「転職したいけれど、失敗はしたくない」
「初めての転職、何に気をつけたらよいのだろう」とお考えの20代男性の方。
20代の転職は選択肢が非常に多い。現在と同じ業務であれば経験者として転職できる。
一方で未経験の業種であっても20代前半であれば「第二新卒」として、20代後半であれば「キャリアチェンジ」としての転職が可能だ。
しかし、本当にいまよりいい会社に転職できるのかは不安になるものだ。一生懸命に就職活動をして入社した今の会社にもよいところはある。今の会社を辞めてしまって、後悔することにはならないだろうか。悩みはつきない。
そこで、この記事では20代男性が「こんなはずじゃなかった」「前の会社の方がよかった」と思う残念な転職に共通する4つのポイントを紹介する。このポイントに当てはまっている場合は、よくない転職になる可能性が高い。
まずは、残念な転職に共通するポイントを押さえ、それに対する解決策を認識しておこう。
20代男性が転職 残念な事例に共通する4つのポイント
Point1:仕事を辞めてから転職活動を行ってしまう
「仕事をしていると、面接に行けない」「転職活動をしているところが見つかって、社内でつめられた同僚がいる」などの理由から、現在の仕事を辞めてから転職活動をする人がいる。しかしこれはおすすめしない。
なぜなら、「仕事を辞める→収入がない→どこでもいいから内定を獲りたい」という思考に陥りがちだからだ。これでは、転職そのものが目的になり、企業研究や入社後の働き方がイメージできないうちに転職することになる。入社後に「こんなはずではなかった」と後悔する可能性が極めて高くなるだろう。
タイムマネジメントや、人目を避けるのが大変であっても、転職活動は在職中に行うようにしよう。
Point2:手当たり次第にアプローチをしてしまう
「履歴書を送らないと、面接に進めないから、ひとまず履歴書データを送信する」「よい会社に巡り合えるかは確率論だ。少しでも気になったら採用担当者に連絡をする」
多くの会社にコンタクトをとることは悪いことではない。しかし結果として面接で撃沈する可能性が高まる行動だ。
なぜなら、多くの会社にアプローチしすぎると次のようなことがおこりやすいからだ。
- スケジュール調整がむずかしくなる(無理な予定を組む)
- 志望動機の作りこみが甘くなる
- 企業研究が浅くなる
上記のようなことが重なり、面接で落とされてしまうケースが頻発している。在職中の転職活動は何かと時間的にも体力的にも、負担が大きい。余計なストレスを自分にかけないためにも、手当たり次第に多くの会社にアプローチするのは避けるようにしよう。
Point3:ゴールを「転職」に定めてしまう
転職活動をしていると、ついつい「転職」をゴールに定めてしまう。転職の成功とは主に、次の目的を実感できたときだろう。
- 新しい会社で活躍できること
- 転職によって理想の生活を手に入れること
- 転職によって描いているキャリアプランに近づけること
成功する転職をするためには下の項目にしっかり取り組もう。
- なぜ転職するのかを明確にする
- 自己紹介と、転職理由をつなげる
- 転職理由または自己紹介と、志望動機をつなげる
- 転職希望企業に順位付けをする
- 他の候補者との差別化を考える
「転職=ゴール」になってしまうと、本来の目的を見失いがちだ。やるべきことをきちんと行い、地に足のついた転職活動を行おう。
Point4:一人で転職活動をすすめようとする
自分の人生の節目であるからとはいえ、何でも自分一人でやろうとするのは効率が悪い。在職中の転職活動は楽ではない。業界調査、企業研究、応募書類や面接の準備、スケジュール管理に条件交渉などやらなければいけないことは多い。
転職活動はやることが多い。だからこそ任せられる部分やチェック機能はエージェントなどの力を借りよう。そして自身の貴重なリソースは、転職目的、自己分析、キャリアプラン構築など自分にしか出来ない分野に注力することをおすすめする。
これで解決!転職経験の少ない20代男性は、エージェントを活用しよう
エージェントを活用することで、転職活動は各段に効率的になる。転職エージェントに登録すると、担当のキャリアカウンセラーが決まる。キャリアカウンセラーは、転職活動のアドバイスやサポートをしてくれる。しかも費用は無料だ。エージェントを使うメリットを以下にあげる。
希望条件にあう求人案件を紹介して貰える
実は、求人案件には非公開の情報も多い。責任あるポジションは公募ではなくヘッドハンティングで非公開によって行われる。極秘のうちにプロジェクトを立ち上げたい場合などは非公開である程度まとまった人数を募集することもある。こうした情報を掴んでいるのが転職エージェントだ。
転職エージェントに登録することで、非公開情報も含めて多くの求人から条件にあう案件を紹介してもらえるようになる。
自分の強みが整理できる
キャリアカウンセラーと面談するなかで、自分が整理されるケースはよくあることだ。自分で整理できることも多いが、面談中にカウンセラーのほうから「それは、強力な強みになりますから面談時にしっかりアピールしていきましょう」とアドバイスされることもある。
他者に話すことで思考が整理されるし、他の候補者との差別化ポイントを発見してもらえる。
履歴書・職務経歴書の添削、面接対策をしてくれる
多くの候補者の応募書類を見ているキャリアカウンセラーにとって、履歴書・職務経歴書の添削などはお手のものだ。志望動機の書き方なども相談すれば、アドバイスをしてもらえる。
初めての転職の場合であれば、面接対策も重要だ。想定問答をシミュレートしておけば、本番での緊張を各段減らせる。場合によっては応募企業の面接官の特徴を把握しているケースもある。インターネットや書籍では得られないサービスを受けられる。
条件の確認・交渉をしてくれる
面接の席で福利厚生や、年収について切り出すのはなかなか勇気がいる。転職エージェントがいれば、そうした交渉はすべてエージェントに任せられる。だから、自分は志望動機などの面接対策に注力できる。
さらに詳しく転職エージェントを使うメリットをしりたい人はこちらの記事もご覧いただきたい。
20代男性に、おすすめの転職エージェント
doda
パーソルキャリア株式会社が運営する同サイトは公開求人 169,368件を誇る総合転職サイトだ。対象地域は北海道から沖縄、さらには海外までをカバー。地方の求人もしっかり網羅されている。3つの方法で転職サービスを展開している点が特徴だ。
- エージェントサービス
- スカウトサービス
- パートナーエージェントサービス
エージェント型だけでなく、企業からのスカウトも受け付けたい人には登録しておきたいサイトだ。
マイナビエージェント
2022年11月17日現在、求人総数は55,012件。20代、30代に向けて、転職回数別の転職ポイントがまとめられている点など、若手社会人の転職のサポートに力を入れているサイトだ。
「年収ランキング」や「転職市場レポート」など各種データや、「転職お金完全ガイド」などのノウハウ情報も充実している。「リモートワーク、在宅勤務制度採用企業」「フレックス出勤、時差出勤」「オンライン面接、WEB面接」など、求職者の求めている条件で仕事を抽出できる機能を装備している。使いやすく、有益な情報が多い転職エージェントサイトだ。
- 参考:マイナビエージェント「転職お役立ち情報」(2022年11月調査)
リクルートエージェント
2022年11月17日現在、公開求人304,870件 、非公開求人278,204件 と日本最大級の求人件数を誇るサイトだ。dudaと同じように、求人案件は日本全国および海外まで網羅されている。豊富なのは、求人件数だけではない。
オンラインのイベントやセミナーも頻繁に開催されている。参加者の85%が「非常に満足」もしくは「満足」と回答しているとのことで、好評ぶりが伺える。
定番の転職サイトだ。登録しておいて間違いはない。
- 参考:リクルートエージェント(2022年11月調査)
希望業種が決まっている場合は、特化型エージェントも利用しよう
転職エージェントの中には特定の業種に特化した会社もある。
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