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転職先において出勤初日の主な流れや挨拶をする際の注意点

転職活動が無事終わり、勤務開始日が決まると、初日の流れはどうなのか、挨拶はどのようにした方が良いのか気になることも出てくるだろう。転職後、円滑に業務に入れるように、初日を迎えるために前もって準備することや、心がけについても知っておきたい。

目次

転職初日の流れとは?

内定が出て転職が無事決まり、最初に出勤する日のおおまかな流れとしては、まず指定された場所に出勤をする。そして案内役となる人事や採用担当者、直属となる上司等に引き合わせてもらう。その後、企業内や、所属する部署の説明、自分のデスクの案内等をしてもらう。

パソコンやスマートフォン等、企業から備品の支給がある場合には、そのセットアップを行う。併せて給与や福利厚生関連等の書類作成等、諸手続きを行うこともある。

挨拶をするタイミング

企業や勤務状況等によっても異なるが、転職初日に転職者が挨拶、自己紹介をして顔合わせをすることが多いだろう。社内や所属部署で行われる朝礼や、初日ではなく、後日行われる定例のミーティング等、一緒に仕事をすることになる職場の人々が集まるタイミングで行われることが多い。

挨拶が完了したらオリエンテーションや研修、前任者からの業務の引き継ぎに入る。違う場所で研修後に配属される部署が決定するケースもある。

テレワークの場合は?

コロナ禍以前は、全員が出社して同じ部署で業務に就くことが当たり前だったが、コロナ禍によって、必要がある社員のみが出社して基本はテレワーク、全員がテレワーク等、働き方が変化してきている。

そのため中途採用者も、転職が決まっても出社することなく、初日からテレワークとなるケースもある。

テレワークと実際の出社とを組み合わせている企業であれば、オンラインミーティングと顔合わせ、どちらも行う等、柔軟な対応が必要となる。

テレワークの場合は準備をしておき、伝えられた2、3分前には専用ルームにログインしておこう。

挨拶や自己紹介時に気を付けるポイント

まったく初めての場所、知らない人々の前で挨拶、自己紹介をすることは、どんな人でも何回目であっても緊張してしまうもの。挨拶、自己紹介の際に気を付けたいポイントを押さえておこう。

簡潔にまとめる

転職者の挨拶や自己紹介は、朝礼やミーティング等の時間を使って行われる。他のメンバーの業務に支障をきたさないように、内容は簡潔にしたい。長さは30秒から1分程度が望ましい。長いのも良くないが、あまりに短すぎる挨拶というのもやる気が感じられず、良いものではない。

伝わりやすさを意識する

挨拶に限らず、だらだらとして内容が薄い言葉は、印象に残らない。初対面の人の前でしゃべると、緊張して何を言って良いか分からなくなった、という事態を防ぐためにも、前もって紙等に書き出してまとめておくのもいいだろう。

表情に注意する

初対面の人の印象は、最初の数秒で決まると言われています。緊張する、言葉がつかえる等は問題はないものの、表情がこわばっていると、所属部署の人たちにとって良い印象とはならない。緊張をしていても、笑顔ではっきり話すように心がける。

口元がマスクに隠れているとしても口角を上げることで、マスク越しでも笑顔で話していることが相手に伝わるものだ。また下を向いたり、ぼそぼそ話す、声が小さすぎるのも印象が良くない。前をしっかり見据える、いつもより大きな声を出すように心がけよう。

謙虚な気持ちを持つ

キャリアを積んで転職をした人は、これまでの経歴に自信を持っているだろう。自信があることは悪いことではなく、むしろ仕事をする上でのポテンシャルになる。

しかし、転職時の挨拶で以前の実績をひけらかしたり、自慢話をすることは避けたい。同じ部署となる人に悪い印象を植え付けると、仕事を進めて行きづらくなる。謙虚な気持ちを忘れないようにしたい。

否定的すぎる、自虐は避ける

謙虚な気持ちを持つことは大切だが、謙虚も一歩はき違えると卑屈すぎる、自虐的だと悪印象を与えてしまうこともある。卑下、ネガティブな表現は避けるようにしたい。

個別の挨拶もする

所属部署等、全体的な場での挨拶だけでなく、1人1人にも挨拶をしておきたい。同じフロアの人、仕事を一緒にするチームのメンバー、デスク周辺の人、全体の挨拶時には不在だった人等、簡単で良いので挨拶をしておきたい。

挨拶は社会人として当たり前のことだが、コミュニケーション能力が低くてできないという人もいる。しかし、転職初日に挨拶を怠ってしまうと、周りの評価は一気に下がってしまい、その後円滑な業務をすることは困難になる可能性が非常に高い。

緊張することは理解しているが、それでも心を込めて挨拶をしよう。挨拶をされて不快になる人はいないだろう。

転職初日に向けて準備したいこと

勤務開始日が決定したら、当日になって慌てないように事前に準備をしておきたい。

持ち物を確認

勤務の際に必要となる物品や、記入が必要な提出書類があれば、事前に準備をして当日忘れないようにしたい。

服装をチェックする

スーツは体形にフィットしているものか、汚れやシワがないか、清潔感を損なわないように注意したい。靴や鞄の手入れを怠っていないか確認しておく。職場ごとに雰囲気も異なるので、指定がないようであれば入社をして、周囲に合わせるようにしたい。

初日の出社時間、場所をチェックする

企業ごとに始業時間が異なる。遅刻は厳禁なのは言うまでもないが、就業時間が決まっている企業の場合は始業時間の20分から30分ほど前、余裕をもって出社しよう。

また、オリエンテーションの都合等で、初日のみ所属部署に直接出社せず、違う場所を指定されたり、始業時間より早く出社が必要なこともある。前もって採用担当者に自分から質問をして確認をしておくと、積極性のアピールにも繋がる。

転職先での初出勤は挨拶を大切にしよう

転職活動が終了し、新しい企業での勤務開始日までは、不安と期待が入り混じるものだ。転職して最初に挨拶や自己紹介をする場合には、緊張しても、できるだけ簡潔にハキハキと話すことで、職場のメンバーに良い第一印象を与えたい。全体だけではなく個別に挨拶をしておくのも大切だ。

初日までに物品や書類の準備や、身だしなみの確認をしておくのが望ましい。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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