトを4社あげる。主な特徴・選出の理由および、求人案件数を掲載する。なお、求人案件数はすべて2022年11月23日現在のデータである。

マイナビ会計士 |求職者想いの会計士転職エージェント

公開求人案件は945件。エリアは東京、大阪、名古屋が中心だ。

求人案件は「非常勤勤務」「リモート/在宅勤務」等の条件でも検索できる。求職者が希望する働き方にも応える切り口がわかりやすく表示されている。

また、トップページには「未経験分野への転職」「USCPAの転職」特集記事が掲載されています。各特集記事には、会計士のキャリアパスや、転職先ごとの注意点なども触れられている。会計士の長期的なキャリア構築にも寄り添う内容なのが印象的だ。

レックスアドバイザーズ |案件の裾野が広い転職エージェント

公開求人案件は4,545件。案件の裾野が広い。たとえば求人検索の条件には「公認会計士」「税理士」だけでなく「簿記1級・2級」もある。一方でマネジメント層の案件も豊富だ。また、「業務委託」の特集ページも組まれている。多様な求人ニーズに応えているからこその求人案件数なのだ。

また「税理士業界トピック」では、会計に係る時事的な話題を取り上げている。転職エージェント機能に加え、読み物としても大変おもしろい。

サイトは写真がふんだんに使われている。仕事で疲れているときでも眺めるように楽に見られる。求人案件の豊富さ、サイトの見やすさなどの面からおすすめしたい転職エージェントだ。

ジャスネットキャリア |転職先社員の声や、アドバイザーの情報を豊富に掲載

 公開求人案件は3,487件。求人案件とともに、求人企業の「アピールポイント」や「現場で働く会計士の声」をともに閲覧できる。求人情報と一緒に企業研究も現場の声が同じタイミングでインプット出来て利用しやすい。効率的に案件を探せる。

転職エージェントの紹介ページでは、それぞれのプロフィールが詳しく紹介されている。情報開示が多くされており、誠実な印象を受けるし、相談も安心できる。

「事業継承支援サービス」を展開している点も特徴だ。これは、後継者不在の税理士・会計事務所を紹介するサービスだ。自身の事務所を持ちたい人は挑戦していただきたい

MS-JAPAN |30年の業歴を誇る転職エージェント

公開求人件数は7,729件。この中には、弁護士など会計以外の案件が含まれている。エリアは東京、神奈川、大阪、愛知が中心だ。

MS-JAPANのサイトも、ジャストネットキャリア同様にアドバイザーのプロフィールが詳細に掲載されている。そのアドバイザーを通じての「転職成功事例」も一覧できる。アドバイザーの人となりに加え、実績も一覧できるサイトになっている。

また、土曜も開催している個別相談会は電話での参加も可能。
まずは気軽に話しを聞いてみたい人には、映像がなく参加しやすい。

管理部門・特化型のエージェントとして30年以上の業歴があるという。長い業歴と豊富な求人案件、プロフィールを把握でき安心できるアドバイザーが魅力の転職エージェントだ。

会計士が転職エージェント選ぶ際のポイント

会計士が転職エージェントと面談する

業界の理解が深いアドバイザーがいるか

最近の転職マーケット事情はもちろん、求人先企業や事務所の特性などを把握しているアドバイザーが好ましい。求人の背景などを押さえていることも重要だ。

なぜならアドバイザーの業界知識が豊富だと、応募する企業選びが各段に楽になるからだ。質問にたいしてすぐに回答できるアドバイザーであれば、スピーディーに応募すべき企業が定まる。また転職後のミスマッチを防止する点でも的確なアドバイスは役立つ。

面談の際に、特定の求人先を例にどの程度の知識があるのかを確認するのもよいだろう。また、転職事例のエピソードを多くもっているのかなども探ろう。明らかに相性が悪い場合は「他の方の意見も聞いてみたい」などの理由をつけて替えてもらうよう働きかけよう。

良いアドバイザーを味方につけると、転職活動に余計なエネルギーがかからない。業界理解が深いアドバイザーがいるエージェントをメインに使おう

豊富な求人案件数、自分の条件と合う案件が相応にあるか

特別な事情がない限り、極端に案件数の少ないエージェントは避けよう。なぜならエージェントに案件がなければ、希望の条件にあう案件もおのずから絞られてしまうからだ。いくら優秀なアドバイザーがいても転職活動に時間がかかってしまう。転職エージェントのサイトを閲覧し、気になる案件がどの程度存在するのかを確認しておこう。

なお、転職アドバイザーを利用するメリットについて確認したい人はこちらの記事をご参照いただきたい。

会計士に人気の転職先4選

会計士は転職エージェントを使って人気の転職先へ

会計事務所 |継続的なキャリア構築を目指す

現在の仕事内容と同じである会計事務所は即戦力として活躍できる可能性が高い。

たとえば、メインとなるクライアントが異なる事務所への転職、責任あるポジションを目指すための転職などがその具体例だ。今後のキャリア形成を考えながら転職先を見つけていこう。

監査法人 |クライアントの会計処理を確認

監査法人には、BIG4と呼ばれる4大監査法人がある。

≪4大監査法人≫
  • 有限責任監査法人トーマツ
  • 有限責任あずさ監査法人
  • EY新日本有限責任監査法人
  • PwCあらた有限責任監査法人

4大監査法人は主に、上場企業の会計監査を主戦場としている。BIG4につづくグループには準大手監査法人がある。準大手監査法人はBIG4と比較して、1チームあたりの人数が少ないことが多い。チームメンバーが少ない分、重要な業務に就ける可能性が高い。業務習熟度が早く高まることがメリットだ。

≪準大手監査法人≫
  • 仰星監査法人
  • 三優監査法人
  • 太陽有限責任監査法人
  • 東陽監査法人
  • PwC京都監査法人

監査法人は、公認会計士の転職先として人気だ。

主な仕事である法定監査業務は、公認会計士の独占業務だ。監査法人は業務に必要な公認会計士を一定人数確保する必要がある。欠員が出たら速やかに求人をかける。公認会計士としての知識が活かせるし、求人案件数も多い。だから、監査法人は公認会計士の転職先になりやすい。

事業会社 |経理・財務関連部署で企業系会計士

転職先として最も多くの会計士が選ぶのが事業会社だ。事業会社は、圧倒的に数が多い。だからいろいろな会社がある。それぞれの会社が違った役割で会計士を必要としている。

たとえば、上場企業においては監査法人対応者として必要とされるだろう。また、株式の上場や公開を目指している会社は透明性高く正確な会計処理の担い手として求められるだろう。

財務・会計系コンサルティングファーム |

資産状況や財務諸表まわりの調査をし、会計の視点で経営者に改善を促す業務だ。内部統制などの規制や新しい注意点に対し、契約先企業が適合するようアドバイスをする。会計士としての能力が発揮できる転職先だ。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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