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【完全版】転職面接の質問はこれだけでOK|回答のポイントも紹介

【完全版】転職面接の質問はこれだけでOK|回答のポイントも紹介

転職活動で最も対策すべきなのが面接である。面接で聞かれる質問はある程度決まっており、対策を講じておけばもちろんスムーズに回答できるだろう。

質問によっては、その場では受け答えに悩むものもある。そのため、質問への想定問答を作っておくことは転職活動を早期で終了させるにはとても大切だ。

本記事では、項目別でよくある質問をピックアップし、それぞれに対する回答のポイントをまとめた。

面接でうまく答えられない人はもちろん、これから面接を控えている人はぜひ参考にしてほしい。

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目次

転職面接の質問対策で必ず行いたい3つのこと

転職面接の質問対策で必ず行いたい3つのこと

転職の面接ではさまざまな質問をされるが、下記の3点について対策すれば、ほとんどの質問はスムーズに回答できるはずだ。

  1. キャリアの棚卸し・自己分析
  2. 業界研究
  3. 企業研究

キャリアの棚卸しや自己分析は、転職の理由や背景、次の会社に求めるものなどを言語化するのに必要不可欠だ。

採用担当は、ビジネスパーソンとしてのあなたを深く知りたいと思っている。コストをかけて人材を採用するからには企業も失敗はできない。採用側の意図を汲み取ると、質問の内容もイメージがつきやすいだろう。

また、業界・企業研究も欠かせない。「数ある企業の中で、その会社を選んだ理由」を説得力を持たせて答えるには、業界や企業の深い理解が必須だ。

さまざまな質問が想定されるが、上記3点について対策すれば問題なく回答できるだろう。

項目別の質問パターンと回答のポイント

項目別の質問パターンと回答のポイント

ここからは、以下6つの項目別で転職面接でされる質問と回答のポイントを紹介していこう。

  1. これまでの自分について
  2. 転職の理由・志望動機について
  3. キャリアプラン・将来の夢について
  4. 勤務条件について
  5. 最終面接での質問
  6. 逆質問

これまでの自分について

質問例回答のポイント
自己紹介をお願いします30秒から1分程度にまとめ、要点を絞って回答しよう。
自己紹介で第一印象が決まる。柔らかい表情で強弱をつけて話すと、面接官の心を掴みやすくなるはずだ。

全ての質問に当てはまるが、回答には数字を入れて具体的に示し、「会社でどう活かせるか」まで伝える意識を持とう。
これまでの職歴を教えてください
あなたの長所と短所はなんですか

これまでの自分に関する質問は、最初に聞かれる内容だ。

入室した時点で面接は始まっているが、最初の質問に対する回答は、その後の印象を大きく左右する。ダラダラと自分語りをするのではなく、会話のキャッチボールを楽しむ意識で回答しよう。

転職の理由・志望動機について

質問例回答のポイント
弊社を志望する理由はなんですか転職の理由を尋ねるのは「同じ理由で退職する可能性はないか」「人柄を知りたい」から。
コストをかけて採用する以上、退職されては意味がないから当然だろう。

回答はポジティブさを意識し、他社と差別化しながら入社意欲の高さをアピールしよう。
同業他社ではなく弊社である理由はなぜですか
弊社の魅力を教えてください

転職の理由も必ず聞かれる質問である。どこにミスマッチがあったのか、同じ事態が繰り返されないかを確認したいのは言うまでもないだろう。

ネガティブな原因があったとしてもポジティブな内容に言い換え、入社への熱意を伝えよう。

キャリアプラン・将来の夢について

質問例回答のポイント
今後のキャリアプランを聞かせてください。これらの質問は、あなたの自主性やポテンシャルを見極めるのが目的だ。

指示待ち人間ではなく、自分の頭で考え、会社のために貢献できる人材であることをアピールしよう。
10年後はどんな仕事をしていたいですか
将来の夢を教えてください

採用側としては、長期間活躍できる人材を求めている。あなたのキャリアプランを聞き、「企業の方針・考え方にマッチしているか」「その企業だから叶えられる夢なのか」を判断したい。

どの会社でも叶うようなキャリアプランでは、説得力に欠けるだろう。熱意をアピールするには、その会社・仕事との関連性が重要である。

勤務条件について

質問例回答のポイント
希望年収はいくらですか年収に関しては、予算との兼ね合いはもちろん、あなたの価値観や自己評価を確認したい意図がある。

勤務条件の確認はストレス耐性のテスト要素も含むため、やむを得ない理由がない限りは、会社の意向に従う旨を回答しよう。
休日出勤や残業は可能ですか
希望勤務地はありますか
転勤はできますか

勤務条件の質問は、正直な回答が難しい場合もあるだろう。採用予算に釣り合わない人材は採用できないし、ストレス耐性があまりに低いと、採用を渋るのはやむを得ない。

質問の意図を汲み取り、正直に話すのか、ある程度取り繕うのか判断しよう。

最終面接での質問

質問例回答のポイント
入社後に挑戦したいことは何ですか役員や代表との最終面接は、基本的な内容を再度尋ねられることが多い。

会社の考えとマッチするのかを最終確認する意味合いが強いため、今までの回答を思い出し、矛盾なく的確な回答を心がけよう。
転職活動の状況はいかがですか
あなたのスキルは弊社でどのように活かせると考えていますか

最終面接では、あなたの「人間性」を深掘り・最終確認する質問が多い。役員や社長自身があなたの適正を判断するため、今まで通り自信をもって回答しよう。

逆質問

面接の最後に設けられることが多い「逆質問」であるが、自身をアピールする最後のチャンスである。

もちろん、会社のことを知っていないと深い質問はできない。絶対にNGなのが「とくにありません」だ。これでは入社の意欲がないと言っているのと同然である。

逆質問の際は、以下の3点を意識しよう。

  • 入社意欲を伺わせる質問
    (例:御社に入社するまでに身につけておいた方がよいスキルはありますか)
  • 入社後を連想させる質問
    (例:私は〇〇という点が強みだと思っていますが、このスキルは弊社でどのように活かせるでしょうか)

ホームページに記載されている情報ではなく、その場でしか聞けない内容を意識して逆質問するのが重要だ。

勤務年数や状況別のよくある質問パターンと回答のポイント

勤務年数や状況別のよくある質問パターンと回答のポイント

項目別の質問以外にも、勤務年数やその人の状況によって質問内容は異なる。

  • 20代の経験が浅い場合
  • 30代以降のキャリアアップ転職の場合
  • 異業種・異業界転職の場合
  • 転職回数が多いorブランクありの場合

ここでは、上記のパターンでよくある質問と回答のポイントをまとめた。

20代の経験が浅い場合

質問例回答のポイント
仕事で大事にしていることはなんですか20代の若手ビジネスパーソンに求められるのは、スキルよりもポテンシャルや考え方・価値観だ。

これまでの経験で学んだことなどをもとに、自信を持って回答しよう。
最近関心のあるニュースはなんですか

経験が浅いのは事実であるため、業界のニュースなどにアンテナを張り、ビジネスパーソンとしてのキャッチアップ力を磨くのも大切だ。

30代以降のキャリアアップ転職の場合

質問例回答のポイント
マネジメント経験はありますか。ポジションを任された際のエピソードを交えながら、率いた人数や工夫を凝らしたポイントを具体的に回答しよう。

即戦力として活躍できることをアピールするのが重要だ。
部下と接する際のポイントを聞かせてください。

部下を率いたマネジメント経験を聞かれるのは、30代以降のキャリアアップ転職ならではだ。

会社の中心として組織を束ねる力も求められるため、プレイヤーとしてのスキル以上に、マネジメント力にまつわる経験の棚卸しを入念に行おう。

異業種・異業界転職の場合

質問例回答のポイント
さまざまな業種の会社に勤務していますが、なぜですか。採用担当は、業界への理解度や目的意識を知りたい。

憧れで異業種へ転職を希望したわけではなく、キャリアと結びつけて説得力のある回答を意識しよう。
違う業界で勤務していたのに、なぜ弊社に応募したのですか。

異業種・異業界への転職は、一般的な転職に比べてハードルが高い。「なぜそうしたのか」を誰もが納得できるよう、論理立てて回答しよう。

転職回数が多いorブランクありの場合

質問例回答のポイント
転職の回数が多いのはなぜですか。会社としてはミスマッチを避けたいし、労働意欲も確認したい。
転職理由の一貫性はもちろん、ブランク期間の理由をはっきりと答えられるようにしよう。
職務経歴にブランクがあるのはなぜですか。

転職回数の多さやブランク期間は、採用側としては必ず確認したい要素だ。会社が不安に感じる点を解消できるような、説得力のある回答をとくに意識しよう。

転職面接の質問は準備をすればするほど楽になる

転職面接の質問は準備をすればするほど楽になる

転職の面接はある程度パターン化されているため、質問内容も定型的な内容だ。

本記事で紹介した質問でほぼ網羅できるし、派生した内容の質問も、自己分析や企業・業界研究をしていれば問題なく回答できるだろう。

面接対策がどうしても不安であれば、転職エージェントのアドバイザーに依頼するのも有効だ。転職活動のプロが面接対策を無料で行ってくれる。

本記事を参考に、転職活動をスムーズに乗り越えよう。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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