転職理由で多いのはどんなこと？転職ランキングについてのご紹介

2024年3月12日

アドバイザーナビ株式会社

転職したい理由は人それぞれである。ポジティブなものもあれば、ネガティブな理由もあるだろう。

いずれにしても、生きている以上仕事をして収入を得ていく必要があるのだから、快適な環境で働き続けられることが一番だと言えるだろう。今回は、どんな理由から転職活動をしているのか。全体的に見た、転職理由の傾向について紹介する。

よくある転職理由とは？

就職してからまだあまり経っていない人の中にも、前向きに転職を考える場合が見られる。もちろん、ある程度勤めてきた人の中にもそんな思いを抱いている人がいる。もっと経験を積んでスキルを磨いていきたいといったポジティブな理由もある。

その反面、現在の仕事や職場環境に抵抗があるため、転職したいと思う人も多いようだ。長時間多くの人間と一緒に過ごす職場の環境は、良いに越したことはない。

しかしあまりにも酷い人間関係にあると、やはり快適に仕事ができる別の場所に行きたいと思うのも頷ける。

また、社会に出てからある程度経っている場合でも転職を考える人がいるが、そのなかには、今後について不安を抱えていることもあるようだ。若い方と同じように、ギスギスした人間関係が嫌で職場を変えたいと思う場合もある。人それぞれ転職理由は異なるので、全体的に転職理由として多く考えられているものを紹介する。

職場の雰囲気に問題がある

多くの人が、職場で長時間過ごすことになる。そのため、職場の雰囲気は誰もが気になるところだろう。気軽に話し合いができたり協力し合えたりできる環境であれば、そこで長く働き続けたいと思えるものだ。

また、相談できる環境であるのも好ましい。しかしながら、これとは反対の嫌な雰囲気が漂う職場は、息が詰まってしまうと思うこともあるのかもしれない。イジメやハラスメントなどがあれば、当然のことながらやる気が損なわれる。社員同士の関係が良くないのも辛いものだ。上司に相談をしても改善される気配がなければ、去ろうと思う気持ちもよく分かる。

評価方法に納得できない

会社によって、評価方法に違いがある。そこで、納得できない結果が続くような場合も、ほかの職場で頑張りたいと思ってしまうのだろう。

スキルを上げたい

これは、どちらかと言えばポジティブな転職理由だと言えるのかもしれない。いろいろな経験を積みながら、自身が目指すところに向かって転職を検討する人もいるようだ。

仕事が思ったようなものでなかった、面白さが感じられない

何でもそうであるが、想像していたことと実際にやってみた際に大きなギャップを感じることがある。仕事内容が自分に合っていないなどの理由から、もっと自分に合った仕事を見つけたいと考える場合もあるようだ。

会社や精神面での転職理由とは？

年齢によっていろいろな理由があるが、日々の仕事が自身のキャパ的に抵抗があったり、自分が納得できるような状況が望めなかったりするなどの理由が多く見られるようだ。

昇進が期待できない

すべての人が昇進を希望しているわけではないが、やはりそこに注目する事が多いのも事実である。今まで長く働いてきた人のなかには、これから先昇進のチャンスがないと考えてしまい転職を検討してしまう人もいるようだ。

この先会社がどうなるのか心配である

業界によっては、この先あまり良い方向に進んでいかないと感じることもあるのかもしれない。特に、自分が担当している業務で実感してしまったら、その考えはより多くなる。

そのため、早めに方向転換をしようと考え転職したいと考える人もいる。

精神的につらい

朝目覚めた時、今日も仕事ができるとワクワクする状況にある人は、やはり幸せだと言える。しかしながら、そうではなくどんよりとした気持ちになってしまう場合もある。

仕事をするうえで精神的につらく感じられたり、同僚や上司との人間関係でメンタルがもたなかったりするなどの理由も、転職を考える要因となるようだ。

肉体的にキツイ

実際に働いてみて、想像以上に体力的に厳しいと感じることもある。夜勤が肉体的に辛かったり、長時間立ちっぱなしできつかったりするなど、人によっては続けることが難しいと思う場合もある。

残業が多いことも職場が嫌になる理由になり得るだろう。また、通勤時間が長く、そこにデメリットを感じることが転職理由になる場合もある。

給与面での転職理由は？

いろいろな転職理由がある中、多く見られたのは給与面についてであった。生活に直結するこの問題は、年齢問わず、また未婚既婚関係なくスルーできない理由のようである。

収入が少ない、安い

最近は、物価高で頭を悩ませている人も少なくないだろう。特別贅沢をしているというわけでもないのに、身近な日用品や食品の価格も高く買い物にも苦労するといった話を耳にすることも少なくない。

20代、30代の人で最も多い転職理由は、収入面に関することのようだ。それでも、未来に収入アップが期待できるのであればまだ希望が持てるのだが、それが難しい場合は積極的に職場を変えようと思うのだろう。

20代、30代の若い方であれば、これから結婚したり子供をもうけたりしたいと考える場合も多いかもしれない。そうすると、それなりの広さがある物件を用意したり学費を考えたりする必要が出てくるだろう。安い賃金のままでは、それが難しい場合もあり、早めに安心できる収入が得られる場所に移りたいと思うのかもしれない。

また、この年代であれば柔軟性も十分あるだろうから、新しい分野で再出発しようと思ってもスムーズに進められやすいと言えそうだ。こういった理由もあって、早めに納得できる職場に変わりたいと思うのだろう。