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保険会社からの転職理由。転職で活かせる強みとは?

金融業界の中でも、特に保険会社は成果主義の風潮が強く、営業実績が報酬に結び付きやすい特徴がある。場合によっては高収入を実現できる業界でもあるが、中には営業ノルマの負担やハードワークさから転職を考える人も少なくない。

そこで本記事では、保険会社からの転職理由や、転職活動で活かせる強みについて解説していく。

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目次

保険会社からの転職理由とは?

保険会社からの転職理由として、主に次の5点が挙げられる。

・ノルマによる精神的負担が大きい
・給与が安定しない
・経費を負担しなければならない
・ワークライフバランスが充実にしくい
・長期のキャリアプランが見えにくい

それぞれ詳しく解説していこう。

ノルマによる精神的負担が大きい

保険会社での販売業務はノルマと切り離せない。営業員には販売件数や販売金額などのノルマが課され、常に数字を意識した行動が求められる。「どうにか目標を達成できた」と思っても、半期が過ぎればまた新しいノルマを与えられる。

保険営業では既存顧客からの契約件数に限りがあることから、常に新規顧客を開拓しなければならないのも辛いポイントだ。「もう今月は見込み顧客がない」という不安に駆られることも珍しくないだろう。

時には、友人や家族、親戚に保険加入をお願いすることもあり、精神的な負担が大きい仕事でもある。

給与が安定しない

給与の不安定さも保険会社から転職を考える理由のひとつだ。保険会社では、営業実績と給与が連動していることから、思うように契約が取れなければ給与も減少してしまう。もちろん大きな契約を上げれば、その分報酬で還元されるため、やりがいを感じやすいメリットもある。

しかし、営業が上手く実を結ばないときに「このままだと今月は赤字になってしまう」と不安を感じるのは、精神的にもダメージが大きい。常に給与を心配する状況が続けば、「給与が安定した環境で働きたい」と考えるのは無理もないといえる。

経費を自己負担しなければならない

個人事業主として委託契約している場合は、営業にかかる経費を自己負担しなければならない。保険営業にかかる経費として、次のような例が挙げられる。

・交通費
・ガソリン代、駐車場代
・通信費
・セミナー参加費
・書籍購入費
・贈答品購入費

顧客との面談にかかる交通費やガソリン代、契約のお礼として渡す贈答品の購入費など、一般の会社員であれば会社負担となる経費も、個人事業主の外交員は自己負担となる。こうした経費は給与が減少した月も固定でかかるため、「経費を差し引いたら、ほとんど手元に残らない」ということも起こり得る。

給与が安定しない上に毎月一定の経費もかかるとなると、生活の見通しも立てにくい。自分の資産形成を考えたときに、安定した収支を求めて転職を考える人も多い。

ワークライフバランスが充実しにくい

保険会社では、ワークライフバランスが充実しにくいことも特徴だ。基本的に顧客の都合に合わせて面談を行うため、顧客から「仕事が終わった後の19時過ぎがいい」と言われれば、自ずと労働時間も長くなる。

また、土日は自己啓発のための資格勉強やセミナー参加に追われることもあり、なかなかプライベートの時間を確保できない。例え高い報酬を維持できていたとしても、「もう少しゆっくりした生活を送りたい」という意向から転職を考えるケースもみられる。

長期のキャリアプランが見えにくい

保険会社からの転職理由として、長期のキャリアプランが見えにくいことも挙げられる。他の金融機関であれば年次に応じて役職が上がっていくものの、保険会社では40代、50代になっても現場の営業職を続ける例も珍しくない。

長期でのキャリア形成を考えたとき、「いつまでも営業を続けるのは辛い」、「マネジメントスキルを身につけたい」といった理由から転職を考える人もいる。

保険会社出身者が転職で活かせる強み

転職活動では、保険会社で身につけた強みを上手にアピールすることが大切だ。「保険会社は専門スキルが身につけられない」と考える人もいるかもしれないが、実は転職活動で応用が利くスキルを多く身につけている。それぞれ詳しく解説していこう。

顧客のニーズを引き出す力

保険会社の営業では、顧客のライフプランに寄り添いながら、各顧客に適した保険商品の提案を行う。時には、顧客自身が気付いていない潜在ニーズを引き出すことも必要になるため、保険営業では自然とコンサルティングスキルが身につくようになる。

顧客のニーズをしっかりとヒアリングし、問題解決のための方法を提案するスキルは、保険業界以外でも役に立つだろう。

日々の業務に対する管理力

半期ごとの目標をきちんとクリアするためには、日々の業務を計画的に進める必要がある。

半期の目標をクリアするためには、月次の目標を設定し、さらに週次、日次と目標を落とし込んでいかなければならない。

金融業界で働く人であれば当然に行っていることであるが、長期の目標達成に向けて日々の業務を管理することは誰もが簡単にできることではない。転職活動では、目標達成に向けてどのような管理をしてきたかなど、具体的な施策をアピールしてみよう。

顧客との関係性を構築する力

保険会社では、顧客との関係性を構築する力も磨かれる。保険商品の販売は、顧客との信頼感がなければ成り立たない。

例えば、「毎月1万円の個人年金保険に加入する」となったとき、信頼できない人からの提案を受け入れようとは思わないだろう。多くの人は、「この人の話なら聞いてみよう」という信頼感のうえで加入を検討するはずだ。

つまり、毎月保険の契約を継続的にあげてきたのは、顧客としかるべき関係性を築いてきた証拠である。顧客と信頼関係を構築できるスキルは、異業種へ転職する場合でも十分活用可能だ。

自己研鑽に励む力

保険業界では、頻繁に法制度の改正や商品改定が行われるため、外交員は継続的に自己研鑽に励む必要がある。顧客に誤った情報を伝えてしまうと、大きな業務事故につながる場合もあることから、最新情報を取り入れることは外交員の責務でもある。

常に自分のスキルアップに励み、学習に取り組む習慣がついている人は、どの業界でも重宝される。異業種へ転職した場合でも、自己啓発を行う姿勢は引き続き大切にしよう。

強みを活かして転職活動に取り組もう

ハードワークでも知られる保険会社は、転職を考える人も多い。その転職理由は「ノルマによる精神的負担」や「不安定な給与」など様々である。中には、転職を考えていても「他の会社で通用するのだろうか」、「良い転職先が見つからないかも」と不安を抱えている人もいるだろう。

しかし、保険会社では、「顧客との関係性を構築する力」や「業務の管理能力」など多くのスキルが身につけられる。ぜひ保険会社での経験に自信を持って転職活動に取り組もう。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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