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転職の筆記試験はどんな問題?SPIとは違う?対策は?

転職をするときに、筆記試験がある企業がある。筆記試験は、どのような問題なのだろうか。SPI試験とは違う一般試験は、問題集なども出版されている。

この記事では転職の筆記試験がどのようなものなのか、SPIとの違いや対策などについて、さまざまな疑問について解説していく。

筆記試験がある企業に転職希望の人は、ぜひ参考にしてほしい。

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目次

転職の筆記試験はどんな内容なのか

転職をするとき、約5割の企業は筆記試験をする。金融系専門職については約42%の企業が筆記試験を行っている。

転職の筆記試験は、90%以上が適正検査を行っている。適正検査には、「性格適正検査」と「能力適正検査」の2種類のタイプがある。企業によっては、この2種類の適性検査を両方行う企業もあるのだ。

金融系職種やITエンジニアなどでは、専門的な能力やスキルを検査する「専門能力試験」などがある。

性格適性検査はどのような内容?

性格適正検査は、この人個人の性格の特徴を把握するために行動や情緒、志向の傾向を調べる検査である。性格適正検査は求人をしている職務や、その企業や実際に働く部署と適合するかの調査を行う。

性格適正検査は、面接だけでは分からないその人の個性と適正を客観的に評価するために実施する企業が多いようだ。

性格適正検査は、その人の学力とは関係がないように思えるだろう。

しかし、適正試験で募集業務や企業と不適合の結果になった際には、不合格となるのだ。業務との適正や企業との相性は、採用した人が働く上で非常に重要視される。どの企業もその社風にマッチしている人材に活躍をして欲しいと望んでいるため、性格適合検査の結果を重視する企業も多数見受けられる。

つまり、高学歴で高いスキルがある人物で合っても、応募企業や業務内容に適正検査の結果が一致していない場合には不採用になる可能性があるのだ。ただし、その企業が不採用であったとしても、その人のスキルや能力がないのではなく、その企業とはマッチしなかったのだと冷静に受け止め、自分に合った企業もあると認識しよう。

能力適性検査はどのような内容?

この適正検査は、文章理解能力、語彙、計算による数的処理能力や論理的なことの推理能力などを評価するための適正検査である。能力適正検査により、どの職務でも一般的に必要とされる能力が、基準値に達しているかどうかを調べる目的で検査が行われる。

能力適性検査は、学力がどの程度か、必要な思考力が身についているかなどを評価される検査であり、基礎学力が問われるのだ。この試験で一定の基準値に達していないと不合格にされる可能性もあり、合格のボーダーラインは、その企業への応募者数によってもまちまちである。人気企業の場合は高得点を取っておかないと、点数が低い応募者は能力適正検査だけで不合格になる可能性がある。

そのため、能力適正検査のために対策をしておくと解答がスムーズにできるので、転職を成功させるために事前に準備をしておこう。

能力適正検査は大まかに国語と算数に分かれる

能力適性検査は言語と非言語の2つに分類される。言語の項目は国語、非言語の項目は計算をする内容で算数と数学の問題により構成される。

しかし、能力適正検査はどちらかというと、その人の思考が論理的であるか、また数学的であるかを評価するために検査するといえるだろう。

金融の専門能力試験はどのような内容?

証券会社などの転職の筆記試験は証券業務など金融全般についての知識を質問する試験が行われる。銀行の場合は、SPI試験とGAB試験が実施される。銀行の業務は単純な計算業務が多いため、ケアレスミスをしないためにもSPI試験を行う銀行は圧倒的に多く、SPI対策は必須である。

近年はGAB試験を導入している銀行も多いことから、転職を希望する場合には早めにGAB対策をしておくことをおすすめする。

転職するときの筆記試験の対策はどのようにするのか

転職で実施される筆記試験は、どこの企業でも問題内容は択一式の試験で、所用時間は約40~1時間程度である。一般的に約60%の正解率をクリアしていれば合格ラインをしている企業が多く見受けられる。

能力試験は、事前に問題集で学習しておくことで筆記試験対策になり、正解率をアップすることができるだろう。

筆記試験の場合は、面接と違い、試験の点数だけで結果を左右されるため、問題集を解いてみて自分が苦手な項目を克服するようにしておくと良いだろう。また、得意な項目は短時間でスラスラ解答できるようにしておくと、苦手な項目部分に時間を費やすことができ、余裕を持って全問解答につなげることができるだろう。

性格適性検査の対策

性格適性検査は、問題120問に「はい」、「いいえ」、「どちらでもない」のいずれかで答える検査である。なるべく普段の自分のままで解答するのがコツだ。何度か似たような質問が出題されるため、解答に矛盾があると「検査に正直に解答していないのではないか?」と不利になるので注意する必要がある。

1列に並んだ1桁の数字をひたすら足し算するクレペリン検査は、処理能力や性格を評価するのが目的である。普段から、1桁の数字を計算して練習しておくと当日もスムーズに行うことができるだろう。

能力検査の対策

能力検査で出題されるのは、言語と非言語に関する問題である。そのため、就職対策の問題集を解いてみるのが一番の対策方法だ。

言語に関する問題は、国語の問題、非言語に関する問題は算数や数学の計算問題がほとんどである。問題は、簡単なものから、よく考えて解答をするものも出題される。出題内容は違っても、一般的に思考力を評価するための問題が出題される。

 詳細 

  • 国語:漢字の読みや書き、四字熟語の穴埋め問題など
  • 社会:出題傾向が多いのは時事問題
  • 英語:単語の意味
  • 数学:「図表の読み取り」「四則演算」「表の空欄推測」など

日本エス・エイチ・エルが出版する「玉手箱」などが有名なので、練習しておくとよいだろう。

専門能力検査の対策はこうしよう

SPIやGABの試験は、多数問題集が出版されているが、ただ闇雲に問題集を購入するより、自分に合ったものを購入することをおすすめする。

特にGABの問題には、特殊な設問も多数あり、慣れていない方にはなかなか点数が伸びにくく、時間をかけて対策することが必要である。なかでも非言語問題については慣れるための時間が必要だろう。GABの非言語問題で一番大切なことは「慣れること」である。

転職の筆記試験は時間をかけて対策を

転職の筆記試験は、就職活動の時に受けたものもあるのではないだろうか。

ほとんどの企業で実施されるのは、性格適正検査と能力適正検査だ。能力適正検査は時間をかけて対策をすれば高得点を取ることが可能である。

SPIやGABも同様に、自分が使いやすい問題集でしっかりと対策して、転職を成功させてほしい。

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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