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転職をする際に欠かせない志望動機の例文は参考になる?

転職をする際は、面接で自分がどれだけ入社したいかを言葉にするので、しっかりと考える必要がある。そして、相手に必ず聞かれるのは志望動機。理由を述べられなければ、その面接は上手くいかない可能性が高い。どのように言えばいいのか分からない人のアドバイスのためにネット上には例文も存在するが、参考になるのだろうか。

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参考にならない場合となる場合がある

結論を述べると参考にもなるし、ならない場合もある。なぜかというと志望動機の例文は全ての職業について記載していないからだ。最近では簡単にインターネットから志望動機の例文を調べられるが、例文をそのまま伝えたとしても面接官にさほど意味はない。むしろそのまま伝えれば、必ず失敗してしまうだろう。

自分が転職をする際に、何かしらの理由があり、現在の職場から新しい職場にいこうと考えたはずだ。なので、志望動機の例文を調べたとしても、自分が言いたいこととは違うことが記載されている可能性が非常に高い。そのため、参考にならないといえる。だが、全く役に立たないかというとそれは違う。ある程度説明の流れを読み取ることができるし、履歴書に志望動機を記載する時には参考になるからだ。

何度も転職をしている人にとっては当たり前のことかもしれないが、初めて転職活動をするという場合には、非常に頼りになる存在といっても過言ではない。全てコピーすることはおすすめできないが、参考にする程度ならば、十分に利用価値はあるといえる。

文の流れや、実際の面接では、どの様なことを言ってはいけないかなど、あらゆるウェブサイトに細かく記載されているので、自分なりに解釈して使用してみることをおすすめする。自分の志望動機を考えて参考にすれば、素晴らしい説明ができるようになる。

調べることはしてもよいが、頼りすぎてしまうと、とんでもない結果になる可能性があるので注意はしておこう。

志望動機のNG例

転職先に自分をアピールする志望動機だが当然NGな書き方がある。何点か紹介をしていこう。

1.御社の○○に共感を受けまして~~
志望動機を書く時にも、面接中にも使いやすい表現だがこれはNG。具体的ではなく、取ってつけたように聞こえるからだ。

共感をすること自体は全く問題は無い。しかし、採用担当者は具体的に何に共感をして、入社後どのようにしていくのか?と突っ込んでくる場合が多くある。転職者はとりあえず共感しておけばマイナスイメージを持たれないと思っているかもしれないが、突っ込みに対して回答できなければ、かなりのマイナス評価を受けることになるので注意しよう。

2.御社だったら学ばせてくれると思い~~
転職希望者の中には、新しい分野に挑戦しようと思い、自分の技能を学ばせてくれる企業を選ぶ人もいるだろう。しかし、「御社だったら学ばせてくれると思い~~」という言い方は、他人任せに聞こえてしまう。

企業が求める人材は、初心者でも自分で学ぼうとする意思を持っている人材だ。そのため、このような言い回しだと、仕事を覚えられなければ会社が悪いと捉えられてしまうかもしれない。転職先で仕事を身につけたいのであれば、「御社で仕事を学ばせていただきたい」などの言い方をしたほうがいいだろう。

3.○○のサービスがよく~~
転職先のサービスや商品が気に入って、新しい職場にしようと考える人もいるだろうが、この表現もNG。消費者目線での言い方になっているからだ。

転職者はこれから、サービスや商品を提供する側の人材になる。そのため、それが気に入ったなどと言ってしまうと、それ以外にはないのか?と相手に捉えられてしまうケースもある。

商品やサービスを志望動機にするのであれば、なぜ気に入ったのかを具体的に説明をすることが重要である。

具体的な例文は業種によって違うため明記できないが、志望動機で多く使われるものを3つ紹介した。これ以外にも多数あるが、大切なことは、企業が仕事を教えてくれるのを待つのではなく、自分から学びにいくという積極性や具体的な理由を述べることである。

仲間を見つけることも重要

転職をするためには、最終的に自分の想いを企業側に伝えなければならないが、何度も失敗をしたり、初めての場合は不安を感じる場合もあるだろう。そのような時は、仲間を見つけて話し合うことも重要だ。

個人で転職活動をするのではなく、セミナーや専門企業を利用していれば、転職活動をしている人間と顔見知りになるだろう。その人とコンタクトをとって悩みを共有すれば、共に勉強していくことも可能だ。無理だと思ってしまうかもしれないが、セミナーに参加している人間は同じ目標に立ち向かっている同士。中には話しかけてくる人もいるだろう。

お互いに志望している企業が同じならばライバルなので交流することは不可能だが、別の職種や業界ならば交流できる機会は十分にある。そしてお互いに練習をしたり、情報を教えあうことも可能である。

また、仲間を見つけることにより精神的な安定にも繋がる。転職活動中は誰もがライバルと思ってしまい、精神的にも非常に負担がかかっている状態でもある。そんな時に相談できる人間がいれば楽になるし、自分が作成した例文を見せあい、改善していくこともできる。

また、仲間の現職を知ることもメリットといえるだろう。自分で決めた業界があるだろうが、お互いに現在の状況を話し合えば、そちらにも興味が湧くかもしれない。仲間を作ることは悪いことではなく、可能ならばどんどん交流をしていこう。

個人で転職活動をしているなら、専用の掲示板を利用して自分で作成した志望動機の例文を掲示板で評価してもらうことも可能だ。逆に他人の例文を見ることは勉強にもなるだろう。上手く利用すれば、自分に何が足りないのかを見極めることができるし、一人ではないということが分かれば気分も楽になる。

転職は自分の力を発揮しなければならないが、一人で立ち向かうものではない。仲間を作ることにより、これまで以上のパフォーマンスを発揮できる可能性は大いにある。

まとめ

転職をする際にネットで志望動機の例文を調べても人によっては参考にならないこともあるが、セミナーや仲間と勉強をすることで大きく成長できる。

大切なことは自分だけで転職をしていると精神的に追い込むことはせずに、みんなに協力してもらっていると考えること。いいパフォーマンスを出すためには、リラックスして臨むことが重要になるので、自分ができそうなことをやってみるといいだろう。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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