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証券会社からIFAへの転職とは?証券会社との違いやデメリットなど

金融商品に特化したアドバイザーとして注目されているIFA。IFAの登録者数は近年増加傾向にあり、中でも証券会社から転職する例が多い。今回は証券会社とIFAの業務の違いやIFAとして働く上でのデメリットなどについて紹介していく。

目次

証券会社との違い

IFAと証券会社の違いは大きく分けて3つある。

一つは生涯担当制であることだ。

証券会社では顧客の担当者は数年経過すると交代される。これは国内の企業にある転勤制度やゼネラリスト志向が大きく関係しており、社員のキャリア形成の一環により数年で新しい担当者に交代することになっている。

今までの担当者と資産運用の方針で違いが生じた場合は担当の交代は都合がいいが、新しい担当者と必ずしも意見が一致するとは限らない。

資産形成をするためには特定の金融商品を長く保有することが求められているため、長期的な視点を持っておくことが必要である。そのため、資産形成についてアドバイスできる立場である人間も長きに渡って顧客と向き合えることが重要となってくる。

しかし、IFAには転勤や異動は原則存在しない。

そのためいつでも資産運用に関するアドバイスを依頼することができ、言わば金融のかかりつけ医のような役割を果たす。

例えば定年に近い顧客から相談を受けた場合は、退職してからの生活に余裕を持たせるために資産寿命を延ばすプランニングを行う。また子どもや孫がいる場合には、資産継承に関するアドバイスも行ってくれる。

IFAは生涯担当制だからこそ、数十年単位での資産の運用方針やそれに応じた金融商品選びをサポートすることができる。

二つ目の違いはあくまでも仲介業がメインということだ。

証券会社の営業では金融商品を顧客に直接販売することをメインとしている。

その一方でIFAは商品を直接販売せず、取引の仲介をする役割を担う。顧客からのニーズを聞いて、それに合った金融商品を探し出して提案することができる。特定の商品を販売しなければならない証券会社とは異なり、IFAは顧客の立場に立って本当に必要な商品だけを勧められる。

証券会社の営業担当者であれば不特定多数の顧客を相手にしなければならないことから、一人の顧客に対して向き合う時間を取るのは難しい。

IFAであれば生涯担当制であるため、じっくりと長く顧客とつきあいながら、最適な金融商品選びをサポートすることができる。

三つ目の違いはお金にまつわる内容全般をアドバイスできることだ。

IFAは文字通り「独立系ファイナンシャルアドバイザー」であるため、株式や債券等に限らず保険や不動産、相続のことについてもアドバイスを受けることがある。そのため、証券会社の営業とは異なり、コンサルティング的な要素が求められる。独立系であり、IFA個人としての付加価値を高めていくためには専門性を広げていく必要がある。

独立系と言われる理由

IFAが独立系と言われている所以は、証券会社から独立していることにある。金融商品仲介業者として登録を受けており、特定の金融機関に所属することなく活動を行っている。

金融商品の仲介を行うにあたっては証券会社ないし金融商品販売業者と業務委託契約を締結する必要があるものの、販売方法に関して指示されることはない。そのため、営業方針については完全に自己の裁量で決定することができる。

通常、株式や債券を販売するとなると、会社の方針に従って特定の商品を進めなければならない。

これに対してIFAであれば本当に顧客にとって最適な金融商品を忖度することなく販売することができる。

またIFAの働き方は原則としてフリーランスとなる。業務委託契約以外にも、IFA法人に所属して活動するという形を取もあるが、フリーランスと雇用の中間的な契約を結ぶことができる。

たとえ法人に所属していたとしても、活動法人や仕事の進め方については個人の裁量に委ねられる。組織に束縛されずに本当に顧客にとって必要な金融サービスを提供したい場合は、独立系であるIFAは最良の転職先となるだろう。

IFAのデメリット

個人の裁量で働けるなどのメリットがある一方で、IFAに転職するデメリットも存在する。

一つは収入が不安定になりやすいことだ。

業務委託契約で働く場合は固定給与がないため、特定の顧客を獲得しなければ収入はない。

また企業に雇用されていれば健康保険や厚生年金などがあるものの、フリーランスとして活動すると福利厚生面が手薄になりやすい。証券会社に所属している場合は与えられた仕事をこなすだけで一定の収入は約束されるが、IFAであれば個人が能動的に動いて顧客を獲得していかなければ収入を確保できない。

二つ目は世間の認知度が低いことだ。

IFAはFPと比べて登録者数が少なく、アメリカやヨーロッパと比べてあまり一般的ではない。

そのためIFAとして活動を行う際には顧客に対して業務の説明をしなければならない。

さらに法人に所属していてもIFAの企業名の認知度が高くないことから、証券会社とは異なり、ブランドを活かした営業を行うことはできない。顧客に対して信頼を得るためには、コミュニケーションスキルを磨き、ニーズに合わせた商品選びを納得のいくかたちで提案することが必要である。

三つ目は市場情報を自分で調べなければならないことだ。

証券会社では専属のアナリストやストラテジストがいるため、営業担当者自身が市場に関してリサーチを行う必要はない。

それに対してIFAの場合は自身で相場の情報を調べ、分析していくことが求められる。最近ではインターネット上でアナリストによる市場分析レポートを取得できるようにはなったものの、より詳細な情報については個人で調べなければならない。

証券会社に所属している時は分業が成り立っていたことにより、市場についての知識はそれほど求められないが、IFAとして独立する場合は主体的に情報を集め、必要に応じて知識を吸収していく必要がある。

まとめ

IFAは証券会社の方針に縛られず自己の裁量に合わせて働くことができる。

また生涯担当制であり、アドバイスできる範囲も広がるので、仕事としてのやりがいも大きい。

ただIFAになると今まで以上に能動的な働き方が求められるので、メリット・デメリットを踏まえて転職を検討することをおすすめする。

おわりに

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しかし、全国には約650社ものIFA法人があり、情報を取ることや比較することが難しい。

また、

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この記事を書いた人

IFA転職を運営し、IFA専門転職支援サービスを展開。創業から100名以上のIFAへの転職を支援。また、アドバイザーナビ経由でのIFAになった方の転職者のコミュニティ「Club IFA」も運営しており、IFA業界の転職市場に精通している。

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