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転職理由の書き方は?よくある退職理由と人事ウケする退職理由の文例案

転職に際して、退職理由を書かなければいけなくなった場合、どのように記入すればよいのだろうか?

この記事では、よくある退職理由を挙げ、人事担当者に好まれる文面案を紹介する。転職を考えている方は、ぜひご一読いただきたい。

具体的に盛り込む内容としては以下の項目が考えられる。

  • 在籍期間での実績や仕事内容を説明し、それに対してどのような問題を感じるようになったのか。
  • その問題にどのように解決しようと試みたのか。
  • 転職してそれらが解決するのか。
  • 採用した場合、会社にはどのようなメリットがあるのか・・・。

これらをコンパクトにまとめることが、人事受けする退職理由だろう。退職を決意する際にはネガティブな理由があるケースが多い。噓なく正直に伝えることは必須だが、表現には配慮した方がよい。

この記事を最後まで読むことで、効果的な「退職理由」作成の大きな足掛かりになるはずだ。

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目次

転職理由 第1位は「給与が低い・昇給が見込めない」

転職サイトdodaのアンケート調査によれば、転職理由の上位は「給与が低い・昇給が見込めない」「昇進・キャリアアップが望めない」「会社の評価方法に不満があった」であった。

そこで、次章からは上位3つの転職理由に対応する文例案を挙げる。文例案を参考に、それぞれの事情を組み込んだ、力強い転職理由を書き上げてほしい。

転職理由の書き方 3つの文例案

転職理由が「給与が低い・昇給が見込めない」場合の文例案

給与が低いことは、退職を決意する大きな原動力になる。しかし、それだけを記載すると「能力もないのに、給与だけ要求してくるのではないか」と危惧されてしまう。

「給与が低い・昇給が見込めない」が転職理由の場合は、現職での成果を明記しよう。

文例案①

現在の仕事では、概ね年間目標を達成し、成果を上げています。しかし個人の業績向上が年収に反映されていない期間がここ数年続いています。仕事の成果が年収に結びつく御社でモチベーション高くはたらきたいと考え、御社を志望致しました。

文例案②

現職では、自分以外の担当業務もできるようになりました。各業務をマニュアル化し、最終的には自分と同様のスキルを他メンバーが発揮できる体制を整備。チームの生産性維持と業務品質向上がはかれたと認識しています。一方で、このような仕事の成果が給与に反映されないことにジレンマを感じはじめていました。御社のHPでは、仕事の成果が賞与に反映されるとの記載があり、志望致しました。

転職理由が「昇進・キャリアアップが望めない」場合の文例案

文例案①

職人のようにもくもくと作業に打ち込める環境が魅力で、現職に入社しました。業務を続けている中で、さらに効率的な作業方法を見つけ、提案したところ全社的に採用。他の製造現場でも同様の改善を成し遂げたいと思うようになりました。しかし、現在の会社では、1種類のパーツの製造組み立て以外に手掛けている業務はありません。多種多様なパーツの製造組み立てを手掛けている御社で、業務の幅を広げつつ、自分の作業能力と改善手腕を発揮したいと考え応募致しました。

転職理由が「会社の評価方法に不満があった」場合の文例案

文例案①

現在の会社は創業家が代々社長を続けるオーナー会社です。社長以下役員は社員の面倒見がよく、アットホームな社風でした。一方で評価方法はルールがなく、「なんとなく」な評価の運営が続いています。数年前よりルール化を提案していましたがまったく取り上げて頂けません。御社のHPでは業績を数値化して評価するとの記載がありました。今後は厳しくとも、仕事の成果が客観的に評価に反映される会社で働きたいと考え御社を志望致しました。

文例案②

現在の会社は年功序列的な制度が色濃い評価制度です。営業として支店長賞を4期連続で獲得していましたが、ほとんど年収に反映することはありませんでした。御社はフルコミッション制です。モチベーション高く仕事をし、業績アップに貢献したいと考え応募致しました。

せっかく書くのなら人事ウケする転職理由を

履歴書には「会社都合により解雇」や「一身上の都合により退職」と記載するのみで、それ以上の詳細な理由を記載することは求められることはない場合が多い。

しかし、せっかく書くのであれば採用担当者が納得できる効果的な転職理由を記載したい。

記載にあたり注意点は以下4点である。

  1. 嘘の理由は言わない
  2. 在籍中の実績を提示し、それに対する問題点を明記。出来れば問題解決に向けた取り組みを説明
  3. 退職理由と志望動機に一貫性を持たせる
  4. ネガティブな表現を使わない

転職理由の作成に困ったら転職エージェントに相談しよう

働きながらの転職活動は正直、楽ではない。案件を探して、募集要項に沿った職務経歴書・履歴書を作成し応募。面接日程を調整し複数回の面接。条件の確認。退職の申し出、引継ぎをして退社。契約関係を済ませて入社・・・と、やるべきことは盛りだくさんなのだ。

そこで、活用したいのは転職エージェントだ。自分の条件にあう求人案件を紹介してくれるし、書類作成のアドバイスもしてくれる。もちろん、転職理由の文面なども転悪も依頼すれば対応してくれる。

思いつかないときは、思い切って相談してみるとよい。うまく言語化できない部分をアドバイザーがサポートしてくれる可能性が高いからだ。また、応募先によって抑えるべきポイントが変わってくるように、転職理由にも多少なアレンジが必要になる。

採用企業が重視するポイントをはずしていないかの確認のためにも一度アドバイザーに相談することをおすすめする。

なお、当社アドバイザーナビは業界初IFAに特化した転職サービス「IFA転職」を手掛けている。転職サポート実績は100名以上。大手証券出身のエージェントが一人一人の転職をフルサポート。業界特化だからこその独占・非​​公開求人も多数抱えている。

また、顧客獲得の支援サービス「わたしのIFA」など、IFA転職後のフォロー体制も整えている。IFAに少しでも関心をお持ちの方は、下の「無料キャリア相談お申込みフォーム」からお気軽に問い合わせしていただきたい。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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