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退職理由が分からない人必見!転職時のポイントと具体例とは?

中途の面接では前職を辞めた理由を聞かれることが多いだろう。

例えば「給料が安かった」「休日出勤ばかりさせられた」という理由を直接伝えると、企業側は「同じ状況になると辞めるのか」と捉えられる場合もある。正直に伝えたいところではあるが、面接に不利に働くこともあるため、ベストな理由を伝えたい。

しかし、前職が嫌という一心で退職したため、「とりあえず就職しないと」という気持ちから理由が思いつかない人も多いだろう。

本記事では、面接時に答える退職理由のポイントと具体例を紹介する。

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目次

退職理由を聞く意図

そもそもなぜ理由を確認するかは事前に理解しておくべきである。企業側の意図を把握しておくことで、求める理由がわかりやすくなるためだ。ここでは3つの意味を紹介する。

リスクの確認

採用したが、すぐに退職されると、企業側もデメリットが多い。前職の愚痴ばかりを言ってはすぐに退職する人もいる。もちろん自身のキャリアアップなどのポジティブな理由で仕事を変えている人もいるため、熱意が強い点はプラス材料となるが、会社への不満で退職が多い人は、企業側としても不要だ。リスク管理を見極めのために確認する。

自社とのマッチング度

自社が求める人材とマッチするかの確認のためだ。面接を通じて総合的に採用の可否を判断するが、重要なのは必要な人材であるかだ。企業側の考えと、求職者側の考えがマッチし、一緒に働いていけるかを判断する。

人間性

その人が「飽きっぽい性格」「社員の方とコミュニケーションが取れるか」などを退職した理由から汲み取るために確認する。「士気が下がった」「社員の関係が悪化した」など社内に悪影響を及ぼす人を採用するわけにはいかない。

退職理由のポイント

ここでは4つのポイントを解説する。

志望動機と一貫性を持たせる

退職理由は志望動機と一貫性を持たせて回答するのが望ましい。

例えば「新たな挑戦をしたくて辞めた。御社ならその場所を提供してくれる」などと、うまく結びつけることで、一貫性が高く納得できる理由となる。

さらに退職理由と志望動機は同じタイミングで答えるケースが多いため、一貫性のある回答はより面接に有利に働く。

退職理由を考える際は「〇〇が辞めた理由。そのため御社で〇〇したいと思った。」という文章を意識してほしい。

面接を受ける姿勢

面接時の姿勢は以下の点を意識してほしい。

  • 仕事に対する熱意を示す
  • チャレンジしたい気持ち
  • 一から学び、企業へ貢献したい意欲を示す。

面接官は、その人がどれだけやる気があるのかを確認している。

先ほどもお伝えした通り、退職理由と志望動機は流れで一緒に答えることが多い。どんな理由であっても、仕事への熱意やチャレンジ精神を伝えるように心がけてほしい。

感覚的な答えはNG

当たり前であるが、「なんとなく退職した」「前の会社より給料が良さそうだと思った」という感覚的な答えはNGである。

先ほども紹介したが、企業に対する姿勢が重要だ。特に理由もなく入社したいという人を採用するわけがない。例え高い能力を持ち合わせた人であっても、「熱意がないため、他社員に迷惑をかける」「社員とのコミュニケーションが取れない」と捉えてしまう。

そのため退職理由と志望動機を伝えるときは、決して感覚的な答えは控えるべきだ。

30秒から1分程度で伝える

退職理由と志望動機は30秒から1分程度で伝えるのを心がけてほしい。ダラダラと5分10分も話していると、「話の長い人」「話をまとめられない人」と思われ不採用にもなりかねない。

簡潔でわかりやすく答えるためにも1分以内を心がけてほしい。

転職理由の具体例

ここでは転職理由の具体例を4つほど紹介します。

具体例①:労働時間が理由の具体例

前職では8時出社22時退社が当たり前でした。休日出勤もやむを得ない状態であり、私だけでなく、他の社員も同じ状況だったため、上司に業務の効率化や労働時間の改善などを提案しました。

しかし「変更予定はない」と言われたため、ワーク・ライフ・バランスを改善したいと思い、退職を決意しました。

具体例②:給料面が理由の具体例

前職での給料は月20万円程度でした。勤めて5年経過し役職を頂きましたが、上がった給料は5,000円前後。さらにボーナスも少なく、同年代の方と比較すると年収が低いと感じていました。

また私自身、昨年身を固め、新たな家族も増えたため、今の会社では養っていけないと判断し、転職を決めました。
御社では成績に応じたインセンティブが支給されると聞いております。もちろん実績ありきとわかっておりますので、今までの経験を活かし、必ず貢献したいと思っております。

具体例③:営業職の具体例

前職では個人で数値目標を達成する職場でしたが、お互いの顧客を取り合う環境もあり、人間関係が複雑でした。さらに同じ社内であっても情報共有ができず、協力体制が一切ありませんでした。

私自身、仕事は協力して行うものだと思っております。御社ではチームを作って営業活動を行うと聞いており、売上高の実績から営業力の高さに注目し、御社への転職を決意いたしました。

具体例④:IT関係の具体例

前職では約5年間、システム開発の仕事をしていましたが、入社してから同じ仕事内容であったため、新しいシステム開発にもチャレンジしたいという気持ちが強くなってきました。

しかしながら前職は部署の新設などの予定もなく、新たな開発予定もないということであったため、幅広いジャンルのシステムを手掛けている御社で学びながら仕事をしたいと思いました。将来的には大ヒットするシステム開発に携わり、御社に貢献したいと考えております。

具体例⑤未経験の具体例

前職では事務職をしていましたが、学生時代に〇〇の業界に興味を持っていました。当時は就職氷河期と言われ、関係性のある企業へチャレンジしましたが、職を選ぶ余裕もありませんでした。

しかし社会人となってからも〇〇業界への興味は薄れず、20代のうちに就職したいという気持ちがこみ上げてきました。御社は〇〇業界でも常にトップを走り続ける企業です。業界No1で多くのことを学び、数多くの実績を積みたいと考えております。

まとめ

今回は、面接時に100%確認される退職理由を答えるポイントと具体例を紹介してきた。退職理由は「退職リスク」、「自社が求める人材であるか」「人間性」を確認されるために聞かれる。

そのため志望動機と一貫性を持たせ、姿勢を意識してほしい。決して感覚的な理由を伝えず、なおかつ手短で簡潔に回答をおすすめする。とはいえ、退職理由が思いつかない人は、本記事で紹介した3つの具体例を参考にしてほしい。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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