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IT業界とは?転職市場で注目される理由についても解説

転職先としてIT業界を希望する人も多い。現代はITありきの生活になっているためニーズが大変高い。そのため経験者はもとより、未経験者でも転職しやすい業界だと言える。IT業界ならではの魅力、職種の種類や、転職を目指す場合のコツについても知っておきたい。

目次

IT業界の主な分野とは?

ITとは、”Information Technology”の頭文字を取ったもので、コンピューター、インターネットを用いた情報技術を活用したハードウェア、ソフトウェア、それに付随したサービス全般のことを指す言葉だ。

ITは登場して日が浅い業界ながら、ほとんどの人が手にしているスマートフォンをはじめとして、現代を生きる私たちの生活にとってもはや欠かすことができないものになっている。

そのためIT業界と言ってもさまざまな分野があり、大きく4種類ほどにカテゴライズすることができる。

通信インフラ

通信インフラとは、電話や光ファイバー通信、5G等の各種インターネットサービスの提供、通信網の整備のための設備設置、回線工事、運用や保守等を指す。通信キャリアや、プロバイダとその傘下の企業が該当する。

これまでインフラと言うと、水道、電気やガスという、生活をする上で欠かすことができない社会基盤のことを指していた。通信は現在では生活インフラと並んで、第4のインフラと言われているため、生活インフラと同じく、安定したニーズがある分野と言える。

ハードウェア

ハードウェアとは、パソコンやスマートフォンの筐体、ゲーム機、そしてキーボードやマウス、プリンター周辺の機器類を指す。近年ではIoT(Internet of Thing)、AI(人工知能)の普及によって、普段何気なく使っている掃除機や洗濯機等の電化製品にも、システムが組み込まれていることから、今後さらに発展する可能性を秘めている分野だ。

情報処理

情報処理は、システムインテグレータ(SI)とも呼ばれる。企業や団体、官公庁、さまざまなところで使われる、導入を検討しているシステムの提供を行う、情報処理サービス業界のシステム開発会社(SIer)が大いに活躍する。

SIerは顧客のニーズや悩み、困っていることを詳細にヒアリングをして、最適な機器やソフトウェアを提案する。そしてシステム、サービスを開発、リリースを行う。導入だけでなくリリースをした後のシステム運用や管理等、トータルで請け負うことが多い。ITの知識だけでなく、営業、コンサルティングの要素も含まれる。

インターネット、WEB

インターネット・WEBとは、インターネットを利用したサービスの提供を行っている分野のことを指す。たとえば、普段当たり前のように使っているスマートフォンのアプリ、インターネット通販のための専門システム、LINEやFacebook等のSNSも該当する。

IT業界へ転職することの利点とは?

よく耳にする業界であるIT業界だが、この業界で働く魅力には、どのようなものがあるのだろうか。

業界に活気がある

歴史が浅い分、業界で働いている人の平均年齢が低い傾向にある。つまり若い年齢層が多いため旧弊な決まり等に縛られることなく、リモートワークや副業OK等、効率が良いシステムを積極的に取り入れやすく、風通しが良い企業が多いと言える。

また、年齢層が低いということは、企業のトップをはじめとして上司と年齢が変わらないことも珍しくない。企業内で自分の意見を積極的に出しやすく、通りやすい土壌が作られていると言える。

独立する人が多い

IT業界は、企業で経験を積んだのち、フリーランスとして独立して活躍をするケースも珍しくない。離職をして独立後は勤務していた時の人脈や関係を生かして、仕事を受注して前職と関係を続けるというパターンも多い。

将来、個人事業主として収入を得たい、自分で会社を立ち上げたいと考えている人にIT業界は向いている。

未経験でもチャレンジしやすい

IT業界にはベンチャー企業が多いことからも分かるように、実力や、アイデアを実行に移せる行動力が非常に重視される。勤務するのに年齢や学歴等はそれほど気にせず、学生のうちに起業する人もいる。

また、管理職やトップであっても強い向上心を持っている。企業は自由な社風のところが多いのも強みだ。

 未経験でも転職しやすい職種とは?

IT業界に転職したいと思っているものの、スキルに不安がある、業界未経験という人でも、比較的転職しやすい職種について見てみよう。

プログラマー

プログラマーは、IT業界のどの分野でも基本的に欠かすことができない職種のひとつのため、さまざまな分野で求人がある。

エンジニアが作成した仕様書を元に、プログラミング言語のコーディングを行っていく。

プログラミング言語の知識が必要となるが、未経験可能の求人も多い。プログラミングを独学やスクールで勉強することで、転職の際のアピールポイントとなる。プログラマーとしての経験を積むことで、システムエンジニア等のキャリアパスを得られる。

プログラマーになるための努力は当然必要だが、最近では専門的なことを指導してくれるスクールも増えてきているので、やる気があれば誰でも覚えられることも魅力の一つである。

営業職

IT業界での営業職にも、複数の種類がある。顧客のニーズを充分に把握して、悩みや課題を解決するためのサービスやソフトの提案を行うIT営業や、インターネットやSNSを利用した広告を提案する営業等が挙げられる。

仕事の際には、もちろんITの知識も必要となるが、マーケティング能力や、営業としての経験、資質もかなり重要であるため、未経験でも転職しやすいと言える。

納得のいく転職をしよう

IT業界への転職を前向きに検討している人も多いだろう。IT業界も、さまざまな分野に分かれていて、それぞれ需要が高いのが特徴だ。キャリアアップや独立精神を持っている人も多いので活気がある。

業界そのものは未経験であっても、営業やマーケティング等前職のスキルを活かせる職種もある。業界を研究して、納得のいく転職を行いたい。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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