「転職したいけれど、転職活動をするのが面倒」
「転職に興味があるが、転職先の雰囲気がわからないから不安」
と思っている金融業界にお勤めの女性の方々。
転職には、年収アップや新しいスキルを得るメリットがある。
入社時から条件を明確にすることで、出産や子育て、介護など今のライフスタイルにあったはたらき方を手に入れられる。
とはいえ、転職活動は手間がかかる。
求人案件のチェック、履歴書・職務経歴書の作成、インタビュー、条件確認、退職の手続き・・・・。キャリアチェンジまでのステップは多い。さらに、ライフスタイルの変化に伴うキャリアチェンジの場合は、勤務時間・勤務場所など就業条件交渉も加わる。
この記事では、女性のキャリアチェンジに役立つサイトを紹介する。
女性のキャリアチェンジは大変そうに感じるが、条件に合うサービスを利用すれば、とても楽になる。さらには「こんなはずではなかった」という新しい会社でのミスマッチも軽減できる。
まずはこの記事で女性におすすめの転職サイト・転職サービスを押さえよう。
転職サイトはエージェント型をおすすめ
転職サイトには「求人広告型」と「エージェント型」の2つのタイプがあることをご存じだろうか。
金融業界の女性には「エージェント型」の利用を提案する。
求人広告型とは、企業側が求人広告を出稿、求職者側が企業に応募するタイプだ。
エージェント型とは、転職エージェントが入手した求人案件を掲載、求職者が案件に手をあげると転職エージェントが企業側に求職者を紹介する方式だ。
エージェント型の最大の特徴は転職エージェントの存在だ。
面談やカウンセリングで、今回のキャリアチェンジを考えたきっかけや、これからの勤務先に希望している条件などを伝えると、いろいろな案件を紹介してくれる。
また、応募先企業にあわせた履歴書やレジュメの書き方をアドバイスしてくれたり、自分では切り出しにくい条件交渉をしてくれたりする。しかも、費用は全くかからない。
求人広告型は自分ひとりでの転職活動になるのに対し、エージェント型は、伴走者がいる転職活動になる。
タダで効率的にキャリアチェンジできるのがエージェント型のメリットだ。
忙しくも充実した毎日を送っている金融業界の女性は、エージェント型を活用しよう。
女性におおすすめ転職サイト4つ
本章では、エージェント型の転職サイトを4つ紹介する。ピンとくるサイトがあれば、一度アクセスしていただきたい。使いやすさなどを実際に確認しよう。複数の人材会社への登録ももちろん問題ない。
なお以下に記載する求人件数は全て2022年11月11日現在のデータである。
Type女性のエージェント
選出した理由・特色は以下3点だ。
- 20代の女性に焦点をしぼった転職サービス
- 女性誌のような読みやすい画面
- 金融以外の職種の案件が豊富
求人案件数は販売職、IT関連業務などを中心に28,181件(内公開案件8,223非公開案件19,958件)と多くはない。一方で読みやすいデザインのウェブページは、求職者に寄り添うコンテンツがあふれている。刻みが細やかな年齢別の注意点など、「それが知りたかった!」にしっかりと応えている。
また、「面接メイクアップサービス」を展開している点も特徴だ。
「転職は初めて。どういったことに気をつけたらよいのかわからない」
「金融以外の業種にも興味がある」
といった20代の女性に提案したい。
- 出典:Type女性のエージェント(2022年11月調査)
Woman Career by doda
選出した理由・特色は以下3点だ。
- 女性向け求人案件数は最多クラス
- データやランキングが多い
- 3つのキャリアチェンジ方法を提供
運営はパーソル株式会社。求人案件は、2022年11月11日現在166,806件。女性向けの求人数としては最多クラスといえよう。
ランキングなどのデータが豊富に掲載されている。
「女性の平均年収ランキング」「女性の仕事満足ランキング」など、転職マーケットの知識もインプットできる。
3つの方法でキャリアチェンジを支援している点も特徴だ。
- エージェントサービス
- スカウトサービス
- パートナーエージェントサービス
大手の人材紹介会社が提供する安心感、豊富な女性向け案件、多様なサービスなどが魅力だ。
リクルートエージェント
選出した理由・特色は以下3点だ。
- 日本最大級の求人案件を誇るエージェント型
- 多数の経験豊富なキャリアアドバイザー
- 気軽に参加できるセミナーを高頻度で開催
2022年11月11日現在、公開求人案件299,847件、非公開求人案件273,643件、合計573,490件の求人件数を誇る。
定番サイトといっても過言ではない。
「自己分析 オンラインLIVEセミナー」「未経験業種・職種への転職セミナー」など
今すぐ役立つセミナーが多数開催されている。
最大の魅力は、経験が豊富で専門性が高いキャリアアドバイザーを多数抱えている点だ。
求人案件数とアドバイザーの経験を重視したい人は必見だ。
- 出典:リクルートエージェント「転職セミナー・イベント・フェア」2022年11月調査
マイナビ金融AGET
選出した理由・特色は以下3点だ。
- 金融業界に絞られているので、使いやすい
- キャリアアドバイザーが金融業界をよく理解できている
- 金融の経験が求められる他業種(商社など)の求人も紹介可能
名前のとおり「金融業界」に特化している。
金融業界内で転職したい人はもちろん、金融業界以外への転職を目指している人にも対応できる。
キャリアアドバイザーは金融業界のことを熟知している。
求職者のスキルを正確に把握できるから、紹介される案件もニーズとのミスマッチが少ない。
現在金融業界で働いているのであれば、押さえておきたい人材会社の一つだ。
- 出典:マイナビ金融AGET 2022年11月調査
業界特化型 転職エージェントを利用しよう
「すすめられた転職サイトに登録したけれど、アドバイザーが苦手なタイプだった」
「アドバイザーが、募集要項に書いてあること以上の情報をもっていない」
提案されたサイトに登録しても、場合によってはこのような悩みをもつこともあるかもしれない。
かつて、著者も相性があわないアドバイザーに、もどかしい思いを抱えていた。
質問をしても「インタビュー時に確認してください」「そういった質問は受けたことがないので、わかりません」など、
こちらが満足できないレベルの回答がつづいた。
解決の糸口は、業界に強いキャリアアドバイザーに出会えたこと。金融業界に強く実績も豊富なアドバイザーだった。おかげで安心してインタビューに臨め、キャリアチェンジを果たせた。
IFA専門の転職サイト「IFA転職」のご紹介
弊社アドバイザーナビが運営する「IFA転職」はIFAに特化した転職エージェントだ。
キャリアアドバイザーは全員金融出身。金融ではたらいている人への理解が深い。さらに「IFA」に特化していることで、IFA法人とのコネクションも強いし、ネットワークも広い。
「IFA転職」の利用は無料。下の「転職のご相談はこちら」に「氏名とメールアドレス」を入力するだけだ。
キャリアアドバイザーと面談の際に、仕事に対する考え方や条件、将来のライフプランなどを聞かせてほしい。
「女性だからこそ」デリケートな問題についても相談できると、女性のIFAを希望するお客さまもいる。
IFAが広く認知されるとともに、女性IFAのニーズも高まってきている。
少しでもIFAについての話しを聞いてみたい場合は、この機会に登録してほしい。業界特化型の転職エージェントがいる心強さを、ぜひご自身で実感していただきたい。