「20代での転職は楽勝ときいていたけれど、面接で全滅。」
「書類が通過しない。20代だから、書けるような実績もないし・・・。」とお悩みの方。
若いときから積極的にキャリアメイクすることは、自分で人生を切り開くことにも繋がり良いことだ。20代の転職は30代以降の転職と比べて簡単とも言われている。
とはいえども、ほかの候補者もいるなか、20代全員が楽に転職活動を進められるとは限らない。
そこで、この記事では20代で転職がうまくいかない人に共通する特徴を3つとりあげる。もし当てはまっているようであれば、紹介する対応策を試してみてほしい。
まずは、この記事でうまくいかない原因と対応策を押さえておこう。
20代の転職がうまくいかない3つの理由
自信がない態度
自信がなく打ちひしがれたような人を採用する企業はない。なぜなら責任ある仕事を任せられるイメージがわかないからだ。
面接の場で、理路整然と話せたとしても伏し目がちでぼそぼそとしゃべっていたのでは、次のステップに進む可能性は低いだろう。
20代の転職は実績が求められることは少ない。自信があるようにみせる演出力。では、どのように振舞えば自信があるように見えるのだろうか。
まずは、胸をはり、話しを聞く時は相手の目をみよう。気が付くと頭の位置が前に出て、カメのような姿勢になっている人も多い。頭が天井から吊られているようなイメージで腰かけよう。意識して大きめの声で話すと、自然と姿勢もよくなり、自信があるような印象を与えられる。
マナーが悪い
マナーの悪さも転職活動の天敵だ。20代の社会人が転職活動において、新卒の就職活動生より有利な点は、ビジネスマナーが身についているところだ。
採用担当者はマナーが悪い応募者に対して否定的だ。「マナーが悪い=先輩や上司とコミュニケーションがとれていなかったのではないか」と類推してしまうのだ。お客様商売の場合は、接客させられない人物と印象づけてしまう。
マナーの良し悪しが分かるシーンを挙げてみよう。応募書類が添付されたメール、面接における挨拶やドアの開け閉め、名刺交換やお辞儀などの所作などだ。
なぜなら、マナーの悪さは、現在の会社で活躍していない人物であるかのように思われるだろう。ビジネスマナーは、きちんと社会人としての教育を受けた証になる。「そんなことは知っているよ」といわず、20代の今こそビジネスマナーについて見直してみよう。
転職理由、志望動機に一貫性がない
転職理由と志望動機がチグハグだと、転職活動はうまくいかない。理想をいえば、転職理由、志望動機、自己紹介の3つに一貫するストーリーがあるのがベストだ。
なぜなら、これらに一貫性がないと思いつきで転職しているような印象を与えるからだ。もちろん説得力にも欠ける。だから論理的な思考ができないと誤認されてしまう。
たとえば、転職理由が「家族との時間を大切にしたい」であるのに対し、「残業が多く全国転勤あり」の求人案件への応募した候補者に対してどのような評価をするだろうか。考えてみてほしい。
「本当にこの会社に入社したいのか?」「入ってもすぐやめてしまうのではないか?」と疑念をもつだろう。
転職理由と志望動機には一貫性をもたせよう。
20代で転職うまくいかない人がとるべき対策3つ
スマホで録画 & チェックする
今すぐできることは、スマホで自分自身を録画することだ。スマホを面接官だと思って自己紹介をしてみよう。お辞儀をしてから着席する様子を録画してみよう。そして再生動画をみてほしい。
なぜ、自分が映った動画をセルフチェックする必要があるのか?
それは、自分に対して一番厳しい採点者は自分自身であることが大半だからだ。面接官よりも自分自身のほうが辛口の採点をするだろう。改善点をみつけよう。
視線が落ち着いていない。「えー」「あのー」など意味のない言葉がおおい。声に元気がない。手の動きが不自然。大半の人が自分の映像を見てガッカリする。映っている自分を見るのが嫌いなり、最後まで動画を再生出来ない人もいるだろう。
しかし、安心してほしい。気になる点が見つかれば1つずつ改善していくだけだ。ぜひスマホで自分自身を録画 & チェックをしてほしい。
ビジネスマナーに関する情報を得る
いま一度ビジネスマナーの情報を入手して、自身の行動を見直そう。正しいと思っている行動でも、それは勤務先独自の風習かもしれない。業界共通のしきたりであっても、異業種では理解されない行為であることもある。
いまや各種WebサイトやYouTubeにはさまざまな情報が溢れている。ビジネスマナーに関する情報もインターネット上にあまた存在する。
メールの送受信、面接などに備えベーシックなビジネスマナーを念のために確認しておこう。マナーは転職活動に限らず、役に立つはずだ。
転職理由、志望動機に一貫性を持たせる
転職理由と志望動機に一貫性を持たせ、戦略的に転職活動を進めよう「現職で叶えられない事由があるので、転職をする」というストーリーに当てはめるようなイメージだ。なぜなら、強い決意、熱い気持ちも大切だが、きっかけや根拠がなく訴えても採用担当者には伝わらないからだ。
一貫性を持たせる話法例を下にあげる。
現職は、会社の指定する商品を多く販売した人が高い人事評価を得られるシステムです。私はもっと、お客さまのニーズに応える営業を追求していきたいと考えています。御社はオーダーメードで商品を作り上げるビジネスモデルです。今まで培ったコミュニケーション能力を活かし、お客様の想いを実現させるとともに、売上拡大に貢献したいです。
実績の少ない20代だからこそ、転職理由と志望動機をしっかり作りこもう。
転職活動がうまくいかない場合は転職エージェントの活用も
転職エージェントとは
求人企業と求職者との仲介をしてくれる人が転職エージェントだ。求職者の力添えをしつつ、求人企業とマッチングさせるのが、転職エージェントだ。転職エージェントに登録すると、担当アドバイザーが決まる。アドバイザーが転職活動の伴走者になる。
転職がきまった場合、採用した企業からアドバイザーに手数料が払われる。一般的に求職者は無料で転職エージェントを利用できる。
20代が転職エージェントを使うメリット
20代の場合、初めての転職のケースも多い。学生時代の就職活動と、社会人になってからの転職活動では、アピールすべきポイントが異なる。就職活動時には不要であった職務経歴書の作成も必要になる。どういった点に焦点を当てて書類を作成したらよいのかなどを教えてくれる。エージェントによっては模擬面接にも対応してくれる。
20代だからこそ、転職には頼りになる伴走者が必要といえる。
転職活動がうまくいかない場合は、転職エージェントの活用も視野に入れてほしい。
弊社アドバイザーナビはIFA(独立系金融アドバイザー)に特化して転職エージェントサービス「IFA転職」を展開している。IFAに少しでも興味を持った方は、下の「転職のご相談はこちら」のフォームに氏名とメールアドレスを入力してほしい。