株式会社Innovation IFA Consulting-代表取締役社長 馬場勝寛氏
「いろいろな働き方を選べるIFA会社を目指す」

インタビュー

株式会社Innovation IFA Consulting代表取締役社長 馬場勝寛氏
聞き手:平 行秀(アドバイザーナビ株式会社代表取締役社長)

数多くあるIFA会社のなかでは珍しく、上場企業の資本参加を受けているのが、株式会社Innovation IFA Consultingです。なぜ上場企業の資本参加を受けたのか、多様な雇用形態を用意している理由は何なのか。代表取締役社長の馬場勝寛氏にお話を伺いました。

会社を立ち上げた経緯からお伺いできますか。

馬場大手証券会社を経てIFA会社に入ったのですが、自分が目指していることと方向性が違ったので、それなら自分で立ち上げようと考えて、昨年2月に創業しました。

馬場社長が目指しているIFAとはどういうものなのですか。

馬場いろいろな働き方を自分で選択できる、そんなIFA会社にしようと思いました。今のIFA会社の雇用体系を見ると、正社員だけとか業務委託だけとか、あるいはそれをミックスしたところなどに分かれているのですが、私はさまざまな選択肢があって良いと思うのです。 現状、弊社は3つの雇用形態を用意していますが、来年4月からはさらに2つくらい選択肢を増やすことによって、皆が自分に合った働き方ができるような雇用体系をつくっていきます。今は正社員、業務委託、そしてこれはちょっと複雑なのですが、保険代理店業は正社員雇用をするけれども、金融商品仲介業は業務委託というミックス型の3つです。 加えて来年からは業務委託の報酬率を見直します。今は基本的に手数料の一定割合をお渡ししているのですが、それを高めのインセンティブに在籍料をいただくという雇用体系を加えていきます。

上場企業が資本参加しているIFA会社は珍しいと思います。どういう経緯で資本参加してもらったのですか

馬場株式会社イノベーションは東証マザーズに株式を上場しているマーケティングや営業支援の会社なのですが、資本を入れてもらったきっかけは友人からの紹介です。友人がイノベーションの社長である富田と知り合い、何かのきっかけでIFAについて話をしたところ、IFAはこれから大きく伸びそうだと富田は思ったらしく、IFA会社の経営者に会いたいということになり、友人からの連絡で富田と会ったのが2019年6月の話です。 最初は自分の想いを強く反映させたIFA会社をつくりたいと考えていたので、出資はお断りしていたのですが、いろいろ考えてみると、自分が用意できた資本だけではこじんまりしてしまいますし、働く社員やお客様からすれば、イノベーションという上場企業が資本面でバックアップしてくれているという事実があるだけで、安心感が得られるのではないかと考えました。

なぜIFAになろうと思ったのですか。

馬場IFAという職業が魅力的に感じられたからです。以前、在籍していた証券会社は経営規模が非常に大きく、それだけに大きな仕事も出来たわけですが、いろいろな社員がいるなかで、たとえばコンプライアンスをはじめとする社内ルールが、レベルの低い社員に合わせたものになっていたため、やる気のある人間にとっては身動きがとりにくい環境でしたし、IFAであれば自分が頑張った分だけお客様のためになるサービスを提供できますし、それが最終的に成果へとつながっていきます。何よりも、言い訳のできない環境に身を置いて仕事をしてみたいと思いましたし、これからの時代、一社専属の商品を販売するだけでは、多様化するお客様のニーズに対応できないと考えて、IFAを選びました。

御社の強みは何でしょうか。

馬場やはり働き方を選べることだと思います。あと正社員雇用を全面に打ち出しているIFA会社は少ないと思うのですが、弊社の場合、正社員の道もありますし、正社員であったとしても、個々人の業績を賞与に反映させる報酬体系を取っているので、収入は青天井といっても良いでしょう。それと共に、上場企業の資本が入っているという安心感も強みのひとつだと認識しています。

これから注力していきたい取り組みは何ですか。

馬場デジタル化ですね。金融業界全体としてデジタル化が遅れています。もちろん今後、大手金融機関を中心にして進んでいくとは思うのですが、どうしても歩みが遅い。いろいろなしがらみがあるのだと思いますが、IFAはその辺がフリーなので、独自にデジタル化を進めていけると考えています。

IFAとして独立する前と、実際にIFAとして働いている今とでは、IFAに対するイメージは変わりましたか。

馬場証券会社の時は、なんだかんだ言っても会社の看板で営業しているので、IFAになってそれが外れることに対する不安感はありましたが、お客様に良い提案をしたいという気持ちを強く持つことが出来れば、看板はあまり必要ではないことに気付かされました。

IFAに対してどのような人物像を求めますか。

馬場自分を持っている人ですね。指示待ち型の人には向いていません。IFAの良さに共感して、一緒に業界を大きくしていきたいと考えている人と働いていきたいと考えています。まずはIFAがどういう仕事なのかを、一人でも多くの方に知っていただきたいと思います。

ありがとうございました。

株式会社Innovation IFA Consultingの会社概要

商号
株式会社Innovation IFA Consulting
住所
東京都渋谷区渋谷3-16-3 第1ミネギシビル3階
代表
代表取締役社長 馬場 勝寛
金融商品仲介業者 登録番号
関東財務局(金仲)881号
株式会社Innovation IFA Consulting

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