内定が決まったら入社日の決定をしなければいけない。
入社日はどうやってきまることが多いのだろうか?
入社日を決める際、いつまでに新しい会社に入社できるかは人によって異なる場合が多い。
往々にしてあるのが、前の会社の引き継ぎの関係で遅れることだ。引き継ぎがうまく行えず、いつまで会社で働くかが分からないという事態になることもある。
様々な事態に対応できるように、入社日を自分の都合で決めたいと考える人もいるだろう。
今回は、そんな転職の入社日の決定や初日までにしておいたほうが良いことなどをご紹介していく。
転職したいと考えている人にはぜひ見て参考にしてほしい。
入社日を自分の都合で決めることはできるのか?
新しい会社から採用をもらったら、前の会社の引継ぎや引越しなど様々な手続きをしなければならないことがある。
そのため、引き継ぎや引っ越しをするために余裕をもって入社日を設定したいと考えている方も多いのではないだろうか。
結論を言うと、ほとんどの場合、自分の都合で決めることは可能だ。
大抵の会社の場合、面接の際に入社日はいつがいいですかと希望を聞かれる。希望を聞かれたらある程度考慮されると考えたらよい。希望の日を聞かれたときに答えられるように事前に日にちを考えておくほうがスムーズに決められる。大抵は2〜3か月後に初日を設けることが一般的だ
入社日に関する注意点
しかし、職種や会社によっては、日にちを会社の提示する日にしなければならないことがあったり、業務の関係だったりですでに決められていることがある。
大企業や外資などの場合は、社内人事の関係上4月や10月などの時期に設定することがある。
その場合は注意が必要だ。
自分の都合で決められるかどうかは面接で早めに聞いておくほうが得策だ。そうすることで齟齬がなくお互いに気持ちよく仕事を始めることができる。
2014年にワークポート社によって行われた採用担当者の意識調査についてご紹介していく。ワークポート社の取引企業の採用担当者88社にアンケートを取ったもので、内定から入社までどのくらい待てるかという内容だった。一番多かったのは、2〜3か月で全体の55%だった。次に、半年程度で全体の15%という結果だった。
この結果を見ると、ある程度の期間は待ってもらえるという人が多い。ただ、1週間程度という企業が14%もあるのであまり待てない企業があることも頭に入れておこう。
企業によって待ってもらえる期間が異なるので十分に話し合って決めることが重要だ。
入社日を変更してもらいやすくなる方法を紹介!
一度入社日を決定していたけど、急に予定が入ってしまい休まないといけなくなることがあるかもしれない。出来る限りそのようなことはないようにしてもらいたい。だが、休まないといけなくなる場合もあるだろう。入社日を変更してもらいやすくなる方法をご紹介していく。
一番良い方法は、理由をきちんと説明し出勤できない旨を伝えることだ。
変更してもらうためには、きちんと理由を説明し、誠意を込めて心から謝罪することが重要だ。
なぜ、変更しないといけなくなったのか、他の対応策はないのか等きちんと説明しよう。メールでも可能だが電話のほうが良い印象を持ってもらえる。きちんと説明することで担当の方に対応してもらえる可能性がある。
一方で、良くない理由も存在する。
たとえば、旅行に行きたいから変更してほしいという場合や用事の日程を変更できる場合だ。このような私用のために変更することはNGだ。
仕方がない理由として以下の場合が考えられる。
- 引っ越しでトラブルがあった
- 前の会社の引き継ぎがうまくいかなくて時間がかかってしまった
これらの場合はすぐに対応しないといけないことなのですぐに日程を変更してもらえるように連絡しよう。はやめに報告して出来るだけ会社に迷惑をかけないようにしてほしい。
このようなことが起こらないよう、入社日は余裕を持って決めて入社までの準備を計画的に進めよう。
初日までに終わらせておいたほうがいいこと!
初日までに終わらせたほうがいいことはたくさんある。
早めにおわらせておいたほうがよい中でも特に重要な事柄を3つご紹介していく。
- 引っ越し
- 前の会社の引き継ぎや挨拶
- 入社日当日に着ていく服装や自己紹介の内容を決めておくこと
引っ越し
1つ目は引っ越しだ。
今の住宅から仕事先が近ければ良い。しかし、遠くなってしまう場合や県外の会社に行くのであれば引っ越しはマストだ。
引っ越すときは住民票を移さないといけない。なにかトラブルが起きたら引っ越しが完了しないなんてこともあり得る。なので、出来るだけ早く済ませておくほうが良い。
前の会社の引き継ぎや挨拶
引き継ぎは早ければ早いほど良い。余裕をもって行動しよう。
また、会社の同僚や上司などにも挨拶をしておいたほうが良い。他にもお得意様やお世話になった人にも挨拶するべきだ。これらのことは先送りせずはやめに終わらせよう。
着ていく服装や自己紹介の内容
最後に入社日当日に着ていく服装や自己紹介の内容を決めておくことだ。
制服がある会社なら大丈夫なのだが、制服がない会社のときは当日に慌てて選ばないようにしよう。入社日から遅刻してしまうと印象が悪いので、しないよう万全の準備を心がけよう。そして最後に自己紹介だ。
人は第一印象が大事だといわれている。
メラビアンの法則という有名な法則がある。簡単に言うと言語、聴覚、視覚によって他人をどう感じるかという実験で得られた法則だ。
結果は言語・7%、聴覚・38%、視覚・55%になり、視覚が1番影響を与えている。
結果を考慮して、清潔な格好をして爽やかに自己紹介を乗り越えよう。
まとめ
今回は、転職した時の入社日の決め方や初日までに終わらせておいた方が良いことを紹介した。
入社日までにまでに終わらせておいた方が良いこと
- 引っ越し
- 前の会社の引き継ぎや挨拶
- 入社日当日に着ていく服装や自己紹介の内容を決めておくこと
ほとんどの場合、入社日の希望は考慮される。ただ、日程の希望が考慮されない会社もあるので気を付けよう。
また、会社側から入社日を変えてほしいといわれることもあるかもしれない。そのときは、出来る限り変更に対応したほうが良い。
そして一度決めた日にちは、お互いのためにも守るように心がけよう。