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転職時の履歴書の学歴と職歴はどこから記載する?作成方法と注意点を解説

転職時には必ず必要となる履歴書。内容は自分の情報を記載するが、学歴や職歴も記載しなければいけない。

とはいえいつまで遡って記載すればよいか分からない人もいらっしゃるだろう。転職は社会人経験が備わっているという前提であるため、間違えて作成すると不採用にもなりかねない。

本記事では履歴書の学歴と職例に着目し、記入方法と注意点を解説する。

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目次

履歴書の学歴はどこから記入する

初めに記載する学歴と職歴などの経歴について解説する。

基本的に高卒から(中卒の場合は中学から)

基本的に学歴は高卒から記載する。とはいえ決まったルールもない。高校に通わなかった方は中卒で記載しても良い。

大学を出ている場合、一つのアピールポイントになるため、必ず記載してほしい。

職歴は全て記入

職歴は今まで勤めてきた会社はもちろん、役職や所属部署などもすべて記載する。役職も一つのアピールポイントとなる。また所属部署を記載することで、今まで携わってきた仕事内容を面接官がひと目で判断することも可能だ。

面接時での会話のきっかけにもなり、なおかつ経験値を証明できるポイントとなるだろう。

学歴と職歴を書く時の注意点

学歴と職歴を記載する際は以下の4つに注意して欲しい。

西暦か元号かを統一する

年号を全て統一させる必要がある。以下の表を比較してみてほしい。

年号が統一年号がバラバラ
平成25年 〇〇高校 卒業
平成25年 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
平成29年 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業
平成25年 〇〇高校 卒業
2013年    〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
平成29年 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業

見てわかる通り、年号が統一されている方が見やすい。

バラバラに記入すると、企業から「統一感のない人」「常識がない」と判断され不採用にもなりかねない。細かな部分ではあるが、間違える方も多いため注意してほしい。

正式名称で記載する

学校名や企業名は正式名称で記載する。

例えば高校卒業の場合、「東京都立〇〇高等学校 卒業」という風に記載する。多くの方は〇〇高校卒業と記載するだろう。もちろん問題はないのだが、面接官によっては正式名称でなければいけないという方もいる。

そのため、あらかじめ正式名称で記載しておくべきだ。

入学・卒業は分けて記載

先ほどの年号での表のように、入学・卒業は段落を分けて記載する。

ダメな例は以下の通りだ。

  • 平成25年 〇〇高校入学・28年卒業
  • 2013年  〇〇高校入学・同年〇〇大学入学

学歴は入学や卒業があった時期ごとに分けた記載した方が見やすいだろう。

手間を省くために、「同年」や「:=同じ」という文字や記号は控えた方が良い。

職歴の入退社以外にも昇進を記載する

職歴の場合、入社した時期と昇進した時期、異動した時期と退社した時期を全て記載する。

ただし、転職回数が多い人や異動が多い人は、目立つ経歴だけ記載してもよい。

詳しくは以下の表を参考にしてほしい。

省略しない場合目立つ経歴だけを記載する場合
平成25年4月 株式会社〇〇 入社
平成28年3月 株式会社〇〇 課長へ昇進
平成29年4月 株式会社〇〇 営業二部へ異動
平成30年2月 株式会社〇〇 営業一部へ異動
令和1年5月   株式会社〇〇 支店長へ昇進
令和3年 10月  株式会社〇〇 部長へ昇進
令和4年3月  株式会社〇〇 退社
平成25年4月 株式会社〇〇 入社
平成28年3月 株式会社〇〇 課長へ昇進
令和1年5月   株式会社〇〇 支店長へ昇進
令和3年 10月  株式会社〇〇 部長へ昇進
令和4年3月  株式会社〇〇 退社

項目が多いと、見えにくい傾向にある。さらに面接官は企業での実績や役職を確認するため、社内の移動はさほど見ない。

面接している企業と関連する部署などであれば記載があった方が良いが、基本的にいつ入社して昇進したかを記載しておこう。昇進までの期間が短いと、仕事ができる人としてアピールすることも可能だ。

学歴がイレギュラーの場合のケース

ここでは中退や休学、留学などをしていた場合の記載方法を紹介する。

留学・休学していた場合

留年や休学していた場合、期間と理由を簡易的に記載する。

例を挙げるのであれば、以下を参考にしてほしい。

  • 平成25年4月 〇〇大学 入社
  • 平成27年3月  〇〇へ1年間の語学留学
  • 平成30年1月  両親介護のため半年間休学          

4年制大学でありながら、留学や休学によって卒業するまでに5年かかった場合は理由を記載した方が良い。一方4年で卒業できたのであれば留学だけ記載し、アピールポイントとしてお伝えしておこう。

なお、学力が追い付かずに留年した場合は記載しなくてよい。

中退している場合

高校や大学を中退した場合は、同様に理由を明記して記載する。

  • 平成25年4月 〇〇大学 入社
  • 平成27年10月 〇〇大学 中退(経済的な理由により)

理由を記載しておけば、聞かれない場合もある。

上記の例のように経済的な理由であれば、家族の金銭的な状況であるため、面接官も気を使って確認しないだろう。

一方、何も記載がなければ「学力が追い付かなかったのか?」「大学で揉め事があったのかな」と捉えてしまうため、理由は明記していたほうが良い。

転入・編入している場合

途中で通っていた学校が変わった場合、高校は「転入学」、大学は「編入学」と記載する。

  • 平成22年4月 A高校 入学
  • 平成24年3月 B高校 転入学
  • 平成25年3月 B高校 卒業
  • 平成25年4月 C大学 入学
  • 平成27年3月 D大学 編入学

社会人になってから大学へ入学した場合

社会人になってから大学へ入学した場合、学歴欄と職歴欄に分かるように記載する。

学歴欄職歴欄
平成25年3月 〇〇高校 卒業
平成27年4月 〇〇大学 入学
平成25年4月 株式会社〇〇 入社
平成27年3月 株式会社〇〇 退社
国立大学〇〇へ入学

時系列が見てわかる通り、職歴欄に入学した大学を記載しておいた方が良い。

もちろん社会人から大学へ入学した理由は聞かれるが、履歴書に記載する必要はなく、口頭で答える形になるだろう。

まとめ

今回は履歴書の学歴と職例に着目し、記入方法と注意点を解説してきた。

年号を統一し、正式名称で記載するように心がけてほしい。履歴書は相手に見てもらう書類だ。誰が見てもわかりやすくを意識することが大切である。

また、役職などはアピールできるポイントでもあるため、目立つ経歴だけを記載するように心がけてほしい。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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