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金融業界への転職は未経験者でも可能?

銀行や証券会社、保険会社などの金融関連企業というと、収入が高く安定しているというイメージを持つ方も多いかもしれない。そのため、転職先としてぜひ検討したいと思われるのではないだろうか。

しかし、気になるのが、誰でも金融業界への転職ができるのかという点だ。そこで、今回は未経験者の金融業界への転職について解説していく。そもそも未経験者でも転職は可能なのか、そして転職できる場合はどのような仕事があるのかも確認しておこう。

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目次

未経験者でも問題なし!金融業界への転職

新卒からそのまま働き続けている、もしくは同業界からの転職組が多い金融業界だが、結論からいえば、未経験者であっても金融業界への転職は可能だ。その理由は次のとおりである。

他業種の経験が生かせる

先に述べた通り、金融業界はずっと同じ業界で働いてきた人が多い。しかし、金融機関しか知らない人は金融知識が豊富で、顧客に詳しいアドバイスをすることはできるが、投資初心者やお金について詳しくない顧客が何を疑問に感じているかが分からない可能性もある。また、他の業界の「売り方」を知らないため、販促のアイデアに広がりが生まれない可能性がある点も忘れてはならない。

他業種経験者であれば、金融初心者の立場に立ってのアドバイスもできるだろう。そして、販促や営業でも思いがけないアイデアが生まれるかもしれない。

人材不足が問題になっている

金融業界に限らず、どの業界でも働く人材の不足が深刻になっている。そのため、同じ金融業界からの転職者だけを募集しても優秀な人が集まらない場合も多い。

人材不足を解消するために、他業界からの転職も受け入れるようになったという経緯がある。

できれば若いうちの転職がおすすめ

他業界から金融業界への転職は可能だが、できれば20代~30代前半の若いうちに検討することをおすすめしたい。企業ごとに若干の違いはあるが、金融関連企業は「体育会系」「縦社会」という部分がある。

若い転職者の方が転職先の企業文化に馴染みやすいため、歓迎される可能性が非常に高いためだ。

金融業界未経験者が転職する際に持っておいた方がいいスキルや資格

未経験の人が金融業界に転職する際、持っておいた方がいいスキル・資格について押さえておこう。

証券外務員

証券会社や銀行で株式・投資信託などの金融商品の売買を行う際に必要な資格である。1種と2種の2種類あるが、2種の方が難易度は低い。

金融業界に勤務していない人でも受験は可能なため、事前に取得しておくと金融業界への転職の意欲をアピールできるという効果がある。株式や投資信託の知識を付けるためにも、証券外務員の資格の勉強は有効である。

ファイナンシャルプランナー

「お金の専門家」とも称されるファイナンシャルプランナーも持っておくと金融業界への転職に有利になる資格だ。金融業界では業種にもよるが、教育費や老後の資金作り、住宅ローンの組み方についてなどアドバイスを求められることもある。

ファイナンシャルプランナーの資格があれば、幅広い知識を持って専門的なアドバイスができるはずだ。

その他の資格

公認会計士や税理士など、高度で専門的な知識が必要な資格は金融業界で非常に重宝される。金融関連の知識があることをアピールしたいのであれば、証券アナリストという資格もおすすめだ。

企業分析等の分野で重宝されるだろう。これら以外では、日商簿記検定も持っておいて損はない。

入社後に資格取得を推奨される場合も

金融業界では、自己研鑽や最新知識へのアップデートのため、入社後もさまざまな資格取得を推奨される可能性があることも覚えておこう。中には資格取得が昇進・昇給の条件となる企業もある。

できれば、入社前の時点で、「入社後に取得が必要な資格があるか?」「資格取得関連費用の補助が出るか?」なども確認しておくとよい。

金融業界への転職に向いている人とは?

金融関連の資格を持っていると金融業界の転職には有利だが、自分が仕事に向いているかについても考えておいた方がよい。金融業界に向いている人材の特徴は次のとおりである。

コミュニケーション能力がある人

金融業界では個人客から法人の顧客までさまざまな人や企業と接することも多い。そのためコミュニケーション能力はあるに越したことはない。

また、商品をすすめる際も、顧客のニーズを聞き取る必要がある。人の話が聞け、分かりやすい説明ができる人物が求められるだろう。所属する部署にもよるので一概には言えないが、「他人と接するのが極端に苦手」「人と話すのが嫌い」という場合は金融業界に向いていないかもしれない。

勉強が苦にならない人

勉強が苦にならない人も金融業界に向いているといえる。ご紹介したとおり、金融業界では資格取得が昇進や昇給の条件となる場合もある。他の業界と比較すると、帰宅後や休日を勉強に使う時間が多くなることも覚悟しておきたい。

そして、日本や世界の情勢が変わると金融に関する情報も変化する場合がある。また、毎月、次から次へと新しい金融商品の販売が始まる場合も多い。顧客にいち早く新しい情報を伝えるためにも、新しい情報や知識を自ら取得していく意欲のある人物が求められる。

未経験でも金融業界への転職は可能!まずは自分が向いているかを考えてみよう

人手不足などの理由もあり、全くの未経験者であっても金融業界への転職は可能になってきている。もし、興味があるのであれば、金融業界への転職を視野に入れてみてはいかがだろうか。

ただし、会社にもよるが、金融業界は資格取得が必須になっている場合もある。他の業界と比べると勉強する時間が多くなることも予想されるが、そのような環境に対応できるかもよく考える必要があるといえるだろう。

さらに、銀行や証券会社、保険会社では顧客対応がある場合も多い。人とコミュニケーションを取ることを苦痛に感じない人、人の考えを聞いて、ニーズをくみ取ることができる人が向いていると考えられる。実際に転職活動を始める前にまずは自分が金融業界での勤務に向いているかどうかを検討してみてはいかがだろうか。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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