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IFAの前職は何だった?業務内容や経験を活かしやすい職業

証券会社から独立した立場で資産運用のアドバイスを実施するIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)。日本での資産運用意識の高まりもあり、IFAへの転職を検討する方も増えている。

IFAへの転職を成功させた方は、以前どのような職業・業務を行っていたのだろうか。

今回はIFAへ転職した方の前職に着目し、弊社の独自アンケートの結果に基づき、IFA転職において経験を活かしやすい職業・業務内容についての考察を行った。

目次

IFAの前職|経験を活かしやすい職業とは

アドバイザーナビ株式会社が実施した「IFA業界調査 IFAへの転職のきっかけや、IFAになるための準備期間に関して(2022年4月調査)」によると、IFAの前職として次のような結果が出た。

・証券会社(大手):47%
・証券会社(その他):26%
・保険(保険代理店):10%
・保険(保険会社):4%
・銀行(その他):3%
・税理士:2%
・証券会社(外資):1%
・銀行(メガバンク):1%
・不動産:1%
・その他:5%

もっとも多かった前職は証券系。大手・その他・外資系を合計すると、全体の74%を占めている。ついで保険系の14%、銀行系の4%、その他が8%だった。

IFAの前職の多くが証券系である点は、QUICK資産運用研究所「IFA実態調査(2018年9月)」にて証券会社が42%(保険代理店が12%、税務・会計事務所が10%)という結果からも裏付けられている。

全体的な傾向を見ると、金融商品や保険商品、不動産などの「投資に関係する商品」を取り扱う前職がほぼすべてを占めているのがわかる。今回の調査結果においては、IFAの業務と相性の良い前職の方が、IFAに転職しているといえるだろう。

以下ではさらに、証券系・保険系・銀行系・その他の4つに分け、なぜ前職からIFAへの転職を実施したのかについて考察した。

証券系

証券系の業務には、「資産運用のアドバイスや金融商品の提案」「金融商品売買の仲介業」「金融市場・金融商品についてのリサーチ」がある。

このように、証券系の業務はIFAの業務と非常に似通っており、IFAに転職した後も能力やスキルを活かしやすいのだ。

IFAと証券系の違いを挙げるなら、「会社の方針や業績に左右されるか」「転勤が多いか」などがあるだろう。

「自分の考えで顧客に提案したい」「会社の将来や転勤の多い文化に不安がある」といった方は、中立の立場で顧客と向き合えるIFAを志す傾向が見られる。

保険系

証券系についでIFAへの転職が多い職業は、保険代理店や保険会社などの保険系だった。保険系からIFAに転職する理由として、以下のものが挙げられる。

・キャリアの幅を広げたい
・保険商品を含めたより幅の広い資産運用のアドバイス・提案がしたい

昨今のIFAは、保険商品関係の仲介業を兼業するケースは珍しくない。これには金融商品仲介業1本では収入に不安があるという、IFAの現状も絡んでいる。

また保険業界全体で見ても、保険代理店がIFA業務に参入するケースも増えつつある。資産運用に関心がある層は保険商品にも興味を示すことが多く、非常に親和性があるからと考えられている。

このように保険系からのIFA転職は、想像以上に相性がよい。あくまで予想ではあるが、今後も保険系からIFAへの転職は増加するのではないだろうか。

銀行系

IFAと同じく金融関連の業務を行う銀行系も、IFAの前職として挙げられる。企業融資や金融系のアドバイス経験や、金融業界全般の基礎知識など、IFA業務に活かせる部分が多い。企業経営に関するスキル・知識を活かすことで、銀行系ならではの強みを持つIFAとなるだろう。

また証券会社ほどではないものの、メガバンクや地銀では投資信託などの金融商品を扱うところもある。そうした経験も、IFA転職において武器になっているのではないだろうか。

その他

証券・保険・銀行系以外のIFAの前職および特徴・強みについては、下記の表にまとめた。

IFAの前職特徴・理由
税務・会計系事務所 (士業資格取得者含む)・経理や資金調達関係の経験や知識を活かせる
・士業取得者であれば、税務や会計関係の独占業務ができる、非常に貴重なIFAとなれる
ファイナンシャルプランナー・ライフプラン、保険、金融、税金、不動産、相続分野についての経験・知識を活かせる
・金融関係に特化したIFAよりも総合的な提案ができるIFAとなれる
不動産系・不動産投資や不動産取引関係の経験や知識を活かせる
・不動産関係の仲介による収入を狙えるIFAとなれる
投資顧問業系・金融商品や金融市場に関する知識やアドバイス経験を活かせる
・金融関係により特化したIFAとなれる
コンサルティング系・顧客との対話力や最適なプラン作成力、プレゼン能力、全般的な分析能力などを活かせる
・提案能力に加え、営業能力やマーケティング能力に長けたIFAとなれる

IFAになった経緯・経路は?

アドバイザーナビ株式会社では、「前職からIFAへ転職する経緯・経路」についてのアンケートも行った。結果は次のとおりである。

・IFA法人の代表からの声掛け:25%
・自らHP等での直接申し込み:20%
・IFA法人の従業員からの声掛け:19%
・転職エージェントへの相談:11%
・各証券会社のセミナー参加等:9%
・その他:16%

結果を見ると、まずIFA法人の代表および従業員からの声掛けが44%と約半数を占めることがわかる。従業員の紹介によるリファラル採用や、企業が直接人材へアプローチするダイレクトリクルーティングなどの手法が、IFA転職では珍しくないようだ。

IFAへ転職する際は、IFA関係のグループ加入や個人との人脈を活かす方法も考えられるだろう。

一方で自分から求人等へ応募したり、転職エージェントを活用して企業紹介してもらったりなどの、王道の転職活動でIFAとなった方も30%を占めている。

2022年現在の業界動向から推測するに、企業の求人募集やIFA特化の転職サービスの数は増えることが予想される。一般的な転職活動でIFA転職を決める方も増加するのではないだろうか。

また、IFAへの転職ルートには「IFAへの転職希望者向けのセミナー等参加」がある。弊社アドバイザーナビ株式会社でも、IFAへの希望者転職者向けに、業界動向や働き方、IFA法人の種類などを解説するセミナーを開催中だ。人脈作りやスカウトを狙う方は、ぜひ活用してほしい。

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前職の業務内容

IFAの前職で実施していた業務内容についてのアンケートも実施した。IFA前職の業務内容は次の通りである。

・資産運用アドバイス業務:75%
・コンサルティング業務:10%
・投資銀行業務:3%
・その他:12%

やはりというべきか、資産運用アドバイス業務が75%と4分の3という圧倒的な割合を占めていた。IFAの業務に直接活かせるスキル・経験を持つ方は、IFAへの転職を検討することが多いようだ。

また、顧客へのアドバイス・提案や市場その他データ分析などを行うコンサルティング業務や、金融商品を取り扱う投資銀行業務など、IFA業務に寄与する業務を行っている方も多かった。

逆に、職種・業務未経験の状態からIFA転職した方は、今回のアンケート調査では少数派である。IFAは専門知識を問われる業務かつ、自分で顧客を開拓する能力も必要になるからだと予想される。

また、IFAの業務である金融商品の勧誘や案内に携わるには、日本証券業協会の「証券外務員資格」が必須となる点も、未経験転職が少ない要因となっているのではないだろうか。

しかし、未経験からの転職の道が閉ざされているわけではない、求人によっては、完全未経験歓迎の募集も存在する。まずは証券外務員資格および金融関係の資格を取得しつつ、IFA求人への応募やIFA法人関係者との人脈作りなどを目指すのも1つの方法と言える。

おわりに

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IFAになる際に、基本的にはどこかの法人に所属する形を取ることになる。
しかし、全国には約650社ものIFA法人があり、情報を取ることや比較することが難しい。

また、

「どのぐらい収益があれば生活が安定するのか?」

「皆どのようなビジネスをしているのか?」

等、IFAになること自体に対する不安の声も多い。
IFAへの転職に悩んでいる方は、ぜひIFA特化型の転職エージェント「アドバイザーナビ」に相談してみて欲しい。
外資系プライベートバンカー、大手・中堅証券会社のリテール、銀行の資産運用担当者(FA・FP)の方まで多数の支援実績があり、業界のことを非常に熟知している。
また、弊社のメンバーは大手証券出身者であるため実務に関しても非常に詳しい。まずは情報収集をしたいといったカジュアルな形からでも無料で面談ができるので、お気軽に相談してみてほしい。

最近は異動時期や賞与の時期が近いということもあり、毎日多くのご相談をいただいている。
現在、弊社代表も現場に出て転職エージェントとして面談をしているが、面談予約枠に限りがあるので早めの申し込みをおすすめする。

面談のお申し込みは下記フォームからお申し込みを。


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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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