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未経験でも事務職は転職できる?求められる資格について解説!

結婚や出産によって今まで通り長時間働けなくなる方も多い。

また、ライフスタイルの見直しから、労働時間を抑え、自分に使う時間を長くしたいということから、事務職に移行する人もいる。一般的に事務職は定時に退社することができると言われている。

もちろん労働基準法通りであれば定時に退社することが通常であるが、業務量などから残業することも多い。事務職は企業によって異なるが、毎日の退社時間は同じとなることが多いだろう。

しかし、未経験からでも転職できるのだろうか。本記事では事務職に転職する場合に求められる資格について解説する。

目次

未経験でもできる

そもそも事務職は未経験者でも転職できるのだろうか。ここでは求められるスキルについて解説する。

パソコンは最低限使えれば問題ない

一般的に事務職はパソコンで作業することが多いため、「ワード」や「エクセル」などのオフィスのスキルは最低限使えなければいけない。現代では中学・高校でパソコンを使った授業も多く、個人で保有している方もたくさんいる。

そのため、基本的には使えると企業が判断するケースが多い。もちろん面接時には確認されるが、「まったく使えない」となると、パソコンのスキルを一から教えなければいけないため、不採用にされる可能性も高い。

また、近年ではオフィス関係を使わず、Googleのクラウドを取り入れている企業が多い。データ上で保存できるうえ、他の社員と共有しやすいメリットがある。同様に最低限のスキルとなりつつあるため、インターネットなどで使用方法を学んでから転職活動を行ってほしい。

未経験者でも採用される人とは

パソコンが使えるのはもちろん、未経験者でも事務職として採用されるためにはどのような方だろうか。事務は会社の他部署から、経理や会計などに関して聞かれるポジションだ。

「経費としてできるのか」「有給休暇は何日残っているのか」などの質問をされることが多い、聞く側にとっても確認しやすい人でなければいけない。つまり愛嬌がある人や、丁寧に教えてくれる人などが採用されやすい傾向にある

もちろん会社のお金は利益等にも関係してくるため、数字に強い方や、細かなところまで目が行き届く人などの需要も高い。

資格が求められる場合もある

企業によっては事務職でも資格を求める場合もある。一般的な企業の事務より大手の場合の方が可能性が高い。

また、士業や専門分野の事務は資格が必須とされる場合もある。

とはいえ、一般的に取れる資格はどのようなものが挙げられるのだろうか。次の項で解説する。

事務職におすすめな資格

事務職でもあったら便利とされる3つの資格を紹介する。

MOS資格

マイクロソフトオフィススペシャリストの略称だ。

「ワード」「エクセル」「パワーポイント」などの高いスキルを証明できる。事務として会社の経理や営業の資料作成など仕事の幅が大きくなる。日本では認知が低いものの、所有していると面接時に大きく働く

実務軽視の問題であるため、勉強方法は実践的であるため、資格が落ちてもオフィス関係に強くなるだろう。

日商PC資格

商工会議所が実施する日商PC資格は、ワードを用いた文章作成能力、エクセルを活用したデータ作成、パワーポイントを使用したプレゼン資料の作成の3分野をクリアしたもの。

全て1級〜3級まで3つに分かれており、階級が高いほど難易度も高い。

MOS資格よりは合格率が高いものの、一般的にPC操作を知っている人よりレベルが高いことを示すことが可能だ。転職時にPCスキルがあることを十分に証明することができる

日商簿記資格

多くの企業で求められている簿記資格は、企業の売り上げの記録や計算等に関する資格。

簿記の資格には複数挙げられるが、最も代表的な資格が日商簿記資格である。簿記資格は1級から3級に分かれており、企業側が評価するのは2級からが多い。

3級は商業系や工業系の高校で取れるため、決してレベルが高いとは認知されていないためだ。

これから簿記資格を取りたい方は2級以上を目指してほしい

経理事務に求められる資格とは

続いて、経理事務として転職した場合、企業によっては求められる資格を3つ紹介する。

ビジネス会計検定・ビジネスキャリア検定

クライアントなどに送る文章を作成する際、ビジネス会計検定があれば、マナーに即した文書を作成することが可能だ。

さらに、人事や財務、経理などの試験も設けられており、希望する職種にあった資格をビジネスキャリア検定で受けることが可能。ハイクラスの転職を行う際に、必須資格となる場合もあるため、募集要項を確認してほしい。

電子会計実務検定

電子会計実務とは、名前の通り、電子会計の実務に特化した資格だ。

先ほど紹介した日商簿記と似たような内容であるが、会計ソフトの知識も含めデジタル化の現代に合わせた資格だ。

本資格を取得すれば、企業の会計をアウトソーシングする必要もなくなるため、企業側が求めるケースが多い

FASS検定

FASS検定とは、会計や経理、財務の能力を測る資格であり、経済産業省から委託を受けた日本CFO協会が実施している検定試験だ。

本試験は、売上管理、決算、税務、貸付金の4つの分野から出題される。

難易度も高いが、検定に合格すると、企業にとっては大事な売上や利益の計算ができるため、重宝されることが多い

まとめ

今回は、事務職に転職する場合に求められる資格について解説してきた。

一般的に事務職はパソコンが使えれば資格は不要であるが、近年ではより高性能な機能が多いため、対応できるようにしておかなければいけない。

そのため、未経験者はインターネットで調べ、ある程度のスキルを身に着けておくことが必要だ。とはいえ、企業によっては資格を採用の絶対条件にしている場合もある。

本記事では6つの資格を紹介したが、一例であり、下記企業によってことなる。

あらかじめ募集要項などを確認しておいてほしい。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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